ITエンジニアのつらいこと・大変なこと・苦労

ITエンジニアのつらいこと・大変なこと

納期厳守

ITエンジニアにとってつらいことの一つが、納期に追われる厳しさです。

もともとスケジュールが組まれていても、開発工程でのトラブルや遅延などにより、計画が変わることはしばしばあります。

しかし、最終的な納期はずらすことができない場合も多いため、ITエンジニアは、なんとか納期を守るために、残業や休日出勤をして対応しなくてはならない場合があります。

仕様変更が起こる

ITエンジニアの間で嫌われることの一つが仕様変更です。

仕様変更が起こると、それまで進んでいた作業がやり直しになったり、変更部分を探すための余計な作業が発生するからです。

仕様変更が起こる理由はさまざまですが、お客さまの意向が急に変わり、それを反映するために大幅に内容を変えなくてはならないことがあります。

しかしながら、「予算や納期はもとのまま」という場合も多く、負担はすべて現場のエンジニアたちにのしかかってしまいがちです。

仕様変更が生じないよう努力はしても、顧客先との力関係によっては要望が通らないことも少なくありません。

こういった出来事が起きると、ITエンジニアはストレスを感じてしまいます。

周囲に仕事が理解されにくい

ITエンジニアに対して、周囲からの理解が足りないことをつらく感じる人も多いです。

システムは少しでも間違いがあれば予定通り動かないものですが、仕様変更や追加機能について「簡単にできるでしょ」と、さまざまな要求を突き付けられることもあります。

煩雑な書類作成や各種テストなどの工程も、ITへの理解が浅い人からは、ムダなことに時間をかけていると考えられてしまうことがあります。

あまりに周りの人からの理解が得られない職場だと、仕事にやりがいを感じられなくなるかもしれません。

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ITエンジニアの悩み

目・肩・腰への負担

ITエンジニアは、目や肩、腰を痛める人が多いです。

決して肉体労働ではないものの、長時間机に座ってパソコンに向かって作業をするため、身体への負担はそれなりに大きいです。

また、小さな文字が並ぶ書類やプログラムのコードをチェックすることも多いため、視力低下に悩まされる人もいます。

継続的な勉強に苦労

ITエンジニアは、常に最新の技術を勉強する必要があります。

お客さまのニーズに応えることはもちろん、技術の移り変わりが激しいITの世界では、自分が得意としている技術がいずれ陳腐化し、使われなくなる可能性もあります。

第一線で活躍し続けるためにも、常に新しい技術を学び、現場で活用することは、ITエンジニアとして生きていく以上は不可欠です。

しかし、日常業務をこなしながらの学習は考えている以上に大変ですし、家庭や健康面の事情で難しくなることも多いです。

ITエンジニアを辞める理由で多いものは?

新しい分野に挑戦したい

ITエンジニアを辞める人のなかには、「新しい分野の仕事に挑戦したい」という人が少なくありません。

というのも、勤務する企業や部署によってエンジニアとして担当する業務の範囲は限定されることが多く、希望する分野の仕事に挑戦できない場合があるからです。

ニーズが減っている技術の担当だと次第に案件も少なくなり、エンジニアとして活躍しづらくなる可能性があるため、早め早めに他分野に積極的に挑戦する人が多いです。

ITエンジニアの需要は大きいため、いったん退職しても、その技術や経験を生かして別の環境であらためて働くことは十分に可能です。

キャリアを考えたい

今後の自分の人生、キャリアを考えたいという理由で退職する人もいます。

ITエンジニアは目先の仕事が忙しく、なかなか先のことを考えることができない場合があります。

働きながらでは必要なスキルアップの方向性がつかめないという場合、仕事や将来について見つめなおす時間を得るために退職し、少し時間を置いて再就職を検討する人も多いです。