ITコンサルタントの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

ITコンサルタントを目指すきっかけで多いものは?

ITコンサルタントを目指すきっかけとして多いものの1つに、企業の課題解決に貢献したいという動機があげられます。

経営がうまくいかない企業に対して、自分が提案した内容がきっかけで経営が改善したという成果をもたらすことは、ITコンサルタントならではの醍醐味といえるでしょう。

あるいは提案により新規事業が大ヒットしたということも、得られる喜びの1つとなります。

このように社会的意義はもちろん、ある意味では社会そのものを動かす大きな仕事ともなりえることは、ITコンサルタントを目指す主なきっかけです。

そのぶんITコンサルタントは大変な仕事ですが、顧客の喜びはなにものにも代えがたいものです。

ITコンサルタントの志望動機の考え方

ITコンサルタントの仕事には、以下の特徴があります。

・解決に必要な情報を、顧客企業からヒアリングする能力は欠かせない
・解決が困難な課題でも決してあきらめず、創意工夫をこらすことが求められる
・ITを使った解決方法を提案する立場であるため、高いITスキルが必須
・法令を遵守し、倫理観をもって仕事に臨む姿勢が必要
・激務となりやすいため、体力も求められる

したがって志望動機をつくる際には、上記にあげた特徴を踏まえて考える必要があります。

また求められるITコンサルタントの資質は企業により大きく異なり、なかには体育会系の企業もあります。

そのため企業研究も十分に行い、応募先企業の特徴をつかんでおきましょう。

ITコンサルタントの志望動機の例文

志望動機例文1(新卒でITコンサルタント企業に応募する場合)

「私は大学において、商店街と共同でイベントを行うプロジェクトに参加し、情報の伝達方法をメーリングリストからLINEグループに変更する実績を得ました。

この変更には商店街担当者との対話を何度となく繰り返し、丁寧に説明することで成功にこぎつけたものです。

この過程で世の中には非効率な業務がたくさんあることを知り、私の手で多くの企業の業務を改善し、業績をアップさせたいと思い応募しました。

御社を希望した理由は、「できないことははっきり企業に伝え、できることに注力する」社風が私に合っていると思ったためです。」

志望動機例文2(新卒で、SI企業のITコンサルタント職に応募する場合)

「私は将来ITコンサルタントとして、顧客の課題を解決する仕事に就きたいと考えています。

そのルートとしては、直接ITコンサルタント会社に入社する方法も考えました。

しかしよい課題解決方法を考えるためには、先にプロジェクトに入り現場での経験を積むことが欠かせないと思っています。

そのため幅広い開発部門も持つ御社に入社し、経験を積みたく応募いたしました。

入社がかないました際には、IT全般に関するスキルを高め、コンサルタント職を目指したいと考えております。」

志望動機例文3(SEからITコンサルタント企業に転職する場合)

「私は業務SEとして5年間従事したなかで、「せっかく要件通りにシステムを組み上げたにもかかわらず、お客さまにご満足いただけない」という場面を数多く見てきました。

これを解決するためには、顧客企業のなかでシステムをどう使うべきかというところから解決が必要と考えています。

そのためにはITコンサルタントになり、顧客企業に対して真の満足を提供したいと考え、応募いたしました。

入社しました際にはより上流の立場から見渡し、顧客にご満足頂ける解決方法を提案できるよう、精いっぱい努める覚悟です。」

ITコンサルタントの面接で聞かれること・注意点

ITコンサルタントの面接において質問される内容には、他の職種と共通するものが少なくありません。

一例として自己PRや志望動機、長所と短所、大学生の場合は研究テーマなどがあげられます。

一方でITコンサルタントに求められる資質を確認する目的で、以下のような質問がされる可能性があります。

・あなたが挫折した経験を教えてください。
・困難な状況に陥ったとき、どのような解決したか、あなたが経験した事例を教えてください。
・体力がないと務まらない仕事ですが、問題ありませんか?
・SE以上のITスキルが求められますが、この点は問題ありませんか?

このため大学生のうちから課題に対して問題意識を持ち、積極的に取り組む姿勢が求められます。

ITコンサルタントの自己PRのポイント

ITコンサルタントになりたい方は、自己PRに以下の内容を取り入れるとよいでしょう。

・ゼロベースで課題を解決した、あるいは企画を立てて実行した経験
・学生で起業した方は、成果と反省点
・自分自身の将来像(どんなITコンサルタントになりたいか)
・IT技術について学んだこと(資格を持っている場合は、あわせてアピールする)
・大学での研究テーマ

とりわけ一番上の経験は、コンサルタントに必須の「仮説検証」スキルを実行したことをアピールする点で重要です。

過去の経験をしっかり棚卸しした上で、自己PRの内容を決めましょう。

もちろん自己PRの内容は応募先にあわせて、変える工夫も必要です。

ITコンサルタントの履歴書で気をつけるべきことは?

ITコンサルタントに応募する際には、履歴書の書き方も工夫が必要です。

ここまで解説した通り、ITコンサルタントは自主的に動くことと、最後までやり抜く力が求められます。

従って履歴書の志望動機や自己PR欄には、このことをアピールした書き方が必要です。

加えて会社ごとに求められる人材も異なりますから、事前に行った会社研究の成果をもとに、会社に合わせた書き方も求められます。

もちろん、誤字・脱字がないように工夫すべきことは言うまでもありません。