ITコンサルタントの需要・現状と将来性

ITコンサルタントの現状

ITコンサルタントは比較的新しい職種ですが、企業経営において重要な役割を担う職種です。

その理由は、以下の2点に分けられます。

・ITの活用が企業経営に不可欠
・社会構造が多様化かつ複雑化したことで、企業の課題解決にもITが求められる

そのため、ITコンサルタントの重要性は高いです。

また給与が高いこともあり、一般の方からは一目置かれる存在にもなっています。

一方でITコンサルタントは残業時間が長く、ときに土日返上で働く場合も少なくありません。

従って離職率も高く、企業によっては年間の離職率が3割にのぼる場合もあります。

加えて多くのコンサル企業では体力が求められることもあり、ほとんどの方が50歳になる前に離職することも多いです。

ITコンサルタントの需要

ITコンサルタントを求める企業は、主にITに関わる多種多様なサービスを提供する「SIer」と、コンサルティング企業の2つに分けられます。

SIerでは、顧客の課題を解決する「ソリューション」が重要なキーワードとなっています。

経営課題を解決する職種であるITコンサルタントはこの役割にうってつけであり、その需要も高いです。

一方でコンサルティング企業でも、近年ではITを使った課題解決が主流です。

そのためITコンサルタントは、企業の課題解決において不可欠な役割といえるため、企業のニーズも高いです。

そのぶん応募者に求められる能力も高いため、需要があるからといって簡単に就職できるとは限らないことには注意が必要です。

ITコンサルタントの将来性

最新の技術を勉強し続け、提案に活用できるITコンサルタントには、大きな将来性があるといえます。

ITを活用したサービスにはクラウドやAI、IoT、デジタルトランスフォーメーションなど、多種多様です。

したがって、経営に役立てるかどうか検討する目的で、上記にあげたサービスをすべて自前で調査することは現実的な方法といえません。

そのため課題解決の方法を提案する専門職として、ITコンサルタントの将来性は高いといえます。

一方でコンサルティング企業の規模はさまざまであり、また企業どうしの合併も行なわれています。

なかには独立する方もいるため、日々勉強を続けていないとあっという間に仕事を失う可能性もないとはいえません。

ITコンサルタントの今後の活躍の場

ITコンサルタントを求める企業は、SIerやコンサルタント企業以外にも広がりをみせています。

企業のなかには経営課題の解決のために、ITコンサルタントを自前で雇用する企業もあらわれています。

これらの企業は、コンサルティング企業を離職した方にとって有望な再就職先の1つにあげられます。

一方でグローバル化が進む時代、競争相手は国内企業だけではありません。

そもそもコンサルティング業界のなかには、海外から進出した企業もあるくらいです。

そのため、国内で得たノウハウを海外で活用する企業も出てくると考えられますから、企業によっては海外への転勤もあり得るでしょう。