ITコンサルタントの勤務時間・休日

ITコンサルタントの勤務体系

ITコンサルタントの特徴として、会社によっては「専門業務型裁量労働制」が適用される場合があることがあげられます。

通常の会社では年俸制も含めて、残業があった場合は残業代を支払わなければなりません。

一方で「専門業務型裁量労働制」が適用される場合、残業をしても残業代が支給されないことは合法であり、かつ勤務時間も指定されないことが原則です。

「どれだけ長く働いたか」ではなく、「どれだけ業績に貢献したか」により給与が支払われるわけですから、ITコンサルタントに適用しうる勤務体系といえるでしょう。

ITコンサルタントの勤務時間

ITコンサルタントは、顧客企業との面談が中心の業務です。

そのため勤務時間は、企業とのアポイントが取りやすい平日に重点が置かれます。

おおむね、午前9時から午後6時という時間帯が基本となるでしょう。

もっともITコンサルタントは、顧客に提出する資料作りも仕事の1つです。

このため夜遅くまで書類作成に追われる場合や、休日出勤を余儀なくされるケースも少なくありません。

ITコンサルタントの残業時間

ITコンサルタントの残業は多いです。

パーソルキャリア株式会社が2018年10月2日に公表した「15,000人の残業時間ランキング」によると、ITコンサルタントに関する1ヶ月当たりの残業時間は、以下の通りとなっています。

・ビジネスコンサルタント:40.5時間
・コンサルティングファーム(営業職):34.7時間
・ITコンサルタント(インフラ):33.2時間

おおむね月平均で35~40時間という数字となりますが、残業時間は時期により、また企業により異なることを忘れてはいけません。

ITコンサルタントはプロジェクトと残業時間が連動しやすい職種であり、繁忙期には残業時間が70~80時間程度に達する場合もあります。

また激務度も企業により差があり、なかには恒常的に残業時間が60時間を超える企業もあります。

各企業の残業時間は口コミサイトなどで確認できますが、各サイトごとの差も大きいため、複数のサイトを調べることをおすすめします。

ITコンサルタントの休日

ITコンサルタント会社は、土日祝日を休業日とする場合が多いです。

しかし残業の項目で説明した通り、ITコンサルタントは休日出勤が必要となることも少なくありません。

従って土日も必ず休めるとは限らない一方で、企業によってはプロジェクトの合間で長期休暇を取得できる場合もあります。

また企業によっては、以下に示す休暇制度を用意している場合もあります。

・夏季休暇
・リフレッシュ休暇
・ボランティア休暇
・育児休暇
・介護休暇

これらの休暇をうまく活用すると、オンとオフを両立しながら働き続けることも可能です。

ITコンサルタントは忙しい?激務?

ここまで解説した通り、ITコンサルタントは激務となりがちな仕事です。

もっとも1年を通して激務とは限らず、業務の閑散期は定時で帰宅できる場合もあります。

一方で業務の繁忙期は平日は深夜まで、土日祝日も返上で仕事というケースも珍しいものではありません。

この繁忙期は担当するプロジェクトによるため、1年を通して忙しい時期が一定とは限りません。

加えて勤務時間中は常に頭をフル回転させなければならないことも、激務に拍車をかけるものとなります。

従ってITコンサルタントになりたい方は、あらかじめこの点をよく考えた上で、自分に合うか確かめてから応募することが必要です。

ITコンサルタントの休日の過ごし方

ITコンサルタントは、なかなか取りたい時期に休日を取れないことも少なくありません。

会社によってはまとまった休日を取ることもできるタイミングがあるため、旅行に出る方も多いです。

一方で通常の土日の過ごし方は人それぞれで、家族のために使う方、ゆっくり過ごす方などさまざまです。

また会社によってはクラブ活動も盛んなため、この活動を通してリフレッシュすることも可能です。

但しITコンサルタントはさまざまな技術、およびビジネスに精通しておくことが必要です。

このため休日でも時間を設けて、自主的に勉強をすることが欠かせません。