ITコンサルタントに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

ITコンサルタントに向いている性格・適性

ITコンサルタントに向く性格には、以下のようなものがあげられます。

・わからないこと、新しいことを積極的に知ろうとする好奇心を持つ
・顧客の話にじっくり耳を傾ける性格
・好き嫌いで判断せず、正しいことを行う
・困難に対しても最善の方法を考え抜く

ITコンサルタントはITと経営を組み合わせて、企業経営を左右する判断を求められる場合が多いです。

そのため、最新かつ正しい情報をもとに判断しなければなりません。

常に新しい情報に関心を持ち、わからないことを知ろうとする探求心が求められます。

また、ITコンサルタントは、企業の課題解決が主な仕事です。

何が問題なのか、どう解決したいのかという顧客の声に耳を傾けることは欠かせません。

後半の2つの性格は、企業の課題を解決し、正しい方向へ導くために重要な性格です。

ITコンサルタントは私情を挟まず、企業経営を成功させることに力を注がなければなりません。

そのためには好き嫌いは関係なく、また正しい判断の邪魔になります。

加えて企業の課題解決にはしばしば困難を伴いますが、あきらめずに最善の方法を考え抜く性格を持つ方が向いています。

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ITコンサルタントに必要なスキル・能力

ITコンサルタントに必要なスキルや能力は、以下の通りです。

・ITや経営に関する高いスキル
・論理的思考力
・本質をつかみ、簡潔に説明する能力
・言うべきことをはっきり言える胆力
・体力

ITコンサルタントはその仕事の性質上、経営者と対面することも多くなります。

そのためITと経営に関する高度な判断が求められますから、高いスキルを備えた上で論理的に考え、経営がうまくいくようにアドバイスをしなければなりません。

また経営者は多忙な場合も多いですから、説明する際には本質をとらえた上で、ポイントを端的かつ簡潔に説明する能力も求められます。

加えて経営者は、押しの強い方も多いです。

場合によっては「俺の都合のよいようにまわりの状況を変えたいのだが、どうにかならないのか」といった、わがままな要求をされる場合もあります。

これらの方に納得いくよう説明するためには、経営者だからといって恐れることなく、言うべきことをはっきり言える胆力が求められます。

なおITコンサルタントは激務となることも多いため、体力も必要です。

ITコンサルタントに向いていないのはどんな人?

ITコンサルタントに向いていない人には、大きく2つのタイプがあげられます。

1つは、最新の技術やビジネスの動向に関心を持たない人です。

ITコンサルタントの仕事では、ビジネスを成功に導くアドバイスができないといけません。

このため、ビジネスに関する動向を知っておくことは欠かせません。

またITコンサルタントにはITに関するアドバイスも求められますから、最新の技術動向や導入事例についても知っておく必要があるでしょう。

これらのことを知らないと、顧客から「あなたはうちに何しに来たんですか」と言われかねません。

もう1つは、大変なことから逃げる人です。

そもそも経営者は、自社で解決できないほどの難しい課題があるから、ITコンサルタントに解決を依頼するわけです。

そのため依頼される仕事は、どれも簡単に解決できないものばかりであり、大変な案件です。

ここから逃げてしまうのでは、あなたに依頼する意味がありません。

従ってITコンサルタントとして仕事をし続けるためには、困難から逃げない心構えが求められます。