独学でインフラエンジニアになれる? 必要な勉強は?

インフラエンジニアを独学で目指す人はいる?

インフラエンジニアは特別な学歴や資格を求められる職業ではないため、独学でも目指すことができます。

たとえば、高卒者や、文系の大学卒だとしても問題はありません。

ただし、ITインフラを任される技術者になるためには、しっかりとした知識の土台に加え、実際の現場経験が欠かせません。

そのため、独学でIT系の資格取得などを目指して学習するとともに、実際に機器に触れてインフラを構築することが必要です。

扱うIT知識は範囲が広いため、未経験者は毎日2~3時間勉強するとしても、3~4年はしっかり勉強しないと業務上必要な知識が身につきません。

独学の場合、一足飛びにインフラエンジニアを目指す人は少なく、他のIT系職種を経てステップアップするのが一般的です。

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インフラエンジニアになるために必要な勉強

インフラエンジニアになるためには、通信やプログラムの仕組みといった情報通信技術の基礎をしっかり身につけ、ネットワーク、ハードウェア、ミドルウェアについて理解を深めることが必要です。

プロとして活躍するためには、ただインフラが動けばいいのではなく、効率的で企業のニーズに合ったインフラの設計ができなければならず、求められるレベルも高いです。

まずはIT全般を学べる「基本情報技術者」などの資格取得を目指して学び、各技術に特化した「CCNA」や「LinuC」「オラクルマスター」などの資格取得を目指しましょう。

また、クラウドを使ったインフラ構築が多くなっているため、これからインフラエンジニアを目指す人はAWSやAzure、GCPなどのクラウドの学習が必須です。

独学のメリット・デメリット

独学でインフラエンジニアを目指すメリットは、学習計画を自分で立てることができることです。

学習すべき範囲が広い分、すでに十分理解している項目はスキップし、他分野の学習にあてることが可能です。

また、学習期間や、日々の学習時間なども自分の都合で決められるため、他の仕事で働きながらインフラエンジニアを目指すことも十分可能です。

デメリットとしては、独学ではITインフラに直に触れる機会が限られることや、求められる学習量が多いために挫折しやすいことが挙げられます。

また、インフラ構築は技術的な信頼が重要であるため、知識だけでは信頼を得られず、採用や案件獲得につながらないことに注意が必要です。

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独学でインフラエンジニアになるには?

独学でインフラエンジニアを目指すなら、まずはネットワークエンジニアサーバーエンジニアなど、ITインフラの一分野を担う職種を目指しましょう。

ネットワークやサーバーなど個別の分野をまず徹底的に学び、現場経験も積みながら徐々に知識の裾野を広げていくのが最も確実なステップアップ方法です。

そのために、まずは「CCENT」や「CompTIA」、「基本情報技術者」などの初級の資格学習を徹底的に行いつつ、業界研究をして就職活動を行うとよいでしょう。

学習項目が整理された資格学習は独学でも効率的に学ぶことが可能です。

書籍やインターネット上の学習サイトなども多く、独学でも教材には困らないでしょう。