介護職員初任者研修を取得するにはどんな学校やスクールに行けばいい?

介護職員初任者研修を取得するには

ホームヘルパー」という仕事そのものには国家資格がなく、資格を持たなくても訪問介護事業所(ヘルパーステーション)などの場所でスタッフとして働くことは可能です。

しかし在宅介護で要介護者の身体に直接触れる「身体介護」を行うには、「介護職員初任者研修」という資格を取得しておく必要があります。

介護職員初任者研修は、介護職の資格のなかで最も入門的な位置づけとされており、ホームヘルパーを志望する人の多くが、まずこの資格取得を目指しています。

また介護職員初任者研修は、各都道府県が指定した養成機関(学校・スクール)で厚生労働省が定めるカリキュラムを修了することで取得が可能です。

ホームヘルパーになるには? どんな資格が必要?

公的機関を利用し取得する

全国のハローワークでは、求職者を対象に介護職員初任者研修が行われ、これを利用すると講座の費用や交通費を国が負担してくれるため、無料で資格を取得することができます。

失業手当がある人は「公共職業訓練」、失業手当がない人は「求職者支援訓練」が利用できますが、誰もが受講できるわけではなく、求職中であることを含めいくつかの条件があります。

また無料で受講できることや直接転職に結びつくことから人気が高く、受講者を選考するために試験を行ったり民間のものと比べると受講期間が長かったりなどのデメリットもあります。

民間の学校・スクールで取得する

民間の学校・スクールを利用して取得する方法もあります。

福祉系の大学や専門学校の中には在学中に資格を取得できるようカリキュラムを組んでいるところも多くあり、ホームヘルパーだけでなく介護福祉分野を本格的に学びたいという人は、こうした道に進学するのがよいでしょう。

介護職員初任者研修の受講だけであれば、民間の学校・スクールが多く開講しており、いつからでも受講することができます。

特定の曜日のみ通学するコースや、午前のみ・午後のみなど特定の時間だけのコース、土日のコースなどもあるので、学校に通ったり、仕事をしたり、育児や介護をしながらなど、ライフスタイルに合わせて資格を取得することができます。

学校やスクール選びのポイント

介護職員初任者研修は、ホームヘルパーを目指す人の多くが受講することもあり、多くの公的機関や民間企業が実施しています。

どの学校やスクールで学ぶとしても、カリキュラムは講義と実習をあわせて130時間で、修了すれば資格の取得は可能です。

学校選びのポイントとしては、資格取得までにかかる時間が挙げられます。

公的機関の場合は3カ月ほどとする場合が多いのですが、民間の学校・スクールでは最短で1ヵ月程度での取得が可能です。

また通学制だけでなく、通信とスクーリングで学べるコースもあります。

取得までの日数は多少長くなりますが、時間の融通がつけやすく仕事をしながらでも勉強できるというメリットがあります。

受講費用だけでなく、フォローアップ体制や通いやすさなど、さまざまな観点からどの学校やスクールに通うかを考えるとよいでしょう。