女性のホームヘルパーのキャリアパス・結婚後の生活

女性のホームヘルパーの現状

厚生労働省が調査した「介護労働の現状」によると、介護職員(施設等)・訪問介護員いずれも女性の比率が高く、女性については40歳以上の割合がいずれの職種も過半数を占めています。

訪問介護員に限って見ると、正規職員では73.6%、非正規職員では95.0%を女性が占めています。

こうしたことから、介護の現場は女性によって支えられており、女性の活躍なくして介護は成り立たないといえます。

参考:厚生労働省 介護労働の現状

女性のホームヘルパーの強み・弱み

ホームヘルパーの仕事は、身体の介助だけでなく調理や掃除・洗濯など生活援助も多いため、どうしても家事経験の多い女性が活躍しやすいといえるでしょう。

また、利用者の中には男性に自宅に入られることや身体を触られることに抵抗感を持つ人も多くいます。

とくに女性の利用者の場合、トイレや入浴の介助は同性のホームヘルパーを希望する人も少なくありません。

このような理由からどうしても女性のホームヘルパーに対するニーズが高い実情があります。

またホームヘルパーの仕事は非常勤(パート)として働く人が多いため、家事や育児をしながら働く女性にとって働きやすい環境であるということも、女性か活躍している大きな要因といえるでしょう。

ホームヘルパーの結婚後の働き方・雇用形態

ホームヘルパーの仕事は、女性が結婚・育児をしながら働くには比較的働きやすい勤務形態です。

介護業界の職種でもホームヘルパーの仕事は、最も女性の割合が高くなっていますが、これは大半が短時間の非常勤(パート)労働で成り立っているからです。

家事経験を生かしやすい仕事であることや、都合の良い時間帯だけ働くことができるホームヘルパーの仕事は、家庭と両立して働きたい人にとって好都合であるといえるでしょう。

また多くの主婦が実際にホームヘルパーとして働きながら家事育児をしていているため、ロールモデルを考えやすく「自分も家事育児と両立して働きたい」という多くの人の支えになっていると考えられます。

ホームヘルパーは子育てしながら働ける?

実際に子育てをしながらホームヘルパーの仕事を両立している人も多くいます。

ただし、育児をしているとどうしてもスムーズに働くことは難しい面があり、家族や周囲の理解・協力は欠かせません。

女性が多い職場のため、同じホームヘルパー同士協力をしたり、万一の際にはサポートしあえたりする事業所もありますが、逆に女性の職場特有の人間関係の厳しさや難しさにストレスを感じて辞めていく人も多いようです。

子育てをしながら働きたい場合は、事業所を統括するサービス提供責任者とコミュニケーションをしっかり取りながら、周囲の理解を得ていく必要があるでしょう。

ホームヘルパーは女性が一生働ける仕事?

ホームヘルパーは、実際に60代以上の人が多く活躍していることからも、一生働けるといえるでしょう。

たとえ結婚や出産などで一時現場を離れたりしても、一度経験したことや取得した資格は一生生かすことができるため、仕事をしたいと思えばいつでも復帰することができるといえます。

また、非常勤や派遣など自分の都合のよい働き方を選択することもできるため、ライフスタイルに合わせながら働くことができます。