イベントプランナーの年収はいくら? 給料についてくわしく解説

イベントプランナーには、企業勤めからフリーランスまでさまざまな働き方があります。

そのため、その数だけ収入のあり方も変わってくるといえます。

働く環境やプランナーの能力によって、収入の差が大きく出る仕事だといえるでしょう。

本記事では、イベントプランナーの平均年収や初任給、代表的な企業の年収、収入の上げ方などを紹介します。

イベントプランナーの平均年収・給料の統計データ

イベントプランナーの多くは、広告代理店やイベント制作会社などに勤めていますが、給料や年収は勤める会社の規模や自らのポジション、働き方によって大きく変わります。

働く環境やプランナーの能力によって、収入の差が大きく出る仕事だといえるでしょう。

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イベントプランナーの平均年収・月収・ボーナス

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
イベントプランナー
(転職ステーション)
362万円 -
イベントプランナー
(給料バンク)
470万円~618万円 20代の給料:28万円
30代の給料:37万円
40代の給料:49万円
初任給:21~万円
イベントプランナー
(Indeed)
387万円 時給1,996円
月給21.1万円

各社のデータより、イベントプランナーの年収は350〜600万円の間となる実態が見えてきます。

イベントプランナーの手取りの平均月収・年収・ボーナスは

イベントプランナーの平均年収は20代後半で300万〜400万円といわれています。

年収350万と仮定し、ボーナスが年間でおよそ3ヶ月とすると、

  • 月額総支給額は23万円
  • ボーナスは年間70万円

ほど支給されていると考えられます。

東京都に勤務するイベントプランナーで独身の人の場合、交通費などを除外して考えると月の手取り額は18〜19万円ほどになると見込まれます。

イベントプランナーの初任給はどれくらい? 

イベントプランナーの初任給は20万~25万程度と言われています。

たとえば、

  • 博報堂プロダクツの場合=月給25万円(2018年4月実績※みなし残業代10万円を含む)
  • 電通ライブの場合は=東京:21万8,100円(月10時間分1万7,900円の固定残業手当含)

となっています。

ただし現場経験が問われる仕事であるため、はじめは契約社員やアルバイトからの勤務となり、働きぶりが認められれば正社員に登用されるというケースも少なくありません。

イベントプランナーのアルバイトは時給1,500~2,000円程度と、一般的なアルバイトよりもかなり高くなっていることが多いようです。

イベントプランナーの福利厚生の特徴は? 

企業に勤める場合は、

  • 各種社会保険
  • 有給休暇
  • 懐妊・育児休職制度
  • 各種休職・休暇制度

などがあります。

イベントプランナーは産休や育児休暇の制度があれば、女性も多いため長く働きやすいといえるでしょう。

イベントプランナーの給料・年収の特徴

イベントプランナーとして就職する場合は、規模が大きければ大きいほど収入も上がる傾向にあります。

広告代理店でもイベント制作会社でも大手のほうが圧倒的に給料がよい傾向にあります。

これは

  • イベント制作は多くの人手と予算が必要
  • 社員数が多ければそれだけ自社内でさまざまな仕事を受けられる

などが理由としてあげられます。

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イベントプランナーが所属する代表的な企業の年収

会社名 平均年収 平均年齢
博報堂DYホールディングス 1064万円 43.4歳
電通グループ 1179万円 40.7歳
ADK 756万円 42.1歳

出典:2019年現在(各社有価証券報告書より)

博報堂の平均年収

博報堂の平均年収は1,064万円となっています。

業界第2位の広告代理店であり、子会社である博報堂プロダクツでイベントの企画運営を専門に行っています。

電通グループの平均年収

電通グループの平均年収は1,179万円となっています。

日本最大手、世界規模では5位の広告代理店で、電通ライブというイベント・スペース専業社を抱えています。

ADKの平均年収

ADK(アサツーディ・ケイ)の平均年収は756万円となっています。

博報堂や電通と比べると年収は多少劣りますが、アニメコンテンツに力を入れていることが特徴で、近年売上を伸ばしつつある企業です。

イベントプランナーが収入を上げるためには? 

大手の企業に転職する

イベントプランナーが収入を上げるには、大手の企業に就職または転職することです。

大手広告代理店では年収が1,000万円を超えることも少なくなく、一般的な職業と比べると高額な年収を得られます。

フリーランスとして働く

イベントプランナーは、フリーランスで働く人はまだ多くありません。

ただし、活躍の場がないわけでなく、イベントは都心部・地方に関わらず毎年多く開催されます。

実力が問われる仕事であるため、大手広告代理店やイベント会社で力を付けていけば、独立するチャンスは多いにあるといえ、とくにウエディングプランナーは比較的フリーで活躍する人が多いようです。

フリーランスになると、人によって年収は大幅に変わります。

ある程度の経験を積み、実力を身につけてから独立してイベント会社を立ち上げれば、年収2,000万円以上を稼ぐような人もいます。

「イベントプランナーの給料・年収」のまとめ

イベントプランナーの平均年収は350万円~600万円の間ですが、勤める企業の規模や働き方によって大きく変わります。

企業の規模が大きければ大きいほど給料・年収も増加する傾向にあります。

また、フリーランスにもチャンスがあり、実力をつければ独立後には大企業の年収を上回る収入を得られる場合もあります。