客室乗務員は体力勝負? よくある職業病は?

客室乗務員は体力勝負

時差との戦い

客室乗務員の仕事で体力的に大変なことのひとつは、時差です。

時差がない場合でも、人間は徹夜などで少し生活リズムが狂うと、考えている以上に疲れが溜まってしまいます。

客室乗務員の場合、何時間もの時差が加わって昼夜逆転した生活になることもあり、そのままにしていると身体を壊してしまうため、フライトが終わった後には、自分で体内のリズムを調整することが求められます。

日本時間で夜中じゅうずっとフライトで起きていたとしても、現地に着いたら少しだけ仮眠をとり、その後きちんと起きて活動をし、現地の時間に合わせて夜にはきちんと寝る…といった計画的な行動が必要になります。

遠方へのフライトの際は、日本到着後に休みが入ります。

そこでも次のフライトに備え、きちんと日本時間に生活リズムを整えておく必要があります。

海外滞在中の生活

海外へのフライトの場合、到着後は現地のホテルに滞在し、帰りのフライトに備えることになります。

その間は現地で食事や睡眠をとりますが、海外旅行気分で楽しむわけにもいきません。

自由時間がとれることもありますが、衛生環境の悪い国では食事に注意しなくてはなりませんし、慣れない国では緊張によって体力が消耗し、体調を崩しやすくなったりします。

万全な体調で仕事を続けるためには、フライトとフライトの間でいかに体力を回復させられるかが重要なポイントとなります。

国内線でも忙しい

国内線勤務の場合には1日に連続して3フライトから4フライトをこなし、連続で勤務することも少なくありません。

お客さまへのサービスと安全のために気を張る場面も多いため、仕事のあとはドッと疲れがくることもあるでしょう。

どんな航空会社に勤務するとしても、客室乗務員にとって体力は絶対に必要なものと言えます。

客室乗務員の職業病

身だしなみが気になる

客室乗務員のヘアメイクに関しては統一された規定があり、勤務時間中はそれに則って仕事をしなくてはなりません。

髪の毛の長さやまとめ方・カラーリング・ネイル・口紅・アクセサリーに至るまで、細かな規定があります。

毎日こうした規則の中で生活していると、プライベートであっても身だしなみに気を使うという人が多く、少しの乱れや他人の身だしなみまで気になってしまうという人も多いようです。

また、背筋をピンと伸ばしたり、立ち振る舞いが丁寧になったりするのも、常に人に見られている意識がある客室乗務員ならではの癖です。

言葉遣いに気を使う

客室乗務員は非常に厳しいマナーの研修を受け、業務上でも実践しています。

特に言葉遣いは徹底されており、丁寧な言葉遣いをプライベートでしてしまうという人も多いようです。

他人に手を差し伸べたくなる

他人の手荷物が気になってしまったり、つい手を差し伸べたくなったりするのも客室乗務員の職業病です。

客室乗務員は航空機内で、常にお客さまの手荷物の状態を気にしているため、電車やバスの中でも、声をかけてしまいそうになる瞬間があるようです。

また、プライベートでもベビーカーや車いすのひとに声を掛けたくなったり、実際に手を貸したりする人も少なくないようです。

腰痛

腰痛も避けられない悩みの一つです。

お客さまの手荷物を持ち上げて収納したり、機内食サービスのワゴンを運んで立ったりしゃがんだりを繰り返すと、どうしても腰に負担がかかってきます。

また、ヒールで仕事をすることからもどうしても足腰に負担がかかりやすく、腰痛や足元のトラブルに悩む客室乗務員も多くいます。

肌や目の乾燥

飛行機の機内では、湿度が大幅に下がります。

快適な温度を保つための空調を使用する上で避けられませんが、長時間湿度の低い環境にいる客室乗務員は肌の乾燥や目の渇きなどに悩まされてしまいます。

客室乗務員は見た目の美しさも大切にする仕事のため、メイクや目薬などで工夫しながら乾燥をカバーしている人が多いようです。