トレーダーの仕事内容

投資家とディーラーの橋渡し役

トレーダーとは、一般的に金融機関(投資銀行や証券会社など)のトレーディング部門で、株式や債券などの売買の取引仲介を行う人のことをいいます。

お客さま(投資家)と直接売買を行うディーラーの間に立ち、絶え間なく動く株価や債券の動向を把握し、売り時・買い時の情報をお客さまに提供したり、お客さまから売買注文を受けてディーラーに伝えたり、またファンドマネージャーの依頼を受けて自ら売買を執行することが、トレーダーのおもな役目です。

ときに数十億円から数百億円単位の資金の運用に関わるため、責任は重大です。また、世界市場を含めれば、金融市場は24時間どこかで動いているため、トレーダーの仕事は多忙なものとなりがちです。

金融市場に関する専門知識ばかりではなく、経済動向を掴む力、素早い情報処理能力や決断力、行動力などさまざまなスキルが求められる仕事です。

上記がトレーダーの一般的な定義・仕事内容ですが、企業によっては「ディーラー」もトレーダーと同義語として使われていることがあり、その線引きは少々あいまいなようです。

増加する個人のトレーダー

IT化が進む現代は、インターネットを使って情報を入手し、株式などの売買を行う個人のトレーダー(個人投資家)も増えています。中には自宅でPCに向き合い、トレーダーとして生活を成り立たせている人もいます。

なお、金融機関等で活躍するトレーダーたちは比較的中長期のスパンで株式の取引を行いますが、個人のトレーダーの中には、1日の短時間のうちに売買関係を完結させる「デイトレーダー」といわれる人もいます。

このような中には専業のデイトレーダーとして莫大な収入を得ている人もいますが、失敗すれば大きな損失を出してしまう可能性もあり、素人が簡単にできるものではありません。それなりの勉強と努力が必要といえます。