外資と日系のトレーダーの違い

外資系企業と日系企業のカルチャーの違い

外資系証券会社と日系証券会社のトレーダーの違いとは、まず大きなものには報酬と雇用形態があります。

日系証券会社のトレーダーはあくまでもトレーダーという1つの職種にこだわらず、会社の中にあるさまざまな仕事の1つとして、人事異動でほかの仕事に移ることも普通にあります。

3月まで証券会社の本部にいたトレーダーが、新年度の4月から、営業店の支店長として大勢の部下を持って営業の陣頭指揮を執る、人事部に配属されて新人の採用試験の担当になる、そんな話もざらにあります。

日系証券会社のトレーダーは、ずっと一生トレーダーのポジションにいるということはまれなのです。

外資系証券会社はトレーダー職として採用

しかし、外資系企業にはそういうことはあまりないようです。

なぜなら、アメリカを中心とした外資系証券会社は、「債券トレーダー経験者募集」「デリバティブディーラー募集」などと、仕事内容に限定して採用活動やヘッドハンティング(他の会社から引き抜いてくる)をすることが多いからです。

ですので、トレーダーとして採用され仕事をしている人がほとんどなのです。

中には外資系証券会社でも、新入社員から総合職のゼネラリストとして採用後に職業訓練を受けさせ、いろいろな部署を転々とする方もあります。

しかし、日本にある外資系証券会社の場合は、日系証券会社から転職してくる経験者が採用されることが一般的です。

また、外資系証券会社に所属するトレーダーから転向して違う職種に変わりたい、ということであれば、逆にその会社を辞めなければならない可能性も高くなります。

外資系は突然の解雇も

外資系企業は、年功序列が一般的な日系企業に比べて給料が桁違いに高いといわれていますが、リーマンショック以来、なかなか外資系企業の給与体系も厳しくなっているようです。

成果が上がらなければ、否応がなしに解雇が頻繁に行われます。

外資系証券会社のトレーダーに転職して、収入が多くなったとしても、業務成績が芳しくなければ、会社にいづらくなる成果主義の面がかなり大きいので注意が必要です。