音楽家のやりがい

音楽で人の心を動かせる

音楽は、言葉なくして人の心を動かすパワーを秘めています。

自分の作った曲や演奏で、たくさんの人々を喜ばせたり、感動させたり、勇気を与えたりできることは、音楽家にとって最高の喜びといえるでしょう。

一言で音楽家といっても活動内容はさまざまですが、すべての音楽家に共通するのは「音楽を心から愛する」気持ちです。

そして、大好きな音楽の力を誰よりも信じ、その素晴らしさを聴衆に伝えたいと考えています。

そんな音楽家にとって、最もやりがいを感じられる一つの瞬間は、演奏後に聴衆から大きな拍手や歓声を受けた瞬間です。

「自分の音楽が伝わったのだな」と実感できてこそ、また厳しい鍛練を続けていくことができるのです。

実力を身に付け、評価を得られること

音楽家は、一人ひとりの個性や感性が発揮できる創造性ある仕事です。

しかし、特にクラシックの世界においては、確かなテクニックや音楽理論を有していることが、一流として評価されるためのひとつの重要なポイントにもなっています。

そういた実力を評価してもらう場として「コンクール」というものがあります。

コンクールは、日本国内で開催されるものから世界規模のものまで大小さまざまありますが、世の中に名を馳せている音楽家たちは、ほぼ確実に有名なコンクールでの優勝や入賞経験を持っています。

音楽家にとってのコンクールは、いわば一流音楽家になるための登竜門。

厳しいレッスンを受け、血のにじむような努力を続けなければ入賞することは難しいですが、実力主義の厳しい世界だからこそ、自分自身を認められたときの喜びは大きなものとなります。

自分の信じる音楽を突き詰めていける

音楽の素晴らしさの一つは、数学のように決まりきった答えがないということです。

楽譜に書かれているような「ここはこういう風に演奏すべき」といったルール、理論はありますが、その解釈の方法は人それぞれです。

世の中を見渡してみると、数えきれないほど大勢の音楽家たちが存在します。

新しい音楽を作る人、先人が残した音楽を演奏する人など活動内容は人によって異なりますが、どの音楽家も少なからず、自分にしか表現できない世界を表現したいと考えています。

答えのない世界で、自分の信念に基づいてより良いものを突き詰めていくことができることは、音楽家のやりがいといえるでしょう。