仕事体験談 続けられる才能が大事 回答者 : にいにいさん(男性/41歳) 職業名 : 編集プロダクション 編集者・記者・ライター現在の状態 : 経験者経験年数 : 15年 仕事内容 物を作る仕事をしたいと思い、新卒で東京のとある出版社に勤めることができましたが、職種は営業でした。 2年ほど経験した後、かねてから希望していた編集制作の仕事をするため、編集プロダクションへ転職しました。 10年以上前の話になりますが、パソコン関係の書籍や雑誌・ムックがそこそこ売れていた時代でもあり、当時はパソコン関係の編集・執筆を多くやりました。 仕事のやりがい 自分の作った本が実際に本屋に並ぶことです。 編集者やライター名義で自分の名前が記載された時は嬉しかったです。 長年この仕事をやっていると、ライター宛に熱心な読者から感想が来ることがあります。 辛口な意見を含まれていることも多々ありますが、全体的には好意の感想と受け止められるもので、やる気が出たものです。 覚悟しておいた方がいいこと 昔は紙媒体の出版のノウハウのみでやっていけましたが、需要がWebに流れてきています。 Webの知識や経験は必要だと思います。 とにかく体力勝負なところも覚悟しておいた方がいいです。 若い内は良くても、30代、40代にもなると恐ろしいくらい体力が落ちてきます。 この仕事は、続けていればそれなりに技術は身に付きます。 それよりも続けられる才能の方が大事かもしれません。 給料・待遇 給与は会社によってまちまちだと思います。 業績の良くない会社に入るとほとんど給与額も低く、昇給も期待できません。 一番初めに入った編集プロダクションでは、「初心者が勤めてみて、勉強するにはいい会社」といわれました。 その意味は、「待遇は悪く、実労働時間も長いけれど、仕事の量はこなせるので、他の会社へ転職するための足がかりになる」ということだったと思います。 この職業の恋愛・結婚事情 特殊な業界のため、変わった人も多いです。 私は同業者と恋愛はしないと決めていました。 仕事が忙しいため、恋愛する余裕がなかったのと、妻子持ちの上司などは、家庭との両立が大変そうでした。 ただ、フリーに転向して順調な人は、子供の学校行事には必ず出席するというように、順風満帆に見える人も多かったです。 この職業を目指す人へのメッセージ 長く続けるための体力が基本だと思います。 不規則な生活になりがちですから、日常的に運動し、健康には気をつけてください。 あとは、こんなものを作りたいという情熱を持つことが大切です。 知識は幅広く、多い方がいいです。 情熱があれば、自然と知識が身に付き、アイデアも出てきます。 楽しくやることが大事だと思います。 前の記事へ
2年ほど経験した後、かねてから希望していた編集制作の仕事をするため、編集プロダクションへ転職しました。
10年以上前の話になりますが、パソコン関係の書籍や雑誌・ムックがそこそこ売れていた時代でもあり、当時はパソコン関係の編集・執筆を多くやりました。
編集者やライター名義で自分の名前が記載された時は嬉しかったです。
長年この仕事をやっていると、ライター宛に熱心な読者から感想が来ることがあります。
辛口な意見を含まれていることも多々ありますが、全体的には好意の感想と受け止められるもので、やる気が出たものです。
Webの知識や経験は必要だと思います。
とにかく体力勝負なところも覚悟しておいた方がいいです。
若い内は良くても、30代、40代にもなると恐ろしいくらい体力が落ちてきます。
この仕事は、続けていればそれなりに技術は身に付きます。
それよりも続けられる才能の方が大事かもしれません。
業績の良くない会社に入るとほとんど給与額も低く、昇給も期待できません。
一番初めに入った編集プロダクションでは、「初心者が勤めてみて、勉強するにはいい会社」といわれました。
その意味は、「待遇は悪く、実労働時間も長いけれど、仕事の量はこなせるので、他の会社へ転職するための足がかりになる」ということだったと思います。
私は同業者と恋愛はしないと決めていました。
仕事が忙しいため、恋愛する余裕がなかったのと、妻子持ちの上司などは、家庭との両立が大変そうでした。
ただ、フリーに転向して順調な人は、子供の学校行事には必ず出席するというように、順風満帆に見える人も多かったです。
不規則な生活になりがちですから、日常的に運動し、健康には気をつけてください。
あとは、こんなものを作りたいという情熱を持つことが大切です。
知識は幅広く、多い方がいいです。
情熱があれば、自然と知識が身に付き、アイデアも出てきます。
楽しくやることが大事だと思います。