アニメーターの仕事内容

作画を担当するアニメーター

アニメーターは、キャラクターや背景などの動きを1枚1枚の絵に描く仕事です。

アニメーション作品は企画からシナリオ、仕上げ、撮影などいくつもの工程がありますが、そのうちアニメーターは「作画」といわれる部分をおもに担当しています。

作画の際には、シナリオや企画に沿う絵を指示通りに描いていきます。絵には「原画」と「動画」の2種類があり、原画とはアニメーションの動きの中でポイントとなる絵、動画は原画と原画の間に挟まる絵を指します。

現場においては、原画を描く「原画マン」と動画を描く「動画マン」が別々に存在しており、新人はまず動画から担当することが一般的です。

アニメ制作の流れ

脚本家が書いた脚本と演出家が描いた絵コンテに従い、原画マンが動きを考え、全体の一部となる原画を描いていきます。原画マンは原画と原画の間に描く枚数を指定します。

動画マンは原画と原画をつなぎ動きを与える絵を、原画マンが指定した枚数描きます。

原画だけのアニメーションでは粗く見えてしまうため、動画を入れて滑らかに見えるようにしているのです。

ステップアップ

動画がしっかり描けるようになると、そのうち原画を任されるようになります。原画に携われるまでの期間は人によって異なりますが、早くても2年目以降になることが多いようです。中には4〜5年動画を描き続ける人もいます。

原画マンとしても実力が認められれば「作画監督」という、いわば原画マンや動画マンのリーダー的な立場の仕事ができるようになります。

原画や動画は複数のアニメーターで手分けして描いているため、どうしても個々の癖や力量によって絵にバラツキがでてしまいやすいのですが、作画監督が最終的に集まった絵をチェックし微修正することで、統一感のある絵に仕上がります。

他の制作工程に関わる人も

アニメーターの仕事は基本的に作画がメインですが、途中で他の制作工程の仕事に移る人もいます。たとえばアニメーターから演出家、アニメーターから制作進行といった具合です。

それは、本人の希望や適性だけでなく、その時々の職場の状況であったりとさまざまな事情によるものですが、アニメ制作は各セクション同士の連携も大切ですので、仕事をしているうちにこういう仕事もやってみたいというものが見えてくるかもしれません。