アニメーターのつらいこと・大変なこと・苦労

人々が憧れる華やかさの裏で、アニメーターは多くの苦労を抱えています。もちろんそこにやりがいを感じる人もいるでしょう。しかし、大変な仕事であることはたしかです。

本記事では、アニメーターの仕事をこなすなかでつらい・大変と感じることを紹介します。

アニメーターのつらいこと・大変なこと

求められる絵を描くこと

アニメーターは、好きなものだけでなく、作品に沿った絵を描かなければなりません。

何度もやり直しを指示され、自分の画力に自信をなくしてしまう人も少なくないようです。

絵のセンスアップと上達のためには、日々の練習が欠かせませんが、仕事に追われなかなか自分の時間が持てないという人も多いようです。

しかし、経験を重ねていけば、困ったときでもどこをどうすればうまく描けるが自然とわかるようになります。

スピードも重視される

表現力や指示に対して的確に描ける画力はもちろんですが、それと同じく重視されるのが作業スピードです。

給料が歩合制である以上、描くスピードが遅ければ、収入を得ることができません。

どれだけうまい絵が描けたとしても、時間がかかってしまっては収入が少なくなってしまうため、丁寧さとスピードのバランスが大切です。

アニメーターの悩み

アニメーターの生活がスタートすると、現実の厳しさを感じて辞めてしまう人も少なくありません。

毎月安定した固定給がもらえる大手制作会社に就職できる人はほんの一握りで、多くのアニメーターは1枚200円程度の単価の安い仕事をひたすらこなしています。

経験を積めば少しずつ単価の高い原画の仕事ができるようになりますが、なかなか芽が出ないと収入も増えず、精神的にも体力的にもつらくなってしまう人が多いようです。

大きなチャンスを掴むためにはもらう仕事をこなすだけでなく、自分から積極的に行動する姿勢も必要です。

アニメーターを辞める理由で多いものは?

劣悪な環境が社会問題に

世界から注目を集める日本のアニメですが、制作現場では赤字が続いています。

2016年にはアニメーションの市場規模は2兆円を超え、日本の一大産業となっていますが、制作会社の売り上げはほぼ増えていません。

日本のアニメーションは、利益が現場に還元されない構造になっており、制作会社や下請け会社では1/4が赤字であるともいわれています。

アニメーターを取り巻く劣悪な環境
  • 非正規雇用・フリーランスの増加
  • 長時間労働の強要
  • 低賃金
  •  など

アニメーターの海外流出

こうした環境に見切りをつけ、海外に拠点を移すアニメーターも増えてきています。

近年では中国や韓国などアジア圏でのアニメーション人気の高まりを受けて、よりよい環境や収入を求めて海外で働く日本人も増え、アニメーターの海外流出を危惧する声もあがっています。

アニメーターの苦労のまとめ

アニメーターは、好きなものだけでなく、作品に沿った絵を描かなければなりません。

それと同じく重視されるのが作業スピードです。給料が歩合制である以上、描くスピードが遅ければ、収入を得ることができません。

安定した固定給がもらえる大手制作会社に就職できる人はほんの一握りで、多くのアニメーターは1枚200円程度の単価の安い仕事をこなしているのが現状です。

日本のアニメーションは、利益が現場に還元されない構造になっており、制作会社や下請け会社では1/4が赤字であるともいわれています。

国内の環境に見切りをつけ、海外に拠点を移すアニメーターも増え、高い技術をもったアニメーターの海外流出を危惧する声もあがっています。