【2021年版】アニメーターの給料・年収

アニメーターは基本的にフリーランスとして働きますが、その技術や勤め先によって収入のあり方も変わってくるといえます。

本記事では、アニメーターの平均年収や初任給、収入の上げ方などを紹介します。

アニメーターの平均年収・給料の統計データ

アニメーターはフリーランスで働くことが主流で、給料は基本的に歩合制です。

たとえ制作会社やスタジオに所属していても、正社員や契約社員でない限りは月給や固定給をもらえることのほうが珍しく、こなした仕事に応じた報酬を得ています。

アニメーターの平均年収・月収・ボーナス

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
アニメーター
(Indeed)
437万円 時給 2,152円
日給 -万円
月給 34.4万円
アニメーター
(給料バンク)
274万円~357万円 20代の給料:14万円
30代の給料:25万円
40代の給料:27万円
初任給:13万円

各社のデータより、アニメーターの年収は250〜450万円の間となる実態が見えてきます。

アニメーターの手取りの平均月収・年収・ボーナスは

日本アニメーター・演出協会(JAniCA)が行った「アニメーション制作者実態調査報告書2019」では、アニメーター全体の平均年収は440.8万円です。

これを元に考えると、月額の支給額は36万円ほどとなります。

日本人全体の平均年収420万円とほぼ同等といえます。

アニメーターの初任給はどれくらい?

アニメーターは仕事をこなせばこなすほど収入は増えますが、1日の作業量には限界があります。

新人のうちは頑張っても月に数万円程度しか稼げない人も少なくありません。

「アニメーション制作者実態調査報告書2019」によると、20代前半では年収154.6万円、20代後半では245.7万円、30代前半が365.2万円です。

一般国民の平均年収は20代前半で262万円、20代後半が361万円、30代前半で407万円ですから、20~30代前半の若年層で平均収入を下回っていることがわかります。

新人のうちは単価の安い仕事が中心ですし、出来高制であるためどうしても生活は苦しくなります。

経験を積んで単価の高い原画を担当できるようになったり、作画監督の仕事もできるようになれば、少しずつ収入は上がります。

実力主義の面も大きいため、どれだけ速く上手く仕事をこなせるかが大きなポイントとなります。

アニメーターの福利厚生の特徴は?

待遇はあまり期待しないほうがよいでしょう。

フリーランスであれば、健康保険や年金は自分で加入しなければなりませんし、残業代や深夜労働手当なども支給されません。

しかし、生活もままならないような厳しさが続けば、若いアニメーターがいなくなってしまいます。

そこで、近年では業界全体で若者をきちんと雇用して育てようという動きや、労働環境を見直す制作会社も少しずつ増えつつあります。

アニメーターの給料・年収の特徴

アニメーターの仕事の単価

テレビ作品の場合動画は1枚150円〜250円程度原画は1カット2,000円〜4,500円程度が一般的です。

1枚あたりの出来高制であるため、給料を稼ぐためにはとにかく数を描くしかありません。

雇用形態による給与制度の違い

アニメーターの大半は、フリーランスとして歩合制(完全出来高制)で仕事をしています。

そのほかに企業勤めのアニメーターもいますが、正社員として固定給をもらっているのはごくわずかです。

また近年増えてきたのは「基本給+報酬」という形態です。

企業に最低限の賃金を保証してもらい、それにアニメーター自身が仕事をした分だけ報酬がプラスされるというものです。

アニメーターの担当別の年収

原画マンの場合

原画1カット当たりの単価は2,000円〜4,500円ほどで、優秀な原画マンは1カット当たり5,000円程度を得るケースもあります。

1カットとは背景が変わるまでの間のことで、1カットで描く枚数が1枚のときもあれば10枚以上となることもあります。

そのため1日に描けるカット数は日によって変わりますが、仮に1カット3000円で1日3カット×20日働いた場合、月給は18万円、年収は216万円です。

上記の場合で、1カット5000円の場合は、月給30万円、年収360万円となります。

作画監督の場合

テレビアニメ1話につき25万円程度と言われていますが、人気のある作品や作画監督、予算が潤沢にある場合は50万円を超えることも少なくありません。

劇場版アニメの作画監督の場合は、一般的な映画監督と同程度と言われています。

目安として日本映画監督協会では、映画監督の最低報酬を350万円としています。

監督・演出の場合

アニメが子ども向けか大人向けか、人気作品かマイナー作品かにもよりますが、作画監督と同様1話で25万円ほどが目安とされているようです。

アニメーターが収入を上げるためには?

アニメーターは新人のうちこそ低収入ですが、動画マンから原画マン、そして作画監督とステップアップすることで作業単価も上がります

作画監督や演出、監督にまでなると、日本人の平均年収を大きく超える高収入を手にする人も少なくありません。

大切なのは地道に経験を積むことです。

アニメーターの給料・年収のまとめ

アニメーターはフリーランスで働くことが主流で、給料は基本的に歩合制です。

「アニメーション制作者実態調査報告書2019」では、アニメーター全体の平均年収は440.8万円で、これは日本人全体の平均年収420万円とほぼ同等といえます。

しかし、新人のうちは単価の安い仕事が中心ですし、出来高制であるためどうしても生活は苦しくなります。

収入アップの方法としては、経験を積んで実力をつけ、動画マンから原画マン、そして作画監督とステップアップすることです。

作画監督や演出、監督などまでのぼりつめれば、日本人の平均年収の上をいく収入を手にすることも夢ではありません。