受付部門への転職、未経験採用
転職してくる人も多い
受付は、他の仕事や業界から転職して就く人もたくさんいる職業です。
受付を置く企業はたいてい「大企業」といわれるような、一定以上の規模の組織がほとんどです。
受付はお客さまを迎える重要なポストとなるため、きちんと活躍してくれそうな人を求める企業はたくさんあります。
また、基本的には女性が多く活躍する職種であることから、結婚や出産などで離職する人も比較的多く、中途採用によって受付の人員を補充する企業はよく見られます。
一般企業以外にも、各種施設やイベント会場などにおける受付の募集はたくさんあります。
まずは自分自身、どのような職場で働きたいかを考えることは大前提ですが、別の業界から受付に転職することは十分に可能だといえるでしょう。
20代で正社員への就職・転職
未経験から受付になるには
受付の求人募集では、経験者のみを採用するケース、あるいは未経験者も歓迎するケース、いずれも見られます。
経験者のみの採用を実施している企業では、基本的に受付あるいは秘書などの経験を有し、即戦力として活躍できる人が求められます。
具体的な資格というよりも、それまでの職務経験やそこから得たものについて問われることが多くなっています。
面接などを通じて、自分の持っているスキルや人間性を伝える必要があります。
一方、未経験者でも採用している企業であれば、入社時点でのスキルなどはほとんど問われません。
入社後にビジネスマナーなどの研修が実施され、それを通じて現場に出るための基礎的を身につけることができます。
ただし、受付未経験者を受け入れる場合であっても、「社会人経験は必須」となっていることもあるため、その点は事前の確認が必要です。
また、受付は正社員としての勤務のみならず、契約社員やパート、あるいは派遣会社に登録し、自分が希望する条件に見合った内容の職場で派遣社員として仕事をすることも可能です。
勤務先の種類を選ぶほか、働き方としてもさまざまな選択肢があります。