受付部門の現状と将来性

受付の活躍の場は幅広い

受付は、大きな企業をはじめ、さまざまな組織やショールームなどで活躍することができます。

IT化が進み、ビジネスの場はもちろん、あらゆる場面で「効率化」が求められる傾向にありますが、それでも受付が必要とされているのは、「本物のおもてなし」は人間にしかできないと考えられていることの表れでもあるでしょう。

一部の企業等では、すでに受付でタッチパネルやロボットなどのITデバイスが使われるようになっており、受付担当者が不在ということもありますが、まだまだ多くの場所で受付として専門的に活躍する人がいます。

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長くキャリアを磨いていくために

どのような職場でも業務を円滑に進めるうえでのルールはありますが、それだけに縛られず、予期せぬことが起こった際にも臨機応変に対応できる人が求められます。

いかなる場合でも、お客さまのことを思い、お客さまの気分を害しない行動ができる人は、それだけでかなりの価値があるとみなされます。

しかし、受付としての立ち居振る舞いや行動は「経験」に裏付けられる部分も多いため、まずは日々の仕事に真剣に打ち込み、成長していく気持ちが大切です。

また、受付という職種自体、定年までずっと続けていけることはめったにありません。

企業の顔となるため、「若さ」や「フレッシュさ」が求められるケースが多いことなどから、ある程度の経験を積むと、受付の仕事からは離れなくてはならないことがあります。

しかし、悲観する必要はありません。たとえば、次なるステップとしては「秘書」を目指すことができます。

受付として身につけた高いホスピタリティ精神やビジネスマナーなどは、秘書として求められるものとも大いに重なりますし、受付としてのしっかりとしたキャリアがあれば、転職の際に有利になることもあるでしょう。

もちろん、まったく別の職種への転身を目指すことも可能です。受付として働きたい人は、その先にどのような自分の将来像を描いていきたいかまで考えておくとよいかもしれません。