ソーシャルワーカーの年収・給料はどれくらい? 初任給やボーナス、統計データも解説

ソーシャルワーカーはさまざまな職場で働いており、勤務先の規模や地域、実務経験、勤続年数、年齢などによって給料には差があります。

本記事では、ソーシャルワーカーの平均年収や初任給、収入の上げ方などを紹介します。

ソーシャルワーカーの平均年収・給料の統計データ

ソーシャルワーカーの多くは「社会福祉士」あるいは「精神保健福祉士」の国家資格を取得したうえで働いています。

そのため、基本給に資格手当がプラスされたり、基本給自体が専門職扱いとして若干高めに設定されているケースもあります。

ソーシャルワーカーの平均年収・月収・ボーナス

賃金構造基本統計調査

ソーシャルワーカーの平均年収_2023
厚生労働省の令和5年度賃金構造基本統計調査によると、ソーシャルワーカーの平均年収は、45.2歳で426万円ほどとなっています。

・平均年齢:45.2歳
・勤続年数:10年
・労働時間/月:165時間/月
・超過労働:5時間/月
・月額給与:289,300円
・年間賞与:786,000円
・平均年収:4,257,600円

出典:厚生労働省「令和5年度 賃金構造基本統計調査」
ソーシャルワーカーの年収の推移_r5

※平均年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算。
※本統計はサンプル数が少ないため、必ずしも実態を反映しているとは限りません。

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
社会福祉士
(Indeed)
3,456,219円 時給1,573円
日給19,644円
月給244,706円
社会福祉士
(転職ステーション)
429万円 -
社会福祉士
(求人ボックス)
323万円 月給27万円
精神保健福祉士
(転職ステーション)
377万円 -
精神保健福祉士
(Indeed)
3,276,695円 時給1,151円
月給231,996円
精神保健福祉士
(求人ボックス)
340万円 月給28万円

各社のデータより、ソーシャルワーカーの年収は年収は300〜400万円の間であることがわかります。

ソーシャルワーカーの手取りの平均月収・年収・ボーナスは

各社の統計データをもとに算出すると、ソーシャルワーカーの平均年収は350万円前後です。

ボーナスが年間でおよそ3ヶ月と考えた場合、月額総支給額は23万円、ボーナスは年間70万円ほど支給されていると考えられます。

東京都で勤務するソーシャルワーカーで、独身の人の場合、交通費などを除外して考えると月の手取り額は18~19万円ほどになると見込まれます。

現在、日本人全体の平均年収が約420万円と言われていることから考えると、一般的な職業よりも給与水準は低めです。

ソーシャルワーカーの初任給はどれくらい?

初任給は17万円~23万円程度、年収は270~350万円程度が相場といわれています。

福祉事務所などで公務員として働く場合は、各地方自治体の公務員給与規定に準じた給料が支払われますが、民間の施設でも同水準の給与設定とされている場合が多いようです。

ソーシャルワーカーの勤務先の年齢別の年収(令和5年度)

ソーシャルワーカーの年収は、統計上は年齢が上がってもそれほど変わらないようです。すべての年代で300万円~400万円の年収となっています。

全年代の平均年収は426万円となっています。

ソーシャルワーカーの年収(年齢別)_r5

上記グラフの基タイトルは「その他の社会福祉専門職業従事者」で生活指導員など他職業を含むデータです。

賃金構造基本統計調査より作成。本統計は調査の母数が少ないため、必ずしも実態を反映していない可能性があります。

ソーシャルワーカーの勤務先の規模別の年収(令和5年度)

ソーシャルワーカーの年収は規模が大きくなると若干増えるようです。

10〜99人規模の事業所に勤めるソーシャルワーカーの平均年収は408万円、100〜999人規模は434万円、1,000人以上規模は464万円、10人以上規模平均は426万円となっています。

ソーシャルワーカーの年収(規模別)_r5

上記グラフの基タイトルは「その他の社会福祉専門職業従事者」で生活指導員など他職業を含むデータです。

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ソーシャルワーカーの給料・年収の特徴

ソーシャルワーカーは大卒の人もいれば、短大卒、あるいは専門学校卒の人もおり、学歴によって基本給に差がついていることも多いため大きく開きがあります。

また経験・求められるスキルも勤務先によって異なり、実務経験の有無で給与に大きな影響が出ることも少なくありません。

ソーシャルワーカーの施設別の年収

公的機関で働くソーシャルワーカー

近年は、社会福祉士あるいは精神保健福祉士の有資格者を対象とした常勤職員の採用を行う自治体が増えてきています。

この場合、ソーシャルワーカーも地方公務員の身分となり、さまざまな待遇が適応されるほか、「専門職」としての採用であれば、一般的な事務職よりも高い給与を得ることができます。

ただし定期的な採用は行わない自治体もあるため、こまめに情報を調べておく必要があります。

民間で働くソーシャルワーカー

ソーシャルワーカーにとって、病院等の医療機関も代表的な職場のひとつです。

ただし、そこに勤務する「医療ソーシャルワーカー」は医療職とは異なるため、医師看護師などと比べると、さほど大きな収入を得られないのが現実のようです。

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ソーシャルワーカーが収入を上げるためには?

ソーシャルワーカーが収入をアップさせるには、専門知識や資格を得て活躍の場を広げる方法があります。

また、ソーシャルワーカーとして経験を重ね、キャリアを積むのもひとつの手です。

たとえ国家資格を持っていなくても、福祉現場での経験があれば有資格者よりも高い給料が支払われることもあるようです。

公務員でも民間でも経験を積んでいくにつれ昇級が望めますし、施設長クラスになるとさらに収入はアップするでしょう。

ソーシャルワーカーの給料・年収のまとめ

ソーシャルワーカーの平均的な年収は300〜400万円の間で、公務員として働くのであれば各自治体の公務員給与規定に沿った額が支払われます。

民間の場合、給料や待遇に関しては施設ごとに異なりますが、資格手当が出たり、専門職であることからそもそもの給与が高めに設定されることもあるようです。

他の資格を得て仕事の幅を広げたり、管理職などに昇進したりすることで、さらに安定した収入を得ることができます。