【2023年版】商品企画を目指す人におすすめの資格は? 「商品プランナー」は意味ある?
何気なく買っているものにも、そういった戦略があるのだと思うと、興味がわいてくる人もいるのではないでしょうか。
しかし、商品企画を目指すにあたって気になるのは資格取得かもしれません。
この記事では、商品企画を目指す人におすすめの資格を紹介します。
商品企画に興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
商品企画は仕事に関連した資格の取得がおすすめ
商品企画の仕事をするために必須の資格はありません。
業界についての深い知識、市場ニーズを感じとる感性、ひらめきといった能力が資格よりもはるかに重要です。
しかし、そういった能力は外部から見えにくいため、転職などを考えた場合には関連資格に意味が出てきます。
関連資格を取得していると、企画を作るための知識や技術などの能力が身についていると客観的に示せます。
商品企画関連の資格では、日本商品開発士会が認定している「商品プランナー」が有名です。
その他にも、幅広い業界では「マーケティング・ビジネス実務検定」、金融商品なら「ファイナンシャルプランナー技能士」などの資格も役立ちます。
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「商品プランナー」資格とは
商品プランナーは日本商品開発士協会の認定する民間資格で、商品戦略、販売戦略、販売促進戦略の基礎的な知識と技術を身につけていることを示します。
1年に2回試験が実施され、全国主要都市で開催される他、オンラインでも受験可能です。
学歴や年齢、国籍など受験資格の定めがないため、学生でも取得できます。
商品・サービスの企画や開発、マーケティングの基礎について出題され、6割以上の正答で合格です。
試験の受験料は7700円で、合格率は75%以上です。
合格後、初回資格登録料11,000円、年間登録料13,200円を納付すると協会認定の商品プランナーとして登録されます。
マーケティング・ビジネス実務検定の資格とは
マーケティング・ビジネス実務検定は、業種・業界を問わない普遍的なマーケティング全般の実務知識・事例を問う試験です。
試験対策を通じ、マーケティング理論から仕事で使える知識、事例などが学べ、商品企画に応用できる知識も豊富に含まれています。
A~C級とレベルがわかれていますので、未経験者は難易度の低いC級からはじめるとよいでしょう。
Web試験での受験料は5,700円で、年に3~4回ほど試験が実施されています。
合格率は非公開ですが、不合格の場合でも1回のみ無料で再受験できます。
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ファイナンシャルプランナー技能士(FP技能士)の資格とは
「FP」の略称で知られるファイナンシャルプランナーには、民間資格や国家資格があります。
国家資格のFP技能士は人気の高い資格で、年に3回の試験が実施されています。
資金計画や金融商品、不動産などの幅広い分野についての知識が身に付き、商品開発分野でも役立つことが多いです。
3級の受験料は学科試験が3,000円で、同日に行われる実技試験(個人または顧客から選択)で3,000円がそれぞれ必要です。
例年の合格率は3級の場合で、学科が80~90%、実技が70~80%程度になっています。