商品企画のつらいこと・大変なこと・苦労

商品企画のつらいこと・大変なこと

プレッシャーがかかる

商品のできばえがどんなに素晴らしくても、コンセプトやターゲット、売り方など企画がよくなければ売上にはつながりません。

すでにヒットしている商品がある場合、製造や営業に力量・技術があることが十分に証明されていますので、企画の質に注目が集まります。

そのため、商品企画にかかるプレッシャーは大きく、なかなかいいアイデアが出ないときは非常に苦しい時間です。

イノベーターとしての自負と売上の板挟み

いいアイデアが浮かんでこないときは、営業部門から要望の強い他社対抗品に取り組むケースが多くなります。

この場合、売上はある程度安定し開発期間も短く済みますが、商品企画としては二番煎じで面白くない仕事になってしまいます。

商品企画の担当者としては、業界に革新を起こすようなコンセプトや商品を投入したいのですが、かと言って奇抜な商品は売上が伸びにくく企業にとってリスクです。

このように、商品企画担当者の中には理想と現実の板挟みの中で葛藤している人もたくさんいます。

周囲との調整が大変

商品企画の仕事は、多くの関係者と一緒に行います。

いいアイデアでも関係者が納得しなければいけませんし、発売までには多くの人の協力が必要です。

そのため、プレゼンテーションやミーティングの機会も多く、関係者との交渉やコミュニケーションが多くなります。

こうした苦労を楽しいと思えるくらいでないと、長くは続かない仕事です。

商品企画の悩み

商品を見るたびに深読みしてしまう

商品企画に関わる人の多くは、何かの商品を見るたびに深読みしてしまう職業病があります。

プライベートの買い物でさえも、商品を手に取れば「誰に向けた商品か?コンセプトは何か?」と考えてしまいます。

そのために買い物が長くなったり、不審な動きになってしまったりすることもあるようです。

周囲が納得してくれない

自分にとって自信のあるアイデアだとしても、決裁権を持つ上司や役員がGOサインを出してくれなければ企画は通りません。

さまざまな論拠をまとめても、十分に伝わらなかったり、納得いかない理由でボツになったりすることもあります。

あまりに企画のボツが続くと、自分の能力やセンスに自信がなくなったり、嫌われているんじゃないかと疑ったりすることもあるようです。

商品企画を辞める理由で多いものは?

別のジャンルの企画を手がけてみたい

商品企画は自社の製造・販売する商品の企画ですので、どうしても企画できる範囲に限界があります。

そのため、まったく別の分野の商品企画を手がけてみたいと思った場合に転職するという人も多いです。

企画に必要なアイデア出しの技法やデータの調査方法などは、業界や業種、商品が変わっても変わらず使えるので活躍も期待できるでしょう。

評価面での不満

商品企画の仕事は、同じような仕事でも会社によって待遇面に差があります。

同じ仕事をしても売上へのインパクトが大きい会社と小さい会社では、待遇に違いが出るのは仕方ありません。

また、いい仕事をしていても企画よりも現場の営業部門や生産部門が強い場合にはあまり評価されず、納得できないという人もいます。

評価の違いは、年収や待遇、昇進などにも大きく影響するため、見切りをつけて転職するという人も多いです。