商品企画に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

商品企画に向いている性格・適性

好奇心が旺盛で、流行に敏感な人

商品企画職は新しい商品の開発や、既存商品の改良のアイデアを出すことです。

そのためには、常に新しいものを求める好奇心や、流行からそのポイントを見つけ出す感性が求められます。

消費者のニーズがどこにあり、その解決に必要な要素を見極める力がヒット商品の企画につながります。

変化を楽しめる

市場のニーズや消費者の好みは常に変わっていくため、それを追いかけることに疲れるようでは商品企画は務まりません。

こうした変化を楽しみながら追いかけ、さらに先回りできることが求められます。

安定志向で模倣を好むタイプの人よりも、変化を好み新しいことにチャレンジしたいタイプの人が商品企画では好まれます。

粘り強い

商品企画の仕事では、意外に思えるかもしれませんが「根性」が求められます。

なぜなら、企画のアイデアはすぐに出てくるとは限らず、考え続けることを求められるからです。

また、アイデアは出てもそれを企画と言えるレベルにまで磨きあげるためには多くの検証が必要で、そのための調査や資料作成など時間のかかる作業が多く、投げ出したくなることもしばしばあります。

それでも最後まで考えることを放棄せず、やりぬける人なら商品企画の分野で活躍できるでしょう。

商品企画部門で働くには

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商品企画に必要なスキル・能力

コミュニケーション能力

商品企画の仕事では、開発分野を中心にさまざまな関係者とのコミュニケーションが発生します。

マーケティングの仕事にも関わる場合は、さらに営業や販売などの部門とのコミュニケーションも必要になり、さまざまな確認や調整に忙しく動き回ることになるでしょう。

年齢や立場の違う人々の間に入り、円滑に提案した企画を進めるためにはコミュニケーション能力が必須です。

分析力・発想力

商品企画では発想力が必要であることはいうまでもありませんが、同じように分析力も大切です。

ヒットしている商品のどこにその理由があるのかを探したり、自社製品の改善に必要な点をアンケートや売れ行きなどのデータから分析したりする必要があるからです。

魅力的なアイデアを出したり成果を安定させたりするには分析力と発想力のバランスが必要であり、どちらか片方だけが優れていても優秀な商品企画職となることはできません。

事務能力

商品企画の仕事の範囲は企業によって異なりますが、どんな場合でも事務能力の高さが求められます。

関係者との打ち合わせのスケジューリングや資料の作成、調査や評価の段取りなどが多いため、これらをテキパキと処理することができなければなりません。

部活動やサークル活動、アルバイトなどで多くの人数を管理した経験を持っていれば、事務能力の高さの証明につながるでしょう。

商品企画に向いていないのはどんな人?

めんどくさがり

商品企画はアイデア勝負で華やかな世界に見えますが、実際には地道な観察と努力が重要な世界です。

ヒット商品はアイデアから生まれますが、一度のヒットでは企業の運営は成り立たず、持続的なヒットが期待されます。

そのため、商品企画では常に頭を動かす必要があり、既存製品の改善アイデアが必要です。

地道な作業や似た作業の繰り返しが苦手な人には少しつらいかもしれません。

プレッシャーに弱い人

商品企画の仕事は企業の売上への影響も大きいため、プレッシャーも大きくなるのは仕方ない面があります。

また、企画を通すためには役員クラスの前でプレゼンテーションをすることも多く、重圧に悩む人も多いです。

結果が出ないと悪口を言われることもあるため、プレッシャーに弱いタイプの人にはあまり向いていません。