マンション管理人になるには

特別な資格や経験は必要ない

マンション管理人になるにあたって、特別に必要とされる資格や経験、スキルなどはありません。

業界での実務経験があると優遇される場合もありますが、まったくの未経験者でもマンション管理人になって活躍している人は大勢います。

マンション管理に関わる国家資格として「マンション管理士」と「管理業務主任者」がありますが、マンション管理人の仕事では求められないことがほとんどです。

したがって、誰でもマンション管理人になれる可能性はあると考えておいてよいでしょう。

マンション管理人の就職先・働き方

マンション管理人の多くは、管理会社の従業員として雇われ、管理を委託されているマンションへ出向いて仕事をしています。

あるいは、住み込みで働けるマンションもありますが、その場合は「夫婦で働くこと」が採用条件となる場合が一般的です。

ただし、正社員としての採用は決して多くなく、契約社員やアルバイト・パート、嘱託などの形で働く人が多くいます。

マンション管理人は、ある程度年齢が高い人がなるのが一般的で、中高年が異業種から転職を考える場合、あるいは定年退職後の仕事としてマンション管理人を務めるといったケースもよく見られます。

実際の求人募集記事を見ても、年齢については「70歳くらいまで」となっているものもよく見られます。

こうしたことから非正規雇用が中心となっており、若い人が正社員としてしっかりと稼ぐのは難しいといわれています。

なぜ、高齢者の採用が中心なのか

マンションにはさまざまな住人がおり、日々生まれる多様なトラブルへの対処や外部の訪問者への適切な対応など、臨機応変な動きが求められます。

社会経験が豊富であることが重要視されるため、年齢を重ねている人が歓迎されやすい仕事となっています。

また、雇用する側としては、非正規のパートなどを雇うことによって人件費を抑えて雇用できるなどのメリットもあり、昔からマンション管理の仕事をするのは高齢者中心となっているようです。

20代や30代の若い人がマンション管理の仕事をしたい場合、高級分譲マンションなどで管理業務が分業制となっているところでは、「受付(コンシェルジュ)」などの仕事であれば働ける場合もあります。