マンション管理人の勤務時間・休日

マンション管理人の勤務時間

マンション管理人の勤務時間は、8:00~17:00や9:00~18:00などの日勤となります。

ただし、戸数の少ないマンションや賃貸マンションなどでは、フルタイムの管理とならないケースも多くあります。

たとえば9:00~15:00で1日6時間ほど働く職場や、午前中のみ、午後のみの職場もあり、勤務体系はかなりバラエティに富んでいます。

さまざまな求人情報のなかから、自分の都合にあった勤務時間の職場を選択できるという点は、マンション管理人の大きなメリットといえます。

なお、通勤するのではなく、マンションに入居して管理する「住み込み」という勤務スタイルもありますが、その場合でも基本的な勤務時間は通勤と変わりません。

ただし、住み込みで管理していると、どうしても早朝や夜間などに住民からの要望を受けて対応しなければならないことも多く、時間外の仕事が増えやすい傾向にあります。

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マンション管理人の休日

マンション管理人の休日も、勤務時間と同じように複数のパターンがあります。

最もオーソドックスなのは、カレンダー通り土日が休みとなります。

ただし日曜日だけ休みの週休1日のところや、逆に週休3日で金土日が休みのところ、火木土と1日おきに休みのところもあります。

ただし、祝日については、ゴミ回収が通常通り行われる関係上、ゴミステーション清掃のために出勤しなければならないケースが大半です。

お盆や年末年始などの長期休暇についても、長く休むとそれだけ建物内が汚れたりゴミがたまったりしますので、あまりまとまって休むことは難しく、長くても3日~4日程度となるでしょう。

マンション管理人の残業

マンション管理人は、基本的に残業することはありません。

勤務時間は管理規約などによって明確に規定されており、定時が来れば帰宅することができます。

エレベータが故障して動かない、急病人を搬送しなければならないなど、緊急事態のときは定時を超えて業務にあたることもありますが、頻繁ではありません。

残業するとしてもせいぜい1時間程度であり、サラリーマンのように夜遅くまで帰れないということはありません。

早朝出勤や夜勤をすることもなく、日々の仕事のリズムは非常に安定していますので、マンション管理人はワークライフバランスの取りやすい職場といえます。

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マンション管理人は忙しい?激務?

マンション管理人は、担当物件にもよりますが、総じてあまり忙しい職業ではありません。

マンション管理人は掃除や巡回などがおもな業務であり、締め切りや納期、ノルマなどに追われるタイプの仕事とは性質が異なります。

特定の時期に仕事が偏ることもないため、繁忙期というものも存在しません。

地味で同じ作業を淡々と繰り返す根気や真面目さ、丁寧さが必要にはなりますが、無理せずマイペースに働ける仕事です。

60代や70代のシニア世代が多数活躍していることからも、マンション管理人がそこまできつい仕事ではないことがわかるでしょう。

マンション管理人の休日の過ごし方

マンション管理人の仕事である清掃や巡回、点検などは、ほぼ毎日行う必要があるため、マンション管理人は、連続して休みにくいという特徴があります。

このため、マンション管理人の休日は、あまり遠出せず、自宅でゆっくりする、買い物に出かけるなど、近場ですませるケースがほとんどです。

逆にいうと、たとえば海外旅行に出かける、遠くの田舎に帰省するなど、長い間休まなければならないような過ごし方をするのは、代役を立てなければならない関係上、非常に難しいでしょう。

職場によっては、1泊2日程度の旅行もなかなか行けないというケースもありますので、気になる人については、あらかじめよく勤務体系を確認しておいたほうがよいかもしれません。

マンション管理人の1日のスケジュール・生活スタイル