ホームヘルパーの仕事で大切にしていること(体験談)
私が、ホームヘルパーとして、仕事で大切にしていることをお話ししていきます。
皆さんは、お仕事でどんなことを大切にしていますか? 私の経験や、ポリシーが少しでも、皆さんのお役にたてれば嬉しい限りです。
人とのコミュニケーション
ホームヘルパーは、常に人に接しする仕事です。他人を好きにならなければ、この仕事はできません。
そのため、利用者や同僚とのコミュニケーションを大事に考えています。
「人は鏡」とよく言います。こちらが、相手を好きにならなければ、相手も好きになってくれません。
ですから、日頃から笑顔をたやさず、自分から誰にでも話かけるようにしています。
人の話を良く聞く
高齢の利用者は、寂しがりです。
とくに在宅で訪問介護サービスを利用されておられる方は、ホームヘルパーが来るのを楽しみにしています。
「誰かと話をしたい」「誰かに話を聞いてもらいたい」と思っているのです。
利用者は、話を聞いてあげるだけで、喜び満足します。
相手の立場を理解する
簡単そうで、なかなか難しいことです。よくテレビのニュースや新聞などで「・・・の施設で虐待」と報道されていますよね。
ホームヘルパーも人間ですから、ストレスはたまります。
まして、人の介護ほど難しいものはありません。
私はイライラするときは、「この人は、私を頼りにしている。甘えたいんだ。」と自分に言い聞かせ、相手の今の立場を理解するように心掛けています。
自分の仕事に誇りをもつ
私のホームヘルパーの仕事に対して、「よくあんなきつそうな仕事ができますね」と言われることもあります。
私も、何度かくじけそうになりました。
そんなとき、「こんな自分でも世の中の役にたっている。人を助けているんだ。」などと考えて、自分の仕事に誇りを持つようにしています。
綺麗ごとのように、思われるかもわかりませんが、こうした考え方はホームヘルパーを始めた頃から私なりに大切にしています。
なにごとも「初心」を忘れなければ、間違いないのではないでしょうか。
私なりに「仕事で大切にしていること」をまとめてみましたが、これから介護業界を目指す人や、現在も介護の仕事を頑張っておられる人の励みになれば幸いです。