動物看護師の勤務先と仕事内容の違い

動物看護士の勤務先・働き方の種類

動物看護士の就職先は、動物病院がメインです。

そのほかには、ペットや動物に関わる施設などが挙げられます。

同じ動物看護師とはいっても、どこで働くかによって働き方も変われば仕事内容も変わってくるため、真剣に考えておくべきでしょう。

まずは動物看護師としてどのような仕事がしたいのか、どうなりたいのかを考え、そのうえで待遇なども確認しながら就職先を選んでいきましょう。

動物看護師の仕事内容

動物病院で働く動物看護士

動物病院は全国に1万軒ほどあるといわれていますが、その規模や特徴はさまざまです。

一人の獣医師が開業した個人医院もあれば、複数名の獣医師が働く大きな病院、また24時間体制で救急対応も行う病院、さらには眼科や歯科のように特定の部位を専門とする病院や、動物の種類による専門病院などもあり、職場によって仕事内容や勤務スタイルは少しずつ変わってきます。

地域に根付いた小さな病院の場合は少人数のスタッフで回していくため、動物看護師は診療補助に加え、受付から会計業務などまで幅広く担当することが多いです。

そして、病気や怪我の診察だけでなく、爪切りや健康診断など、動物の日常的なケア目的で来院する患者も比較的多い一方、獣医大学の付属病院の場合、個人病院では対処しきれないような難しい病気を抱えた動物も多数やってきます。

また、入院施設を備えた24時間体制の病院であれば、動物看護師は夜勤を含めたシフト制で勤務することも少なくありません。

どういった動物病院で働くかによって、動物看護師の働き方もだいぶ異なるといえるでしょう。

ペットショップ・ドッグカフェ等で働く動物看護士

ペットの需要が増える中、ペットショップやドッグカフェ等のペット施設で働く動物看護士もいます。

販売されたり来店されたりするペットの体調や健康管理に気を配るほか、動物病院とは違いトリミングやしつけの知識も求められるようになります。

動物看護士の知識があることで、ペットショップやドッグカフェに来たペットのケガや病気を早期に発見できるというメリットもあります。

このほかには、ペットホテルやトリミングサロン、しつけ教室などにも活躍の場があり、近年では動物病院に併設されることも多いため、動物看護士の仕事の場はどんどん増えていると考えてよいでしょう。

動物保護施設・動物園で働く動物看護士

動物の保護施設や動物園などのテーマパークで働く動物看護士もいます。

動物の保護施設では、ケガや病気のために運ばれてきた動物を獣医師と共に回復に向かわせます。

犬や猫だけでなく、サルやシカ・野鳥など野生動物に関わることもあるため、ペット以外の動物の知識、より専門的な看護の知識が必要となります。

動物園などテーマパークで飼育されている動物の健康管理を任される動物看護士も同様です。

ときには大型の動物を扱うこともあるため、動物の生態を知るだけでなく、飼育方法や飼育環境なども勉強します。

動物園などの閉鎖的な空間では、一度病気が発生してしまうとほかの個体や動物にも広がってしまう恐れがあるため、毎日の健康チェックや早期の対策は欠かせません。

近年は、「アニマルセラピー」といって、ペットショップや動物園などから動物を運び、人が動物と触れ合うことでの心のケアにつなげたり、子どもの教育に役立てたりする動きも活発化しています。