英文学科を目指した理由
小さいころから英語が好きで、英語に興味があり、教員免許取得も目的の一つにして受験しました。
どうしても教員免許の取得は必須だったので、英文学科一本にしぼり、センター試験も受けてチャレンジしました。
人生前向きに頑張れば、何とかなります。
無事に合格しました。
英文学科で学んだこと・役に立っていること
文学部、英文学科では英語学を専攻し、いろいろと深く「English linguistics」について学ぶことができました。
ゼミは、ネイティブの先生だったので、帰国子女の人も多くやはり英語を話せるようになったのは、大学の頃からです。
英会話教室、塾の講師をこなせてきたのも、スキルが自然と身についていたおかげだと思います。
英文学科の雰囲気
同志社大学、文学部、英文学科は約8割が女性です。
英文学科の雰囲気は、毎日英語・英会話に囲まれた状態で、自由な感じなので自分の意志がしっかりしていれば、夢を実現することができると思います。
優しい人がたくさんいたので、助けてもらえました。感謝です。
英文学科の楽しかったところ
同志社大学、文学部、英文学科はとにかく帰国子女の人もたくさんいて、ハーフの人もいて多国籍な感じで楽しかったです。
もともと関西出身ではないのですが、大学の友人はみんな親切で、優しく接してくれたので良い思い出もできました。
英文学科のつらかった・大変だったところ
同志社大学、文学部、英文学科は英語を正確に理解し、話せるようにならないと卒業単位を取得することは難しいです。
私は、レポート、論文にかなり苦労しました。
20代で若かったので、テスト勉強は徹夜の日々でしたが、何とか乗り切ることができました。
英文学科の卒業後の就職先・進路
大学卒業後は、英語の勉強、スキルを活かして働きたいと思い、大阪の「通訳・翻訳」の会社で勤務しました。
その後も、英会話教室や塾で、英語の講師として働きました。
今は、プロの翻訳家として仕事を続けています。
言語の世界は、無限大です。
卒業後の所感・メッセージ
英語をネイティブレベルまで引き上げることができて本当に良かったです。
英語を正確に理解し、話せるようにならないと卒業単位を取得することは難しいです。
If you believe in yourself, you can do it!! good luck to you
行動科学学科を目指した理由
私が高校生だった当時、心理学に人気があり、今後需要の高まる仕事!として注目されていました。
そのため、心理学を学べて、かつ何か資格をとれる総合大学を探していました。
千葉大学は文学部に心理学が学べるコースがありますが、社会心理学から発達心理学、教育心理学、認知心理学と、総合的に学ぶことができるため、ここを選びました。
行動科学学科で学んだこと・役に立っていること
千葉大学の私が専攻したのは認知心理学という、人間をコンピュータに見立て、五感から得られた情報を、記憶や思考などのデータベースを基に、どうやって情報処理をしているのか?という、どちらかというとITや工学系よりの分野です。
知覚、記憶、思考、言語などの情報処理をどうやっているか?ということを解明することで、AIやロボットにできることを考えていく分野です。
人間の仕組みを知るので、発達障害の方の思考や行動など、そういった福祉分野の理解や仕事にも役立っています。
行動科学学科の雰囲気
国立大学全体に言えることですが、基本的に精神的に自立している人が多いです。
「自分の性格や個性を認めると同時に、相手の個性も認める」「自分は自分、他の人は他の人」「人に迷惑をかけない」という雰囲気があります。
なので、べったり仲良しグループで固まることも、付き合いを強要されることもなく、あまり人間関係で困ることはありません。
行動科学学科の楽しかったところ
「学問をがっちり研究する場」という意識がつよいため、知りたいことがあればいろいろ調べて研究することができます。
臨床心理士や公認心理師を目指すには、大学院に行くのが一番の近道になるため、入学当初から院進学を念頭に勉学に励む人も多いです。
人間関係はかなりライトで付き合いやすいため、余計な人間関係の問題はありません。
ガリ勉しようが、アルバイトに集中しようが、資格取得のため民間スクールに通おうが、その人のやりたいことを自由にできます。
行動科学学科のつらかった・大変だったところ
これも国立大学全体に言えることですが、大学側からのキャリア教育や日常のキャンパスライフへのサポートはほとんどありません。
もともと目的意識と学習意欲・学力が高い人が集まるため、放っておいても大体きちんと勉強して良い就職先についたり、研究結果を上げたりするので、良くも悪くも必要性がないからともいえます。
そのため、何がやりたいかわからずとりあえず勉強だけして大学に入ったという人は、勉強のレベルも自主性もぐんと求められる大学生活に適応できず挫折します。
あとは、人間関係はよく、人間性もしっかりした学生が多いのですが、たまに「勉強だけできる自己中心的な人」がいます。
下手に勉強ができる分プライドが高く、注意されても全く耳を貸さないため、学科に1人いると大変です。
行動科学学科の卒業後の就職先・進路
文学部は専門分野が就職に直結するわけではないため、卒業生はかなり広い分野へ就職しています。
ほとんどは首都圏に本社のある大手企業に就職するか、国家公務員などになっています。
分野も幅広く、メーカー・マスコミ・IT通信・金融・行政、さまざまな分野へ進んでいます。
もちろん、大学院への進学もあります。
たいてい毎年1~2割の学生が大学院の修士課程へ進学し、その後数人が博士課程まで進みます。
資格取得のほかに、研究者を目指している人も多いので、学部全体としては就職サポートより学問研究の意識や府に気のほうが強いです。
卒業後の所感・メッセージ
目的意識がはっきりしていて、かつ研究者になりたいなど学問・研究に興味のある人にはとても向いていると思います。
自主性が尊重されるため、やりたいことをしっかりと伝えられれば、いくらでも勉強や研究に没頭できます。
研究分野も広く、研究者として優秀な教授が多いので、その面では充実しているといえます。
ただし、就職に強いか?と問われたらなんとも言えません。
もともと個々人のやる気や能力が高いため、就職実績はやはり高くなります。
が、大学の制度やサポートとして学生一人一人に手を差し伸べるようなきめ細かいサポートは、他の私立大学や小規模大学に比べて弱いと思います。
公務員になっている卒業生も多いですが、学生が自主的に資格取得のスクールに通い、勉強しているからであって、大学では公務員試験のサポートはしていません。
どうしても国立大学は「学問研の究の場」としての性格が強いため、就職や進路相談などに対する丁寧なサポートはあまりありません。
良くも悪くも、自分の考え方や目的意識、やる気次第であるといえます。
心理学科を目指した理由
将来何になりたいか、という明確な目標がありませんでした。
なりたい職業もなく就職するよりは、なりたい何かを探そうと進学を希望しました。
その中で一番惹かれたのが「心理学科」でした。
人間の心や行動はどのようにできているのか…深く勉強したいとはじめて思えたのが心理学です。
心理学科で学んだこと・役に立っていること
乳幼児心理学は、子育てをする今とても役に立っています。
子どもの行動の動機や、こちらから声掛けする必要性を学びました。
当時は面白そうだな、というだけの理由で授業を受けていましたが、子どもを持つ自分のためにいま役立っています。
心理学科の雰囲気
心理学科は、真面目で勉強熱心な学生が多かったように思います。
倍率も高かったので、本当に心理学を勉強したくて来た人が多かったからだと思います。
授業を欠席する学生も少なく、モチベーションも上がる環境でした。
男女比も同じくらいでした。
心理学科の楽しかったところ
心理学科は、なによりも「実験」が多くて楽しかったです。
パーソナルスペースや脳波の実験を、実際に自分が被験者となり勉強できます。
カウンセリングの体験は、自分が悩みを相談する側と相談される側とを体験しました。
心理学が深くて面白い、と実際の体験を通して思いました。
心理学科のつらかった・大変だったところ
思っていたよりも、数学の要素が多くて大変でした。
実験結果をまとめるときに、すべて計算で結果を出します。
実験自体は楽しいものでしたが、最後の考察(まとめ)は苦手で個人的につらかったです。
また、初めて聞く専門用語も多かったので覚えるのが大変でした。
心理学科の卒業後の就職先・進路
卒業後は、製造メーカーの事務に就職しました。
周囲も企業に就職の人が多かったです。
豊富な知識が必要なので、なかなかカウンセリングの仕事は見つかりませんでした。
心理学で大学院まで行けば、専門的な仕事もあったかもしれません。
卒業後の所感・メッセージ
心理学を勉強して、専門的な仕事にはついていませんが、今思うと生活に役立っていることが多いです。
カウンセリングの体験は、友人や家族の悩みの相談に役立っています。
乳幼児心理学は、母親になった今役立っています。
生活を充実させてよい人生送るのが心理学だと思います。
たとえ専門的に仕事につけなくても、勉強して意味のあるものになっていくと思います。
国語国文を目指した理由
入学理由は、やはり文学が好きだったのと古典が興味あったのが理由でした。
本などが好きだったのもあります。
また、将来は図書館司書になりたいがために、そのための資格をとるために、この十文字女子大学に入学しました。
国語国文で学んだこと・役に立っていること
古典的な知識が身についたのと、古典の話が詳しくなったことです。
とくに、源氏物語や枕草紙などの知識が豊富になりました。
なので、昔の言葉や文字での文書も読めるようにもなり、和訳しなくても感覚的な読み方ができることです。
国語国文の雰囲気
国文学科などに限らず女子大学なので、基本的に女性にとっかした場所であるために、のびのびとした学園生活を送れます。
そのため、通っている生徒たちは基本的にみんな明るく、気持ちのよい表情が出ていました。また、
国語国文の楽しかったところ
国文学科の楽しかったところ。それは、みんながみんな同じ感じの感性の持ち主なので、文化祭はとくに楽しかったです。
アニメやゲーム好きしかいなかったので、文化祭にはアニメ音楽をガンガンに流したりして、盛り上げたりしました。
国語国文のつらかった・大変だったところ
つらかったところは、やはり短大なので受ける授業が一限から六限まで、ほぼ切羽詰まった学園生活であったところです。
ほか、就活との両立も本当に大変で毎日忙しくてつらかったです。
二年間しかない短大なので、いろいろなことが急スピードな日々でした。
国語国文の卒業後の就職先・進路
文学部だけあって、どこも受け入れられてもらえずに内定がなかなかもらえませんが、おもに工場への現場職員への就職へ向かいました。
実際、だいたいの人がそんな感じの人ばかりです。
私の友達も、工場の現場職員でした。
卒業後の所感・メッセージ
女子大なために、基本は本当に女性にとっかした学校なので過ごしやすいです。
また、設備なども女特有の問題に対して配慮もあります。
売店のスタッフもほぼ女性なので、買い物も安心できます。
ドイツ文学科を目指した理由
もともと音大志望だったのと、ドイツ語を勉強したかったので、外国語学部のドイツ語学科や文学部のドイツ文学科を中心に受験していました。
第一志望は上智大学や慶応大学で、すべり止めで明治大学を受験していました。
ドイツ文学科で学んだこと・役に立っていること
もともと本を読むことは好きだったので、より深く文学や映画といった世界に触れることができたのはとても楽しかったです。
英語とドイツ語もしっかり勉強できたので、語学力的な面ではとても役に立っています。
国際教養分野の授業もあり、それらの経験はとても貴重なものでした。
ドイツ文学科の雰囲気
ドイツ文学専攻コースでしたが、専攻自体の人数は少なく、40名ほどで、ゼミはなく、卒論研究がそのままゼミのような存在になっていました。
男女比は1:4くらいで、圧倒的に女子が多かったです。
学生の性格的には、やはり明治大学なので高いレベルの人から全く勉強ができない人がいたりとかなり幅がありました。
ドイツ文学科の楽しかったところ
外国語文学の専攻だったので、留学生が来たり、ドイツ人の先生の授業があったりと比較的国際的でした。
第二次世界大戦前後の研究が個人的には楽しかったのと、男子が少なかったので、いつもみんなで遊んだりしていてつながりが深く、雰囲気は良かったです。
ドイツ文学科のつらかった・大変だったところ
最初の壁は語学の授業でした。
英語は得意だったので問題ありませんでしたが、ドイツ語を一から勉強するのは最初のうちはとても苦労しました。
ただ幸いなことに英語とドイツ語の文法がとても近い構造だったので、慣れてからは問題なかったです。
ドイツ文学科の卒業後の就職先・進路
文学部ですが、ドイツ語学科ということもあり、比較的さまざまな業界に就職しているイメージです。
金融系や銀行系、マスコミ関係もいたり、中には自衛隊へいった友人もいました。
私自身は飲食系で、ワーキングホリデーを計画したりしています。
卒業後の所感・メッセージ
私立大学、かつ言わずと知れたマンモス大学です。
4年間を有効に使えるかどうかは個人個人の意識次第です。
機会を求めようとすればさまざまな制度を利用することができますが、自らやりたいことを見つけ、追及していかないと簡単に堕落してしまいます(私自身もそうでした)。
目的意識をもって、最先端の学問を勉強するということを考えて受験することをお勧めします。
大学としてのネームバリューはかなりあるので、進路にはある程度困らないとは思います。
フランス語フランス文学科を目指した理由
小学生のころからフランス留学をすることを決めていて、4年間で卒業でき、かつ留学できる大学を関西以西で選んだ結果、この大学のこの学部学科にたどり着きました。
だから目的地が別であったら、別の学部学科を選んでいたと思います。
フランス語フランス文学科で学んだこと・役に立っていること
フランス語学科なので当然フランス語を学んで留学もしたので、フランス語で会話できるますし、読み書きもできます。
仕事で役に立てることもありますが、一番は英語以外の選択肢ができることです。
そしてラテン語系列の中でも複雑なフランス語を一度習得すると、それより簡便なスペイン語やイタリア語が取得しやすくなり、理解できやすくなります。
フランス語フランス文学科の雰囲気
地方の文学部だったせいか、全体的にゆるめの雰囲気があり、1回生の頃から授業をさぼる人間もいて驚きました。
男女比はほぼ半々。
わたしのように留学を最初から決めている人はほとんどおらず、ノートの貸出依頼やテストの時だけ頼ってくる人間もいました。
フランス語フランス文学科の楽しかったところ
校風のおかげか、文学部と神学部という就職に直接関係なさそうな学部しかなかったせいか。
そのゆるさが語学習得に血道をあげていた自分の方の力を何度も抜かせてくれました。
特に留学から帰って進路をどうするか迷っていた時に、いろんな選択肢を提示してくれたことは大きかったです。
フランス語フランス文学科のつらかった・大変だったところ
「文学部フランス語フランス文学科出身です」、そう自己紹介した場合の日本における反応はたったひとつ。
「へ~……」とまどったような。
どう反応を返したらよいかわからないような表情を、就職活動でも、その後の会社人生でも言われました。
就活の際には「へ~すごいですね。で、英語の方は?」と聞かれることが多かったです。
つらいとも大変だとも思わなかったですが、「あぁフランスってこの国には遠い存在なんだな」と思った。
フランス語フランス文学科の卒業後の就職先・進路
現在はわかりませんが、わたしが就職活動をしていた時期にフランス語を活かせる就職先と言えば、大学か旅行会社くらいしかなかったです。
大学を首席で卒業した友人は企業内通訳という仕事を得ていたが、それはまれな例です。
自分自身を含めて卒業後すぐにフランス語を活かした(もしくは活かせる)仕事に就いたものはほとんどいませんでした。
卒業後の所感・メッセージ
非常に残念なことに、我が母校は生き残れなかったです。
経営を全く知らない聖職者が大学運営をしていたせいと言われていますが、そもそも学生が集まらなくなったからです。
やはり少子化時代に文学部と神学部しかない大学は、魅力がなかったのでしょう。
たとえ出身大学が学部がなくなったとしても、そこで学んだこと、経験したこと、出会った人々との思い出や縁が消えるわけではありません。
わたしは卒業して20年たつが、いまだに教授とも、仲の良かった友人たちとも年に数度は会って飲んでいます。
だから、「就職に有利」「有名だから」なんていう理由で学部や学科を選ぶのではなく、自分が数年そこで過ごしたいかどうかで選んでほしいです。
英語英文学科を目指した理由
大学受験を通して、英語の勉強が楽しくなりました。
過去問などを解いていても、英語で点数をとれることが多く、自信になりました。
大学の学部に関して、どうやって選べばよいかわからず、また、具体的な志望学科などもありませんでした。
どうせなら、勉強していて楽しいと思える分野のことを学びたいと思い、英語英文学科を目指しました。
英語英文学科で学んだこと・役に立っていること
大学生活を通して、英語を中心に学びました。
発音やコミュニケーション力、また英文学に関する書物を読みこんだり、研究したり・・・。
現在は海外とのやり取りの多い仕事についていますが、その面では学生時代から英語に触れる勉強をしていたので、役に立っています。
また、海外旅行をしたりするときも、英語力は役に立ちますし、いろいろな国の人とコミュニケーションが取れることは自分の生活を豊かにしてくれていると考えています。
英語英文学科の雰囲気
学校にもよるかと思いますが、私の学校は派手な子が多かったように思います。
学生時代に海外へ留学経験があったりする子も多かったので、気の強い人、自分の意見をしっかり主張できる子が多かったです。
ディスカッションの授業も多かったので、インターナショナルな目線で、自己主張する力は養えると思います。
英語英文学科の楽しかったところ
とにかく、毎日英語に触れあえたこと。
英語が好きな人にとっては最高の学科だと思います。
授業によっては外人の教授により、すべて英語で行われる授業もあったり、真面目に勉強すれば確実に英語の力はつくと思います。
英語英文学科のつらかった・大変だったところ
私は受験勉強を通して、自分は英語が得意だ!と思ってこの学科に決めましたが、実際入学してみるともっと英語が得意な人はたくさんいました。
すでに外人レベルでペラペラに英語が喋れる人がいたり、当時は私は英会話(スピーキング・リスニング)が苦手だったので、クラス分けのときアドバンスクラスには行けませんでした。
英語英文学科の卒業後の就職先・進路
これも学校によって異なるかとは思いますが、私はインポート服飾雑貨を扱う、専門商社に行きました。
周りは、キャビンアテンダントや、教職をとった子は英語の教師になった子もいました。
しかし、銀行やブライダル業界、アパレル業界に進んだ子もいましたので、必ずしも英語に携わる仕事をしているというわけではありませんでした。
卒業後の所感・メッセージ
英語が好きな人、もっと力を伸ばしたいと思っている人に対しては、ぜひ英語英文学科をお勧めしたいです。
単に英語の勉強だけでなく、歴史や英語の書物等、きっと卒業論文の製作に向けて、同じ学科でも深める専門知識は人によって異なります。
ぼんやりとでも自分で深めたいことを決めているなら、よいと思います。
一方で、社会に出てみたら、他の学科卒の人でも英語をペラペラしゃべれる人はたくさんいます。
たとえば商学部でそういう人がいたら、商学部で学んだ知識+英語力(きっと在学中留学等をして独自に英語力を身に着けた)を持っているので、かなり強みになります。
ただ単に英語を話せるようになりたい、という気持ちだけで選択するのであれば、別の学部で知識をつけ、英会話は独学で勉強するのをお勧めします。
英文科を目指した理由
子どもの頃から本を読むことが大好きで、とくに外国の小説に興味があったからです。
中学生になって英語を学ぶようになると、ますます海外への関心が高まり、将来は英語を使った職業に就きたいと思い、英文科を目指しました。
英文科で学んだこと・役に立っていること
1、2年生の間はイギリス文学やアメリカ文学について、古典劇や詩から現代文学まで幅広く学びました。
3年生で自分の好きな分野(私はアメリカ古典文学)を決めてゼミに入り、専門的に研究しました。
いまはフリーランスで翻訳をしていますが、当時学んだ古典の知識が役に立っています。
英文科の雰囲気
やはり、本が好きで語学や外国の文化に興味のある人がほとんどです。
体育会系というよりも、知的好奇心の高い文学少女、文学青年が多かったです。
英文科の男女比は女性が多く、私の通っていた大学では8割以上が女性でした。
英文科の楽しかったところ
ただ本を読むだけではく、文化や歴史などを勉強しながら紐を解いていくように研究していくことが楽しかったです。
大学の授業では独りよがりになることなく、教授や仲間たちの多角的な意見を聞くことができるのも勉強になりました。
英文科のつらかった・大変だったところ
ゼミの卒業論文で1冊の本を論じるために、たくさんの本や資料を探して読まなければならないのが大変でした。
感想文と論文は全然違うということを自分の肌身を持って学ぶことができたのは、とても大きな体験になりました。
英文科の卒業後の就職先・進路
男女ともに企業の総合職に就く人が6割ほどでした。
1割は中学や高校の英語教師になり、1割は海外留学をし、1割は大学院へ進学しました。
残り1割は留年したり、自分の夢を叶えるためにアルバイトをしたりする人もいました。
卒業後の所感・メッセージ
子どもの頃から好きだった海外文学という分野について、専門的に好きなだけ勉強することができたのが良かったです。
わからないことがあればすぐに教授たちに聞くことができるし、仲間たちの存在も自分の狭い視野を広げてくれて恵まれた環境だったと思います。
英文科は本を読むことと、英語の両方に興味がある人におすすめの学科です。
英文科を目指した理由
子どもの頃から本を読むのが好きで、特にアメリカやイギリスの文学が大好きだったからです。
自分の進路を考えるうちに、将来は英語に関わる仕事をしたいと思うようになり、翻訳家になるという夢を目指して英文科を志望しました。
英文科で学んだこと・役に立っていること
アメリカやイギリスの古典の詩から現代小説まで、さまざまな文学を学びました。
3年生で専門分野を決めるにあたって、アメリカの古典文学を選択し、フィッツジェラルドやセオドア・ドライサーの小説について研究しました。
英文科の楽しかったところ
もともと興味のあった英文学について、専門の教授たちから深く学ぶことができて良かったです。
とくにゼミでは、一つの作品についてじっくり時間をかけて掘り下げて研究することができ、とても良い勉強になりました。
英文科のつらかった・大変だったところ
必修科目である第二外国語を選択するにあたって、英文科の学生のほとんどが英文学と関わりの深いフランス語を選択するのですが、フランス語は英語と違って男性名詞と女性名詞があり、覚えるのにたいへん苦労しました。
英文科の卒業後の就職先・進路
私は英語に関わる仕事がしたかったので、卒業後は地元の私立高校の英語教師になりました。
5年間勤務して、翻訳会社に転職しました。
今はフリーランスで翻訳の仕事をしています。
周りの人たちは、一般の企業に就職する人たちが8割以上でした。
卒業後の所感・メッセージ
高校までの英語の授業はどちらかというと受験のための勉強という感じでしたが、大学の英文科では本当に自分の好きな文学に向き合って勉強することができたというのが良かったと思います。
就職のために進学するというよりも、海外の文学を専門的に学びたいという人におすすめです。
英文学科を目指した理由
英語の教員免許をめざして進学しました。
その大学の教職課程には、テレビにもよく出ている有名な教育学者の先生が教鞭を揮う授業があったので、その授業を受けてみたいと思い、その大学を志望した、という背景もあります。
(「声に出して読みたい・・・」シリーズで有名な先生です。)
英文学科で学んだこと・役に立っていること
目的通り、教員免許を取得することができたのは良かったです。
また、教職過程や学部の授業で学んだことが、塾講師のアルバイト時代(特にクラス授業で)に役に経ちました。
現在も英文を扱う仕事をしているので、大学時代に英語に触れる環境にいたのは大きなメリットになっていると感じています。
英文学科の雰囲気
他の学部と比べて基本的におっとりしています。
就職活動等に対する意識が他の学部と比べると低めかなぁ、と思います。
他大学にもれず文学部ということもあり、男女比は3:7くらいで、どの学科、どの専攻も男子より女子の方が多いです。
英文学科の楽しかったところ
文学部文学部に所属しながらも、他の地歴学科や心理学科など、または他学部で開講されている授業を履修することができるので、学びの幅は広いと思います。
1年時に体育の授業で、日本代表の長友選手も使ったであろうサッカー場でサッカーをする機会があったのは個人的には結構嬉しかったです。
英文学科のつらかった・大変だったところ
教職課程を履修すると、非常に忙しくなります。
特に一年時は、必修の科目との重複をさけると、土曜日にも授業に出席しなければならないということもありました。
また。2年時からは演習という形でゼミ形式の専門的な授業が始まるので、卒論作成に向けてしっかり知識を蓄えていく必要があります。
英文学科の卒業後の就職先・進路
教職課程を履修している人が他の学部よりも多いこともあり、教員や塾、予備校関係などの教育業界を志す人が多くいました。
また、自分もそうであったように、文学を学ぶ中で出版業界に興味を抱く友人も多くいました。
2年時からの演習で学んだ自分の分野をより深く勉強したい、という意思を持って大学院に進む人も少数ですがいました。
卒業後の所感・メッセージ
自分が在学時よりも更に人気が上がり、志望する人も増えているようです。
ブランド名もそれなりにあるので、就職活動でもマイナスにはなりません。
文学部は法学部や経済学部と違って実践的なコトを学ぶところではありません。
ただ、「これを深く勉強してみたい」という追求して学びたいものがある人は、文学部向きと言えます。
英文学科を目指した理由
私が受験生だった頃は国公立大学が最高で3校まで受験できました。
前期、後期で第一志望である国立大学の理系を受験し、もう一校、どこか受けられるところはないかと探したところ、二次試験科目が英語だけだったので都留文科大学も受けることにしました。
公立大学で、学費が安く、調べてみたところ教授・講師陣が一流、田舎ゆえ、生活費も安かったこと、語学ができればその後、いろいろな意味でキャリアが広がると考えて目指しました。
英文学科で学んだこと・役に立っていること
文学部英文学科ですが、専攻は英語学で、言葉によらないコミュニケーション(ジェスチャー、顔の表情、距離の取り方)などを研究されている先生のゼミを選び、コミュニケーションの道具としての英語と言葉によらないコミュニケーションについて学びました。
このゼミで学んだことは異文化コミュニケーションの難しさです。
何故誤解が生じるのか、外国人と外国語でコミュニケーションする時にはどんな点に気を付ける必要があるか等の知識は今、通訳者として仕事をする上で、とても役立っています。
英文学科の雰囲気
北海道から沖縄まで全国から学生が平均して集まっていることことが特徴で、なんといっても山梨県の都留市という地方の大学なので、のんびりとした雰囲気でした。
とにかくまじめな人が多かったです。
男女比は1:3くらいでした。
仲間の中には奨学金とアルバイトだけで自力で卒業した人もいた位です。
ちゃらちゃらした雰囲気はまったくありませんでした。
英文学科の楽しかったところ
楽しかったところは何と言っても全国いろいろなところから学生が集まっていたことです。
行ったことがない他の都道府県からの友人たちといろんな話をしたこと、皆、仲良く学園祭の時に一緒に鍋をつついたこと、卒論を仕上げるための2泊3日のゼミ合宿などが特に楽しかったです。
英文学科のつらかった・大変だったところ
大変だったことはとにかく夏休みの宿題の量が多かったことです。
レポート形式の宿題が3本、他に英語の小説の和訳を仕上げる宿題が2本ありました。
「本を2〜3冊読んだ程度でレポートを書かないように」という先生の言葉に必死に10冊以上の本を読み、夏休みのほとんどは図書館、自宅で必死に勉強に励み終わってしまいました。
当時はつらく大変でしたが、この宿題のお蔭で文章を書くことが苦ではなくなり、社会人になってから本当に役立ちました。
また、レポートの締め切りに対しても大変厳しかったです。
締切数分前には教務課の職員がストップウォッチを持って原稿提出用の鍵のかかった箱の前に立ち、数秒でも締切に遅れれば箱は撤去され、原稿は一切受け取ってもらえませんでした。
救済措置は一切無し。
きちんと締め切りを守ることの大切さ、厳しさを教えてくれる大学で今は良かったと思っています。
英文学科の卒業後の就職先・進路
私は卒業後海外の大学院に進学し、その後通訳者としての道を歩みましたが、学生の約3割は教職につきました。
そのうち7割が中学校の英語教員、残り3割くらいが高校の英語教員、または英会話学校(イーオンなど)で講師やマネージャーでした。
数は少ないですが英語を活かせる場として外資系企業や航空会社に就職した人もいます。
卒業後の所感・メッセージ
学生だったときは遊ぶところと言えば富士急ハイランドくらいしかない、とんでもない田舎に来てしまった、と思い、また宿題の多さに、夏休みは遊ぶどころではありませんでした。
ですが、本来、大学とは勉強する場所であり、学生らしい学生生活を送れたという点、まじめで勉強熱心な友達に恵まれたこと、海外大学院進学後も、卒業後も先生方との暖かい交流があったことは地方の小規模大学のとても良い点だったと思います。
振り返ってみて、何一つ都留文科大学で学んだことを後悔していません。
受験生の皆さんには大学入学だけではなく、卒業後どのような道に進みたいのかもしっかり考え、目標に向かって頑張って欲しいと思います。
Good luck!!!
英米学科を目指した理由
私が文学部英米学科を目指した理由は2つあります。
1つ目は英語を中心に大学で勉強したかったからです。
2つ目は女の子が多い学部に行きたかったからです。
私の高校には男の子が8割を占めており、大学生活では同じぐらいの男女比率で学校を楽しみたかったためです。
英米学科で学んだこと・役に立っていること
私は文学部英米学科で英語を中心に深く学びました。
その英語は海外旅行、就職活動、資格などさまざまな分野で役に立っています。
外国人と会話ができることや、高いスコアでTOEIC、英検などの資格を持てていることです。
英米学科の雰囲気
文学部英米学科の学生は、比較的おとなしい性格だと思います。
また海外からの学生もいるため、いつも話さないようなことを話せるので、外国の知らなかったことを知ることができたり、英語の会話表現を教えてくれたり、逆にこちら側が日本のことを教えたりと、高校にはなかった楽しい新鮮な雰囲気です。
英米学科の楽しかったところ
文学部英米学科の楽しかったところは、海外の学生とコミュニケーションがとれたことです。
私は海外に行ったこともなく、テレビもあまり見ないので詳しい海外のことは全くわかりませんでした。
最初は海外の学生とスムーズに英語で話すことはできませんでしたが、毎日話していると不思議なことに、流暢に話せるようになりました。
英語を話せるようになってきている実感を持てた時が楽しかったです。
英米学科のつらかった・大変だったところ
文学部英米学科のつらかったところは、いくつかの授業がすべて英語だったことです。
最初はついていくことでいっぱいいっぱいで、周りには私よりも英語ができる人が何人もいたので必死に勉強しました。
努力したことで、英語の授業には慣れることができました。
英米学科の卒業後の就職先・進路
私は外資系の会社に就職しました。
周りには食品会社、航空業界、証券会社、外資系などさまざまでしたが、私も含めて英米学科の生徒は今まで学んだことを就職活動に活かしたかったため、主に英語を使う分野に就職をしました。
卒業後の所感・メッセージ
英米学科は名前の通り、英語を中心的に学べる学科ですがそれだけではなく、海外のことを深く学べる学科です。
海外の学生もいますし、男女比率も極端に偏っておらず、学生の雰囲気は新鮮です。
英語が得意な学生、あるいは英語を得意になりたい学生は視野に入れてみてはどうでしょうか。
英米文学科を目指した理由
文学部を選んだ理由は、本(特に海外の児童文学)を読むことが好きだったためです。
また、英米文学科を選んだ理由は、中学から高校まで6年間授業で英語を勉強してきたので、大学でも引き続き英語を勉強したいと思ったのが理由です。
英米文学科で学んだこと・役に立っていること
講義では、有名な英米文学だけでなく、有名だが自分が読んだことのなかった本や、教授が翻訳した本なども扱うため、よりディープな英米文学の世界にどっぷり浸かることになりました。
海外の文学はその土地の歴史や宗教、文化と一体になっているため、本ではなく実際の世界に興味を持つようになりました。
英米文学科の雰囲気
基本的に、文学部は女性比率が高いです。
私が所属した英米文学科では、女性が9割を占めていました。
学生もどちらかといえば大らかで、ガツガツ勉強をするというタイプではありません。
ただ、中には文学に惚れ込み、研究者になるような学生もいます。
英米文学科の楽しかったところ
基本的に、みんな英米文学や英米の文化に憧れを抱き、慣れ親しんできた学生が多かったため、シェイクスピア劇や紅茶といった文化を一緒に楽しむことができました。
また、教授陣も「教師」というよりは「研究者」であるためユニークな人が多く、英語圏への興味を掻き立ててくれるところが好きだったです。
英米文学科のつらかった・大変だったところ
当たり前だが、英語を使います。
始めのうちは中学生レベルのスピーキング・リスニングの授業もありますが、卒業論文は当然のように英語です。
講義も全てが英語というわけではないですが、教材となる本は英語であるため、自分でもちゃんと英語を学ぶ!という姿勢がないとつらいでしょう。
英米文学科の卒業後の就職先・進路
就職先としては、公務員、銀行、保険会社といったいわゆる「無難」な選択肢が多い印象です。
英語の能力が突出している生徒は、翻訳や通訳、旅行会社といった仕事に就いています。
また、研究を続けるために大学院に進む生徒も一握りではあるがいました。
卒業後の所感・メッセージ
今思えば、「もっと在学中に英語をしっかり勉強しておくんだった!」という後悔はあります。
皆さんはしっかりやってください。
単位については、授業にきっちり出ていれば特に問題はないでしょう。
「文学など就職の役には立たない」という人も多いですが、文学こそその国の「歴史・文化・教養」がぎっしりと詰め込まれたものです。
会社に入って即役に立つ技術を身につけるのもいいですが、文学部でじっくりと教養の海に浸かり、あなたの悩みは先人の悩みでもあり、あなたの喜びは先人も喜んだことを知り、世界の光や闇を紐解いていくのも、楽しいのではないでしょうか。
英米文学科を目指した理由
まず、自分は文系なのか理系なのかということを考えた時、文系の方が得意だと感じていました。
文系の中でも、子供の頃からずっと習い事として勉強していた英語は大好きだったので、大学でもっと英語の文学について深く学んでみたいと思ったため、英米文学科を目指しました。
英米文学科で学んだこと・役に立っていること
アメリカ・イギリス文学の歴史や作品を主に学びました。
また、文学だけでなく、ビジネスイングリッシュやリスニングの授業もありそれらの授業は全て英語で行われていたので、初めは少々戸惑いましたが、リスニング力がとても付き、簡単な英会話ならできるようになったことは大変役に立ちました。
英米文学科の雰囲気
女子大だったため学生は全員女子でしたが、適度にお上品でギラギラしたような派手さはなかったので女子特有の嫌な感じなどもありませんでしたしとても馴染み易かったです。
他県から来る学生も多く、のんびりほんわかとした性格の子が多かったです。
英米文学科の楽しかったところ
英米文学科ということもあり、教授はアメリカ人やイギリス人といった外国人が多く、授業中にその国の色々な文化やおもしろ話をしてくれるのが新鮮で楽しかったです。
ランチ時にも、友人たちと教授の部屋へお弁当を持ってお邪魔してお話したりする時間なんかもありました。
英米文学科のつらかった・大変だったところ
文学の本を多く読むというだけでなく、論文の提出もあったところです。
イギリス文学、アメリカ文学と同時期に学ぶので少々頭が混乱することもありました。
しかし、自分の好きな分野だったので、泣きたくなるほどつらいということはありませんでした。
英米文学科の卒業後の就職先・進路
メーカーや商社の一般職や学校の教員に就職する人が多かったです。
私自身は商社の一般職に就職し、海外からの輸入の部門で働いていました。
自分が主になって英語を使う仕事ではありませんでしたが、海外からの電話の取り次ぎや書類などにも英文は含まれていたので英語には携わっていました。
卒業後の所感・メッセージ
文学から英会話まで幅広く学ぶ事ができたので、飽きることなく楽しく勉学に励めたので良かったと思います。
ただ、企業に入社してから感じたことは、外大のようにバリバリに英語を学んできた人と比べると英会話力は劣っていたかなということ。
これは本人の努力次第ということもありますが、世界に通用するくらいに英語力を学びたいのならそういった大学を目指した方が良いかと思います。
教育学科を目指した理由
昔から子供の面倒を見るのが好きで、後輩などに色々なことを教えたりするのも好きだったのもあって小学校の先生になりたくてこの学部に入ることにしました。
事前に調べたり聞いたりしたところ、この学校の文学部からはさまざまな分野で活躍されている先輩方が多いらしく、教員以外にも色々な道があると思って選びました。
教育学科で学んだこと・役に立っていること
古くからある学校だったこともあり、教育についての基礎的なことや授業力を身につけることから、具体的な教育現場で求められる柔軟さと対応力などについて多面的に学ぶことができたと思います。
毎週小学校の現場を体験できる時間も設けられていたのでスムーズに現場に入ることができました。
教育学科の雰囲気
学生も先生も明るくて元気のあるようなタイプの人が多くいます。
男女比は半々くらいで、そのおかげか雰囲気も和やかで笑顔の多い学生生活が送れたように思います。
ただ私の行っていた学部だけでなくこの学校自体かもしれませんが、他の学部との交流がほとんどなくサークルなどに入らなければ話す機会はほとんどなかったので、少し閉鎖的には感じて残念ではありました。
教育学科の楽しかったところ
「先生」を育てる学科だったので、それを教える先生の授業が面白いものが多かったです。
何気ない一つのことでも色々な方法で教えることができるということを、文字だけでなく実際にやってみせてくれたりしたので楽しく学ぶことができました。
また先生自体も変わっているというか面白い人が多かったです。
教育学科のつらかった・大変だったところ
先生になりたい気持ちはありましたが、いざ人前に立って話すと事前に考えたことなどの半分も話せない時も多くて、特に最初は自分の不出来さを痛感してつらく感じました。
講義だけ受けていても授業が上手く出来るようにはならないので実践が必要になってくるわけですが、十分とはいえない時間の中で練習していく必要があったので大変でした。
教育学科の卒業後の就職先・進路
そのまま教員になる人も多いですが、その他には銀行員になったり現場ではなく教育委員会の方に入ったりする方もいました。
私は教育を通して子供と接する中で、もっと子供の心と向き合って教えるのではなく助けるほうに興味を持ったこともあり、別の分野について学ぶことにしました。(通信制で児童心理学を学びました)
卒業後の所感・メッセージ
校舎は綺麗ですし先生も面白くて頼れる方が多いので、勉強もプライベートも充実していたと思います。
小さい子供と接することは想像以上に予想外な展開になることも多いですが、だからこそやり甲斐もあって仕事として楽しく続けていられるような内容を学ぶことができる場所だと思います。
国際英語学科を目指した理由
英語が話せるようになりたかったからです。
英語が話せれば人生の幅が広がります。
独学よりも大学で学んだ方が効率が良いし、諦めることなく続けられると考え、英語学科を選びました。
しかし一番の理由はやはり英語が好きだったからです。
国際英語学科で学んだこと・役に立っていること
コミュニケーションだけではなく、海外の文化や生活についても学びました。
その他にも社会に出てから海外の会社と交流する際に役立つビジネス英語や、海外書籍の翻訳の仕方、外国映画の翻訳の仕方も勉強しました。
英語を話せるようになるだけでなく、さまざまな形で英語や外国に触れたので、自分の知らなかった世界に興味を持つきっかけになりました。
新たな視点、興味を持てるようになったことが英語学科に入って人生で一番役に立っていることだと思います。
国際英語学科の雰囲気
海外に興味があるだけあって、明るくて活発な性格の学生が多かったです。
男女比は女性の方が多くて、3:1くらいの割合でした。
他学科に比べて、何となく学科を選んだという人が少なく、英語が話せるようになりたいという意欲を持った学生が多かったので勉強に対する意識は高かったと思います。
国際英語学科の楽しかったところ
英語学科は勉強だけではなく、リスニングやスピーキングの実戦練習が多く、できるようになってくるのが実感できます。
学びが身に付いているのを日々感じられるのでそこが楽しかったところです。
教授や講師も外国人が多く、明るくフレンドリーな人ばかりだったので先生との距離がとても近く、授業以外でも日常会話をする機会がたくさんありました。
経験豊富で海外の価値観を持った先生方と他愛ない世間話でも話せたのは新たな考え方や世界を知れる機会だし楽しかったです。
国際英語学科のつらかった・大変だったところ
英語学科は講義ではなく、リスニングやスピーキングの実戦が多いので少人数制の授業でした。
そのため出欠席も厳しく、さぼったりすることはできませんでした。
単語のテストも定期的に行われるし、洋書の読書感想文や教科書の翻訳予習の宿題や英文での日記などとにかく宿題が多く、勉強に追われる日々で大変でした。
国際英語学科の卒業後の就職先・進路
私も含め学科の半分くらいは英語を使わない普通の企業に就職したようです。
企業以外では外人のお客様にも対応できるということでホテル業界への就職が多かったです。
あとは英会話の会社や旅行業者、塾講師や航空会社へも就職があったようです。
卒業後の所感・メッセージ
英語を話せるようになっただけではなく、海外の文化や生活を学ぶことができたのは自分の視野が広がったと思うしとても良かったと思います。
ただ、卒業後にしばらく英語から離れると耳が鈍ってしまうし話せなくなってしまうので、それが維持できないと4年が無駄になってしまうのはいまいちな点だと思います。
英語学科はセットで留学の機会がある学校が多いですし、自分の意欲次第で学べる知識は未知数です。
グローバルな時代なので英語力はあって損はないし、やりたいことが見つからなければ英語学科は自分の世界観を広げてくれる素敵な学科なのでおすすめです。
国文学科を目指した理由
中学時代に太宰治の『人間失格』を読んでからというもの日本文学に傾倒し、大学でもっと色んな作家について専門的に学びたいと思ったからです。
また、作品を読むだけでは分からない、文学史全体の俯瞰への興味もありました。
国文学科で学んだこと・役に立っていること
文学がビジネスに役に立つとは、学生の頃は思っていませんでしたが、海外の経営者の方とお話しした時に、日本の作家の話題で盛り上がった経験があり、日本人としての教養をつけることができたのだと感じました。
即効性のある知識としては、難読漢字を読みこなせるようになります。
国文学科の雰囲気
男女比は2:1くらいで、英文学などの方が、女子には人気があったようです。
学生は、文学研究に熱心な大人しめのタイプと、必要な単位だけとってあとはアルバイトやサークル活動に励むタイプとに、二極化していました。
国文学科の楽しかったところ
和本や崩し字について学ぶ短期講座があり、史的価値が非常に高い江戸時代の文献に素手で触れることができて、感激した思い出があります。
また、純文学の作家の名前を口に出すと敬遠されることが多いですが、研究室では同じ文学好き同士、気兼ねなく話せたのが、何より楽しかったです。
国文学科のつらかった・大変だったところ
研究に使うものが全て文献(作家の手記や原稿も含めて)であり、紙の書物は重量があるため、それらを持ち運ぶのに常に難儀していました。
図書館と研究室との往復がつらかったです。
また、研究室の大部分を本が占めているため、小さな地震にもヒヤリとしていました。
国文学科の卒業後の就職先・進路
私自身はIT系の会社に就職しました。
他の学生は、金融や教育系企業への就職が多かったです。
国文学科の就職先は、出版社が多いと思われがちですが、出版社は採用人数が少ないため、皆はじめから分野にはこだわらず、広い視野で就職活動を行っていたようです。
卒業後の所感・メッセージ
あんなに大量の、しかも貴重な文献に触れて好きなことに没頭できる期間というのは、今思えば大学時代だけでした。
実社会で役に立つことは、私のように実際に社会に出てから学ぶ人間も多いです。
大学を卒業してから振り返った時、「豊かな時間を過ごせた」と思えるよう、自分の興味や好奇心に正直な学部選択を行うことを、おすすめします。
史学科東洋史コースを目指した理由
教員になるのが夢で社会科の教員になるためにと思い、いくつかの候補がありました。
候補は政治経済学、法学、史学だったのですが、私は特に歴史が好きだったので史学部のあるところを選択しました。
中学社会科の教員免許は社会学系の学部・学科ならば大体取得できます。
史学科東洋史コースで学んだこと・役に立っていること
文学部史学科東洋史コースは主に中国の歴史を勉強します。
中国の膨大な歴史とともに中国周辺諸国についても学びました。
それに付随して語学では中国語を選択しました。
現在は教員ではなく塾講師を務めていますが、学生時代に学んだことは知識として役に立っています。
史学科東洋史コースの雰囲気
学生は男性が6割、女性が4割と言ったところでした。
いかんせん、東海大学は付属高校があるため付属高校からエスカレーターで上がってきた学生が多く学ぼうとする意識は薄いように感じました。
私は一般受験で入学したため特にそう感じるのかもしれません。
史学科東洋史コースの楽しかったところ
私は元々は日本史が好きだったのでその周辺という意味で東洋史を学ぼうと思いましたが、学ぶ中で当然のごとく日本との関わりが出てきます。
日本史好きな自分としてはその関連がとても面白く、たとえば、日本の701年に編纂された大宝律令はそのほとんどが中国(当時の唐)のものと一緒だったという話には大変興味をもちました。
史学科東洋史コースのつらかった・大変だったところ
中国四千年の歴史と呼ばれるぐらいなので当然、その歴史は長く広大なものでした。
従って、覚えることも多く試験勉強などは大変でした。
また、卒業論文がありますが、大学3年生時のゼミ選びもとにかくテーマが多すぎて選ぶのに難航しました。
史学科東洋史コースの卒業後の就職先・進路
本当に東洋史にハマった学生で東洋史コース全体の一割程度は大学院に進学しました。
他は地方出身者は地元の信用金庫や保険会社などあまり学部学科とは関係ないところに就職する人が多かったと思います。
私は教員採用試験を受けて、うまくいかず学習塾に就職しましたので直接的とは言えませんが間接的には大学で得た知識が役立っている面もあります。
卒業後の所感・メッセージ
結果的には文学部史学科東洋史コースを卒業して良かったと個人的には思っています。
ただ、中国史が決してメジャーなものではないのでとっつきにくいし、将来の就職に直接役に立つとはお世辞にも言えません。
しかし、学生時代に新しい知識を得て、卒業論文などを通して一つのことを調査、研究しまとめるという行為自体はスキルとして社会人生活に大いに役立つことだと思います。
高校生の皆さんは大学に何を求めているかは人それぞれですが、何を学ぶにせよ大学ではすべてが自分次第でその先の未来も自分で切り開いていきます。
何かこのスキルは身に着けようという気概を持って大学進学をしてもらいたいと思います。
心理学科を目指した理由
もともとは心理学に興味がありませんでした。
高校3年生の段階で、大学で勉強したいこともありませんでした。
ただ、親の勧めから大学進学は決定していたので、消去法で学部・学科を選ぶことにしました。
理数が苦手だったので、数字が出てきそうな経済学部や商学部を除き、最終的に学部は文学部に決定しました。
その中でも「どうせなら、一番難しい学部・学科にしよう」という考えで、学科はそこで一番難しかった心理学科を目指しました。
心理学科で学んだこと・役に立っていること
大学では専攻科目以外に言語が必修科目です。
英語の他に中国語やフランス語などの1教科を選びます。
心理学科で論文を読むにあたって、英語の授業はとても重要でした。
なぜなら心理学の本場はアメリカで、実験や論文、資料も英語圏のものを探したほうが、情報がたくさん得られるからです。
必修以外でさらに心理学で英語の論文を読む授業があって、それは専門用語が出て他の学部・学科の英語より難易度が高かったです。
論文読解で得た英語力と少しの勉強で、在学中にTOEIC750点越えをしました。
これは、就職の際に持つべき資格として有利です。
今は、英語のライフハックを読むときに役立っています。
心理学科の雰囲気
文学部は、全体的に男子よりも女子が多かったです。
哲学学科・心理学科のような一言で言うと「理屈系」の学科は、他の学科よりは男子が多かったです。
心理学科の学生は、主体的に課題に取り組む意識の高い人が多かったように感じました。
「課題だから」ではなく、実験・調査のやり方を考える段階・準備・実行・論文をまとめるまで、グループワークでぬかりのないように話し合います。
周りの雰囲気に臆せず自分の意見を言うけれど言い方には配慮する、成熟した人間性が身に付いていたように思います。
心理学科の楽しかったところ
文学部だから楽しかったということは特段ありませんが、心理学科ならではの楽しかったことは、調査や実験を行ったことです。
これは他の学科では経験できないことですし、外部から幼児と保護者を招いて実験を行ったこともありました。
授業の一環ではあるものの、自分のやっていることに社会的意義があるように感じられてワクワクしました。
心理学科のつらかった・大変だったところ
心理学科でつらかったのは、行動統計学の授業でした。
理数が苦手だから文学部に入ったのに、数字を扱わなくてはなりません。
心理学を学ぶ上では避けて通れません。
簡単に言うと、実験や調査で得たデータの平均値を取ったり標準偏差を扱ったりして、その実験や調査の結果に意味があるのかないのか判定するのに使います。
生理学で体のはたらきについて勉強するのも、理数が苦手な私にはつらかったです。
心理学科の卒業後の就職先・進路
文学部で多かった就職先は、銀行や商社でした。
学士の段階では、心理の専門職に就くことはできません。
ですので、そういった仕事を目指す人は、大学院に進んでいました。
私は学部卒で、非正規の営業事務に就きました。
教育や福祉職に就きたければ、心理学を学んだことをある程度アピール材料にできます。
卒業後の所感・メッセージ
文学部は芸術・語学・哲学など幅広いので、一般教養で専門外の講義を取ることもできて面白いです。
心理学科は心理学の歴史を学んだり(テストに出たりします)、生理学や統計など難しい内容が多いです。
バイトで疲れているから授業で寝るなんてできません。
落第してしまいます。詰め込みの側面もあるし、考えなくてはならない内容もたくさんあります。
ですが、学んで良かったと思います。もう忘れていることも多くありますが、4年間で「客観的・科学的に考える」ということを学びました。
これは今でも、日頃の問題解決に役立っています。
大学生活はアルバイトや遊びよりもきっちり勉強したい、将来役立つことを学んで人間的に成長したいと考えている人には、ぜひオススメしたいです。
人文学科を目指した理由
もともと国語が得意科目で、中学・高校と国語を勉強していくうちに漢字や漢文について興味を持つようになりました。
そのためもっと専門的に学びたいと思い文学部を目指しました。
また、国語の教員免許を取得できることも魅力でした。
人文学科で学んだこと・役に立っていること
漢文を学びました。
大学に入るまでは訓読文を読むことがほとんどでしたが、専門的に学ぶようになってからは白文を読むことが基本でした。
中国の古典を楽しんだり、歴史書を自分の力で読み解いていくことは大変ですが、その文充実感を感じます。
人文学科の楽しかったところ
中国だけでなく韓国を専門的に勉強している学生も多数在籍していたので、さまざまな文化を体験することができた。
留学制度も充実しており、実際に現地に行って文化に触れ合うことで新しい考えや視点を持つことができた。
人文学科のつらかった・大変だったところ
漢文を読むことがほとんどでしたが、高校までの基礎がとても大切だということに気づかされました。
何事も基礎の上に成り立っており、そこから専門的な技術に枝分かれしています。
そのため基礎をきちんと学んでいないといきなり難しい漢文を読むことはできないのだと痛感しました。
人文学科の卒業後の就職先・進路
国語や社会の教員になる人がいました。
また、地方公務員となって地元に帰る生徒も少なくありませんでした。
ですが、一般の企業に勤める人が大半でした。
留学に行ったことで海外が好きになり、旅行関係の仕事に就く人も大勢います。
卒業後の所感・メッセージ
中国や韓国に興味がある生徒ならまず行って損はない学部だと思います。
素晴らしい教授の方々が在籍しており、自分の興味を持った分野をとことん学べる環境が揃っていると実感しています。
自分のやる気次第でなんでもできる学部なのではないでしょうか。
人文社会学科を目指した理由
もともと心理学の勉強がしたくて、この学部を目指しました。
慶応大学の文学部の場合、学科は人文社会学科の一つしかなく、2年生になってから17種類の専攻から自分の勉強したい専攻を選ぶスタイルです。
2年生になったら心理学専攻に進学しようと決めて、慶応の文学部に入学しました。
人文社会学科で学んだこと・役に立っていること
まず、1年生の時は心理学に限らず幅広い一般教養を学ぶことができ、その後2年から心理学専攻に進みました。
心理学専攻では、統計学や実験の授業が多く、毎週心理実験をして結果を統計分析する授業があったので、かなり鍛えられたと思います。
統計学の知識やExcelのノウハウはここで学び、今も役にたっています。
人文社会学科の雰囲気
文学部人文社会学科自体の雰囲気は、一学年約600人というマンモス学部でした。
6対4の割合で女性が多く、他の学部に比べると華やかなところがあります。
他の文系学部が3年生からキャンパスが変わるのに対し、文学部のみ2年生からキャンパスが変わるので、文学部内での結束が高まりすぐに友達ができることが多いです。
人文社会学科の楽しかったところ
一年生の時に幅広く一般教養を学べる点です。
倫理や哲学、経済、地学、生物など、多様な学問について、質の高い教授陣の授業を受けることできました。
また、毎週一般企業で活躍している経営陣を招いて行われる授業もあり、大学の授業だからこそ知れた内容も多かったので、楽しかったです。
人文社会学科のつらかった・大変だったところ
文学部の場合は、英語と第二外国語が必修になっており、1つでも単位を落とすと留年になります。
語学は非常にシビアなので、必死で勉強をしていました。
第二外国語でスペイン語を選んでいましたが、時制の種類が多く、動詞活用も多いので暗記に苦労した思い出があります。
人文社会学科の卒業後の就職先・進路
私は大手証券会社に新卒で入りましたが、周囲も金融機関に就職する人が多かったです。
金融機関に次いで、官公庁が多い印象でした。
公務員試験を受けて、市役所や区役所、都庁に就職した人が多かったです。
1割〜2割ほどが大学院への進学を決めていました。
卒業後の所感・メッセージ
慶應義塾大学の文学部は学部そのものが大きいので、就職先の企業に先輩がいらっしゃるケースが多く、その都度かわいがってもらえたので良かったです。
ごくまれに、就職活動で「文学部」の学歴フィルターにかかってしまうことがありました。
総合人文学科を目指した理由
関西大学は、関関同立(関西学院、関大、同志社、立命館)と言われる4大学の中でも、自由な校風が目だっており、特に文学部は入学してから1年目はさまざまな科目を履修することができたからです。
1年生の間は興味のある学科の科目をとり、2年目に専修科目を決める事ができ、他大学より選択の幅が多かったので、この学部に決めました。
総合人文学科で学んだこと・役に立っていること
総合人文学科では、1年生の時は、もともと興味のあった中国文学、ロシア文学部を学びました。
2年生からは、中学文学専修に入り、東アジアの映像文化論を勉強しました。
中国のみならず、インド、タイや日本の映画について学びました。
総合人文学科の楽しかったところ
有名な先生から中国文学を学ぶことができたことと、東アジア映像文化論を専攻したことで、普通では見ることのできないような古い映画を研究できたことが一番楽しかったです。
また、留学生も多いので、自信が勉強している語学を生かしてコミュニケーションを取ることができることも、とても良い経験でした。
総合人文学科のつらかった・大変だったところ
大変だったことは、やはり卒業論文やゼミでの発表です。
関西大学は、学部によっては卒業論文が要らない学部もありますが、文学部は必ず提出が必要です。
論文を書くために、3年生の中旬からさまざまな文献や資料集めが必要でした。
また発表は1か月に1度あり、毎回充実していましたが、事前準備が大変でした。
総合人文学科の卒業後の就職先・進路
卒業後は、大学で勉強した中国語や英語を活かせるように、ホテルへ就職しました。
大きな大学なので、会社に関西大学を卒業した先輩も数人おり、同じ大学卒ということで面倒を良くみてもらえました。
これも大きな大学の良いところだと思います。
友人は、出版社やメーカー、商社等に就職している人が多かったです。
卒業後の所感・メッセージ
関西大学の文学部は、良い先生が揃っているので、勉強するのに最適な学校でした。
また、1年目に自分の研究したい専修科目を決めるのではなく、2年目に好きな選択できるという点がとても魅力的な大学です。
先生かしっかりしているので、大学に入ってからの勉強が大変でしたが、友人も沢山できますし、図書館がとても広く研究資料も多いので、充実した大学生活が過ごせると思います。
ぜひ勉強を頑張って、関西大学に行ってください。
哲学科を目指した理由
高校の倫理の授業が面白くまたテストの成績もそれなりに良かったので大学で専門的に学んでみたいと思ったのが一つ目の理由で二つ目の理由は経済学部や法学部といった学部ではなく珍しい学科で勉強をしてみたいと思ったことです。
哲学科で学んだこと・役に立っていること
哲学とは物事の概念を言葉で規定する学問なので何事も筋道を立てて論理的に考えられるようになりました。
「なせそうなるのか、そうなるためには他の可能性はなかったのか」ということを常に考える癖がつき、このことは社会人になり働くようになってからも大いに役立っています。
哲学科の雰囲気
学科の性質上男女比で言えば圧倒的に男子学生が多いです。
特殊といえば特殊な学科なので教授、学生ともに話し出したら止まらないタイプの人が多かったです。
だからと言ってみんな根暗というわけではなく勉強、サークル、バイトとアクティブに活動する人が多い印象でした。
哲学科の楽しかったところ
高校時代ではあまりいなかった専門的な分野での話の合う友人が多くできました。
授業の幅も哲学を中心とした美学や、宗教学、文化史など自分の興味や関心に合わせて広く学べ、その中で他学科の学生とも交流できたのか良かったところです。
哲学科のつらかった・大変だったところ
レポートなどの課題が多く、一つのレポートを仕上げるために多くの文献を参照しないといけないことがつらかったです。
しかもその文献がかなり読みづらく理解するまでに数回読み直しが必要だったりととにかく時間がかかりました。
哲学科の卒業後の就職先・進路
就職率に関してはあまり高くはありません。
自分も含め周りの友人たちもなかなか就活が終わらなくて苦労しました。
就職浪人やフリーターといった道を選ぶ人も少なくはありませんでした。
就職先でいえば商社やメーカー、流通業界が多かった印象です。
卒業後の所感・メッセージ
学びたいことを好きなだけ学べる、という点については哲学科という学科は適しているとおもいます。
ただし、一度ついていけなくなると取り戻すことは大変で、また卒業後の就職の難しさなどのことを考えるとある程度の覚悟が必要だと思います。
哲学科を目指した理由
私は、元々文系で、国語や英語、社会に興味がありました。
「地元の国立大学に進学したい」と高校1年の時からずっと思っていました。
高校の時の政治経済、倫理の先生が、とてもいい先生で、憧れていて、哲学や倫理学に興味を持つようになったことが哲学科を目指した理由です。
哲学科で学んだこと・役に立っていること
文学部、哲学科では、カントやヘーゲルなど、過去の哲学者たちの理論を学びます。
哲学は、実践的な学問ではないですが、過去の偉大な哲学者たちの考えや理論、言葉は、今を生きる自分の指針に役立つことが多くあることを学びました。
哲学科の雰囲気
国立大学の哲学科ということもあってか、先輩たちの中には、おしゃれや恋は二の次で、勉強熱心で、真面目な方が多くいらっしゃいました。
その一方で、勉強そっちのけで、アルバイトに明け暮れている学生もいました。
男女比は、男性が6割、女性が4割でした。
哲学科の楽しかったところ
年に2回、一泊二日で、ゼミの勉強会がありました。
教授たちも同行して、行われる勉強会でしたが、実質は勉強はせず、同じゼミの学生たちの親睦を深めるのが目的でした。
夜、お酒を飲みながら、先輩や、後輩達と、恋の話、将来の夢など、いろんな話をしたことが、とても楽しかったです。
哲学科のつらかった・大変だったところ
文学部哲学科では、第一 外国語がドイツ語でした。
1年の時から、ドイツ語が必修で、とにかく語学の勉強に明け暮れる毎日でした。
3年生になると、哲学者の書いた書物を原書で読まなければならず、難しい言葉が多くて、とても苦労しました。
哲学科の卒業後の就職先・進路
先輩たちの中には、NHKに就職した方もいらっしゃいました。
同級生は、地方の大手電力会社や、大手地方銀行などに、就職した人が多かったです。
女性は、安定した仕事を求めて、市役所など、公務員になった人が多くいました。
卒業後の所感・メッセージ
文学部、哲学科 は、一見、実用的でない学問を学ぶ学科というイメージが強いです。
しかし、今でも、教授に言われた言葉が強く心に残っていて、それが人生を歩んでいく上で、役に立つことがあります。
一方で、文学部哲学科は、とにかく、語学の勉強が優先になるので、語学が苦手な方には、ちょっと向いてないかもしれません。
日本語日本文学コースを目指した理由
早稲田大学文学部を目指した理由は、わたしが本がとても好きで、わたしの大好きな著者の多くが早稲田大学卒業だと知ったのがきっかけでした。
自分自身も少し本の携わる仕事がしたい、作家にも憧れていたため、尊敬する著者と同じ大学生活の風景を目にしたいと強く思ったからです。
日本語日本文学コースで学んだこと・役に立っていること
文学部では二年生から専門のコースを選択します。
わたしは日本語日本文学コースを選択しました。
そこでの授業でいま役に立っていることは、文学部という特質上そこまでありません。
しかし、本の読み方、目の付け所などをあらゆる角度から、さまざまな人と話し合う経験をもつことができたので、塾の国語教師をしていたときにその経験が少し生かされました。
本って面白いよ、こういう見方もできるんだよ、ということを大学の授業を通して得た価値観とともに生徒に伝えることができたように思います。
日本語日本文学コースの雰囲気
文学部日本語日本文学コースの雰囲気は、ともかく、みんな1人でいることが苦にならない人ばかりな点です。
また、文学といってもさまざまです。
古典和歌が好きな人、現代文学が好きな人、ライトノベルが好きな人、ミステリーが好きな人…全ての人が本が好きで、だけれども少しずつ読むジャンルは違う。
そういった多様な価値観の中で自分は何が本当に好きなのか、何なら誰にも負けないぐらい詳しくなりたいのか、見つめることができるようになります。
早稲田の文学部では「え、変わっているね」が褒め言葉だし、みんながみんなどこかしら不思議な人ばかりです。
男女比もほぼ均等なので、男女問わず色々な価値観の人と出会うことができます。
日本語日本文学コースの楽しかったところ
文学部日本語日本文学コースの楽しかったところは、わたしはともかく授業が面白かった。
知らないこと、だけれども興味があることを、面白い視点で先生が語ってくれるのはすごく贅沢な経験でした。
先生も、現役作家であったり、テレビで本のコメンテイターとして出演している人だったり。
有名かつ最先端の文学の見方をしている人の話はどの授業も毎回数多くのメモをとっていました。(大学の文学部の授業はほとんど板書はありません。先生の話を聞いて、自分が面白いと思ったところをノートに書いていくような形です。)
授業が終わり、テスト期間になるとレポートを提出します。
授業を受け、今までインプットのみだったことが、今度は自分で調べて、考えて、文章で表現する、アウトプットできる。
しかもそれを、先生に読んでもらえ、評価をしてくれる。
レポート作成が重なると大変でしたが、アウトプットして頭の中を集中させている間はとても充実感のある時間でした。
日本語日本文学コースのつらかった・大変だったところ
文学部日本語日本文学コースにおいて、つらかったこと、大変だったところは、レポートが重なるとワード総計文字数がえげつないことになる点と、あとは就職活動でしょうか。
レポートは慣れていけば自分の興味のある分野だし、文字数が足りなくて困る、というようなことはありませんでしたが、慣れるまでは、たくさんのレポートを期日までにこなさねばならず、寝ずに図書館にパソコンを持ち込んで頑張っていました。
それから、就職活動は文学部ならではかもしれません。
専門性があるようでないので、就職する時に少し苦労します。
学校の先生の資格や公務員の資格を得てしまえば、それはそれで道が簡単になってくるのですが、憧れの強い出版業界などを目指すと、倍率的に考えても就職難民になることも多々あります。
周りでも、就職浪人する人や、一年諦めて公務員試験の勉強をする人などいろいろな人がいました。
就職は計画的に、何か資格を在学中にとっておくのをおすすめします。
日本語日本文学コースの卒業後の就職先・進路
上記に記載しましたが、就職先や進路は日本語日本文学コースでは専門性がないので、なかなか厳しくなってきます。
わたし自身は中学受験業界の塾の国語の教師や国語の参考書の編集などの仕事につきました。
運良く、国語、本と携わる仕事をすることができてよかったと思っています。
周囲は就職を考えるころになって公務員になるための塾に通ったり、あるいは中学高校の国語の教員免許の取得をして先生になる人が多かったです。
出版社はごく一部でした。かなり倍率があるから仕方がないと思います。
卒業後の所感・メッセージ
早稲田の文学部は歴史があるだけあって、本当にいろいろな人が集まってきます。
早稲田周辺のご飯屋さんや、飲み屋さん、金曜の夜の馬場歩きなど、早稲田生ならではの楽しみも授業以外で多くあります。
自分はこれだけは絶対人に負けない、負けたくないという強みを持っている人はぜひ早稲田に行って、もまれてほしいです。
必ず、こいつすごい、と思う友人と出会えると思います。
わたしは第一志望を早稲田大学にして、ともかくたくさん勉強しました。最後まで、一番いい模試の判定でもC判定くらいだったような記憶があります。
諦めない人だけが合格できると思うのでぜひ頑張ってください。
哲学科を目指した理由
大学で何を勉強するかを突き詰めたところ昔からの疑問である「この世界って何だ」ということを学べるであろう哲学科を目指すことにしました。
4年もかけてこの浮き世離れした疑問に集中して取り組むことができるのは大学でしかあり得ないと考えた末の結論です。
哲学科で学んだこと・役に立っていること
ものを考えるときに反射的に意見を述べるのではなく、一度自分の中で自省するクセがつきました。
また課題があったとして、その課題が本当に必要なものなのかというメタ的な視点に立つことも多くなったような気がします。
知識ではなく基本的な考え方が身についたようです。
哲学科の雰囲気
大学では哲学的な課題を解くために集中しており、正直なところ孤立していました。
学生の中で哲学に真剣に取り組んでいる方は少なく拍子抜けしてしまったことを覚えています。
男女比は6:4程度で女性も多めでした。
学生の性格としてはやはり内省的な傾向にあったかと思います。
哲学科の楽しかったところ
やはり哲学的な問題を扱うときに知的な興奮を覚えました。
考えれば考えるほど頭が熱くなるというのは後にも先にも経験したことのない素晴らしい体験です。
後々勉強に集中することができるという環境を羨ましく思えるほど面白いものでした。
哲学科のつらかった・大変だったところ
卒業論文を執筆する際はこてんぱんにやられてしまいました。
それまで抱いていた疑問が「意味のないものかもしれない」というところに辿り着いたとき体中の力が抜けた覚えがあります。
教授に期待されていたにも関わらず上手く書き進めることができなかったのもキツかったです。
哲学科の卒業後の就職先・進路
燃え尽き症候群のようになってしまいなにをする気力も無くなりフリーターとなりました。
他の方は一般企業に勤めることが多かったようです。
これは声を大にして言いたいのですが、大学院に進まない限りいくら成績が良くても就職には何の意味もありません。
勉強中に卒業後の進路を考える余裕があるなら就職活動にも目を向けておいたほうが良いでしょう。
卒業後の所感・メッセージ
もし現在「この世界とは何か」「他人に意識は本当にあるのか」「私達はどこまで知ることができるのか」といった疑問を抱いているならみっちり大学で哲学を学ぶことをおすすめします。
4年をかけて真剣に取り組めば何かしら疑問を解く手がかりを得る事ができるでしょう。
日本語日本文学コースを目指した理由
わたしが早稲田大学文学部を志した理由は、わたしが好きな作家がたくさん早稲田大学文学部を卒業していたからです。
昔から本が好きで、中学、高校と進路を決めて行く中で、自然と作家になりたい、なれなくとも、本に関わる生き方をしたいと思うようになりました。
いよいよ志望大学を決定しなければならにというときに、何気なく本の著者紹介を眺めていたら、私が好きな作家の多くが早稲田大学文学部卒業であることを知りました。
知ってからはどうしても同じ大学で同じ景色を、同じ感覚を味わってみたい、同じ場所で日本文学について学びたいという思いが強くなり、難関校ではありましたが、早稲田大学文学部を第一志望にすることにしました。
日本語日本文学コースで学んだこと・役に立っていること
早稲田大学文学部ではさまざまなコースがあります。
考古学から、英文学、ロシア文学、さらには演劇映像学科など、多様なコースが準備されている中、わたしは入学前から強く憧れを抱いていた日本語日本文学コースに進学しました。
二年次で日本語日本文学コースに進んでからは、次はどの時代の日本語文学を学ぶのか、あるいは日本語学を学ぶのか、の選択をするために一通りの授業が必修として組み込まれていました。
わたしは近現代文学を選択し、最終的には宮沢賢治について調べ、卒論を書きました。
日本文学について一通りを網羅(古事記も学んだし、草書などもある程度は読めるようになりました。)した上で、近現代文学について学ぶことができました。
日本語日本文学コースの楽しかったところ
楽しかったところは、必修の授業さえ単位を取っていれば、あとはどんな授業も選択式に受講することができる点です。
文学部は文化構想学部とキャンパスが一緒で、戸山キャンパスを拠点としています。
そのため、授業は文化構想学部の授業もとることができます。
文化構想学部には文芸思想のコースがあり、わたしはそちらの方にも興味があったので、近現代の文学を、読む方向から書く方向から、さまざまに見つめることができて、本当にどの授業も面白くてたまりませんでした。
たまに、作家が大学にきて公演をしてくれるのもよかったです。
日本語日本文学コースのつらかった・大変だったところ
大変だったところは、必修クラスがほぼないので、決まって顔をあわすような人が少なく、あまり友達ができなかったことです。
わたし自身そこまで集団行動が得意ではなかったので、あまり問題ではなかったですが、待っていても友人はできないし、そのまま卒業する人も絶対いるだろうな、という感じでした。
また、ほとんど全員が変わった人、個性的な人、何か一つ絶対に他者よりも強い部分を持っている人だったので、自分の強み、どうしても好きなこと、などがない人は、周りに埋もれてしまうような感覚に陥り、つらく感じる面あるかもしれません。
また、卒業論文が他の学部と違って規定文字数が多く、さらには絶対に印刷して業者に冊子にしてもらったものを提出しなければならなかったので、その分締め切り時間が早めだったのも大変でした。
日本語日本文学コースの卒業後の就職先・進路
わたし自身は卒業後は国語の参考書の出版関係のお仕事につきました。
わたしの周りは国語の教員になった人が多かったように思います。
あとは公務員試験を受けている人もいました。
文学部なのでどうしても専門性がないので就職活動に苦労している人が多かったです。
本当に一握りの人が大手の出版社に就職していました。
卒業後の所感・メッセージ
早稲田大学文学部は、本当に多種多様な人がいます。
そしてほとんど全員が変な人です。
みんなが変な人で全員が浮いているから誰も浮いていない、そんな学部です。
ともかく早稲田という大学が好きな人が多かったです。
わたし自身も今でも自分の母校がかなり好きです。
早稲田大学で自由で膨大な時間があって、全てを自分の好きなようにできた、そんな4年間は夢のような時間でした。
大学は人生最後の学生生活です。
どこの大学でキャンパスライフを送りたいのか、どこの大学の卒業生として社会人になりたいのか、しっかりと見極め、志望大学を決めてください。
日本文学科を目指した理由
教員を目指しており、好きな教科である国語の教員を職にしたいという夢があったからです。
またもともと本を読むのが好きであり、自分の好きな部分において、周りの影響を受け、視野が広がっていくと思ったからです。
日本文学科で学んだこと・役に立っていること
文学系であり、教員を目指していたため、他の学科に比べて、授業内で発表することが多かったです。
なので、他の人に伝えるという点においては、授業内での発表・グループワークを通して、プレゼンテーション能力は培われたと思います。
日本文学科の雰囲気
学科の雰囲気は、あまり騒がしい人はいないような雰囲気でした。
いわゆる本好きそうな人が多そうなイメージで、静かめな、ただ自分をもっている、そんな人が多かったように思います。
また比較的6:4で女性の生徒が多かったように思います。
日本文学科の楽しかったところ
楽しかったところは、授業・他生徒との交流を通して、好きなことに関して多くを学べたところです。
純文学も好きだったので、大学の授業でしか学ぶことのできないより専門的な内容を学ぶことができ、またそれを他の生徒とも好き同士で話をできて楽しかったです。
日本文学科のつらかった・大変だったところ
大変だったところは、他学部に比べて人数も少なく、周りからも勤勉のようなイメージをもたれ、他学部の生徒との交流を図ることが難しかったところです。
文学部というだけで少し壁があり、交流には少し苦労しました。
日本文学科の卒業後の就職先・進路
文学部の日本文学科というところでしたので、基本的には出版系に就職をする学生が多かったように思います。
もちろん不動産・メーカー等、一般的な会社についた学生もいましたが、他の学部と比べると、出版系・教員になるかたは多かったです。
卒業後の所感・メッセージ
「自分は本が好きで、専門的なことを学びたい。」「国語の教員になりたい。」といった気持ちがあれば、この学科に入ると非常に楽しいと思います。
ただ、周りを見ていると、なんとなくで入ってしまった学生は、面白くない等の理由で苦労をしていたと思うので、そこは要注意かと思います。
日本文学科を目指した理由
元々小説や漫画など、本を読むのが好きで、日本語が好きだったため、より深く日本の物語や日本語を学んだら面白そうだなと思ったから。
学校の勉強でも国語が一番得意だったというのものあります。
一番興味を持って勉強できる分野だと思いました。
日本文学科で学んだこと・役に立っていること
この学科以外にも言えることですが、大学は受験勉強のように「誰かが作った問題の解法を学ぶ」のではなく、「元々存在する事象の中から自分で問題を見つけ出し、解決法を考える」ことを学ぶところなので、そういった考え方を学ぶことができました。
会社勤めでも、「どうしたら問題を解決して、人に認められるか」という考え方は役立っています。
日本文学科の雰囲気
私の通っていた学科は女性が多かったですが、友達の同様の学科の様子を聞いてもやはり女性が多いようです。
内訳は、7~8割が女性。
学生の意識は、あまり競争心が強くなく、みんなマイペースだった印象です。
個人主義という感じでした。
日本文学科の楽しかったところ
競争心が強くなく、おっとりした学生が多かったので、和気あいあいとした雰囲気だったのが楽しかったです。
学科での合宿などもあり、教授を交えた宴会が催されたりして、教授との距離も縮まりました。
優しい人が多いです。
日本文学科のつらかった・大変だったところ
出席に厳しい必修授業が多かったので、まめな人でないと大変かもしれません。
たとえば、出席率70%未満は問答無用で落第させられたりなど…。
また、基本的に最後にレポート提出をして単位を出すかどうか決める授業が多いので、文章を書くのが好きじゃないと大変です。
日本文学科の卒業後の就職先・進路
特に偏りはなく、多種多様でした。
大手メガバンク、客室乗務員、事務職員、IT企業などなど…。
学科で学ぶこと自体があまり仕事のスキルに直結しないので、逆に言えばなろうと思えば何にでもなれます。
黙々と作業するのが好きな人が多いので、事務がなりやすいかも。
卒業後の所感・メッセージ
特に目立たない学科なので華やかさには欠けますし、話題の中心にはなりにくいですが、正しい日本語を学べる学科ではあるので、今後社会に出るときに日本語の使い方で恥ずかしい思いをすることは少なくなるかもしれません。
日本文学科を目指した理由
小さい頃から本を読むのが好きで、たくさんの本に触れてきました。
いつかは小説家になりたい、と漠然とした夢があり、小学生のころから自作の小説を書いていましたが、読むほうが適正があると感じ、日本文学を学べる学科に入学しようと決意しました。
日本文学科で学んだこと・役に立っていること
ひとつの文章をとにかく深く読み込む作業というのを徹底的に行うことを学びました。
卒論の際にも、自分の選んだ作品やテーマに関して、深く読み掘り下げる作業を行ったため、文章に関する感度が高くなった気がします。
仕事上で、資料を読むときにディテールや内容が頭に入る速度が早いと自覚しています。
日本文学科の雰囲気
私の在籍した学校の場合ですが、男女比は半々で、和やかな雰囲気でした。
男女ともに穏やかで、性差を意識することなく、好きな本を貸しあったり、飲みにいったりして、男らしさ女らしさを意識せずに仲間ができました。
日本文学科の楽しかったところ
自分の好きな本を貸したり、自分が全く知らない本や知識を教えてもらうことが、何より一番楽しかったです。
全国から集まった学生なので、それぞれのバックグラウンドをもっていて、彼らを通して自分の世界を広げられるのが面白かったです。
日本文学科のつらかった・大変だったところ
卒業論文の提出が大変でした。
テーマから資料取り寄せ、その読み込みからプロット作成まで、当たり前ですが自分で全て組み立てていかなければなりません。
提出文字数の設定もあるので、それに合ったテーマを設定するだけで一苦労でした。
日本文学科の卒業後の就職先・進路
カウンセラー、営業、事務、職人、ウエディングプランナーなど、業種職種問わず、さまざまな進路をとった仲間がいました。
日本文学科はある意味、職についての専門性が強くない学科かもしれませんが、そのぶん応用がきく学科でもあるのかなと思います。
卒業後の所感・メッセージ
のんびりした雰囲気で学生生活を楽しめる学科なので、学生生活を自分なりのペースで満喫したい人はおすすめです。
また、文章に対する感度も上がるので、就職してからの資料の読み込みや作成の精度も高くなると思います。
就職に直結しない学科かもしれませんが、きっと将来役立ちますよ。
日本文学科を目指した理由
子どもの頃に百人一首に興味を持ったのがきっかけで古典文学が好きになり、中学、高校と国語(特に古文)の成績はトップクラスでした。
成績が良くなるとさらに興味をもって勉強するようになり、もっと専門的に古文を勉強したいと思ったので、文学部に進みました。
日本文学科で学んだこと・役に立っていること
高校までの国語の授業とは比べものにならないほど深く、色々な文学作品を学ぶことができます。
論文やレポートはどの学部でも書くことになりますが、文学部、特に日本文学科ということで、日本語の使い方は厳しくチェックされました。
大学生でアルバイトをしているときから社会人になった今まで、話し言葉(敬語含む)や書き言葉(メールや手紙の文章など)をたくさんの人に褒められたのは、文学部で日本語を意識した生活をしていたからだと思います。
日本文学科の雰囲気
学部学科の男女比は半々くらいで、ゼミの内容によって男女が大きく分かれる感じでした。
高校までは休み時間に一人で本を読んでいると、何となく暗い人、という印象を持たれてしまいがちですが、文学部ではそんな人がたくさんいました。
カバンに必ず本が入っているという人も多く、オススメの本を教えあったりできます。
本当に文学が好きで入ったというアツい人もいれば、同じ大学の別学部が本命で、すべり止めで仕方なく来たやる気のない人もいます。
日本文学科の楽しかったところ
好きで入ってきた人であれば、とにかく話が合うところが楽しいです。
今どんな本を読んでいるとか、誰々の作品は文章がどうだとか、文学好きならではの会話が楽しめます。
中学や高校でさわりの部分だけ勉強したような作品を、より深く学べるというのも魅力です。
この作品にはこんな続きがあるのか、これはこんな意味があったのか、というような、新しい発見もあります。
日本文学科のつらかった・大変だったところ
レポートや論文が大変でした。
課題レポートでは、指定の本を読んだうえで書かなければならないことも多く、時間的な余裕がないとかなりきつかったです。
古文関係のレポートを書くときは、レポートに使う資料が漢文やくずし字で書かれていて、まずは解読から・・というようなことも多々ありました。
漢文やくずし字は、現代人にとってはほぼ外国語のようなものなので、興味がないと本当につらい作業だと思います。
日本文学科の卒業後の就職先・進路
大学院に進む人は少数でしたがいました。
大学院の修士課程まで終えて就職する人もいれば、他大学の博士課程まで進んだ人もいます。
就職先はさまざまで、国語の教員、銀行など金融関係、食品関係、アパレル、書店、飲食業、出版関係など多方面にわたります。
学んだことを直接活かすとなると教員くらいしかないため、逆に就職先は限定されることなく選択肢は多いと思います。
卒業後の所感・メッセージ
文学部というと、医学部や看護学部のように直接就職につながるような資格を取るための学部ではありません。
もちろん国語の教員になりたい人にとっては仕事につながりますが、それ以外の人は「勉強するため」に行く学部だと思います。
文学を深く学びたい、文章を書きたいという思いがある人ならば、きっと幸せな学生生活を送れるでしょう。
就職のことが心配なら、早いうちからどんな系統の仕事に興味があるか考える、資格が必要なら個人的に勉強してみるなど、積極的に動いておくといいと思います。
文学科・日本文学系を目指した理由
理由は3つあります。
1つ目に本が好きだったため。
一般的な小説もライトノベルも歴史小説も外国文学も好きだったので、好きなもの、それに近いものに没頭できる大学生活にしたいという思いからです。
2つ目に出版業界に関心があったため。
出版→本→文学部という発想です。
この連想ゲームが後々現実と大きなズレがあったことが学生生活の中で分かりますが。
3つ目に数字から離れたかったため。
同じ文系でも経済系は数や理屈やグラフから離れられないと思っていました。
1つ目の理由の裏返しで、苦手なものからは極力離れていたいという気持ちによるものでした。
文学科・日本文学系で学んだこと・役に立っていること
当然ですが対象となる個別具体的な作品と、それにまつわることが中心です。
ゼミ・教授によって専門の作品・時代が大きく異なりますが、だいたいの作品は作者のバックグラウンドや思想、社会情勢の影響を受けているわけですから、主にそれらを調べて作品読解のための鍵としていきます。
そうして調べた内容をもとに作品を読み解き、ゼミ内報告会を経て最終的にはレポートにまとめて提出していきます。
この作業の中で得られる力といえば、資料探しのノウハウといえます。
OPACをはじめとしたデータベースの活用方法、一次資料へのたどり着き方。
そして文章の構築力。
膨大な資料を筋道たててわかりやすくまとめていかないと、最終評価を得るために必要なレポートが書けませんので。
社会人になってから役立つのはこういった資料を読む、資料を作るための能力です。
研究者など余程尖った道に進まない限り、崩し字の読み方や明治の日本文学の情勢なんて役立てられることはないので、「学んだことすべて生かす」ことはまず無理な学部です。
文学科・日本文学系の雰囲気
学生の性格はマイペースにつきます。
そもそもやはり「趣味は読書」というような学生が集まりやすいので、一人でも自分の興味のままに進んでいく、という人が多いです。
要はウェイ系が少ない、オタクが多いです。(ウェイが完全にいないわけではないですが)
男女比は圧倒的に女子が多いです。
とはいえどのゼミ室にも少数ながら男子学生はいる、という感じでした。
文学科・日本文学系の楽しかったところ
文学が好き、という気持ちで入っていったわけですから、自分の知的好奇心を満たせる講義に出ている時間は楽しく過ごせます。
そして面白い資料を見つけられたとき。
とっつきにくそうな分厚い先行研究の文献や全集の注釈などがなかなか興味深くて、レポートのための資料よりそちらを優先して読んでしまうことは多々ありました。
文学科・日本文学系のつらかった・大変だったところ
つらかったことは楽しかったことと表裏一体です。
どうしても肌に合わない文学作品はあります。
残念ながらその講義が学科必修科目だったりもします。
読むだけで苛立ってくる作品に対して厚さ5センチ以上はある辞書を何冊もめくり、何千字といった指定の量までのレポートを作るのがストレス以外の何物でもありません。
いっそ熱意とは無縁で、どの作品に対してもクールに当たっていける人のほうが偏りのない研究結果をまとめられると思います。
文学科・日本文学系の卒業後の就職先・進路
卒業後は銀行、公務員、IT企業など文学とは必ずしも近くない進路に進む人が多かったです。
教師を目指す人もいましたが、そういう人たちは教職課程を別でとっているのでより忙しそうでした。
私もそうですが入学したときに多いのが、司書になりたい、という人と出版に携わりたい、という人ですが、とくに後者は文学を学ぶよりも社会系、経済系を学んだほうがよかったように思います。
自分が本を書きたいならともかく、本を売る側になりたいなら学ぶべきは今の社会のこと、モノを売る方法だと思いました。
司書は公務員以外ではほとんど非正規雇用であると司書過程の授業で学んでずいぶんショックを受けたものでした。
卒業後の所感・メッセージ
ここまで書きましたが、文学部は就職に強い!とは言い切れない学部だと思います。
でもそれはもちろん個人の取り組み次第です。
文学部はなによりも、文学が好き!4年間たくさんの作品に触れて、その一言一句を探求して……ともくもくと研究者のようなことをやりたい人に向いている学部といえると思います。
意外と、一般企業で働く中では得られないような、マイペースで充実した時間だったと思っています。
そして自分と似た者同士の集まるところ。
似た趣味を分かち合える友達を作れる可能性はかなり高いので、対人関係で4年間充実した学生生活を送ることはできると思います。
文学科フランス文学専修を目指した理由
フランス文学に興味があり、語学に力を入れているこの大学を選びました。
もともと英語が得意で別の言語も習得したいという考えもありました。
他の大学にも同じ学科はありましたが、入試のレベル的なことと、立地の良さで通学しやすいという点も自分に合っていると思いました。
また著名な教授も在籍しており、より専門的な分野を学べることを期待していました。
文学科フランス文学専修で学んだこと・役に立っていること
フランス語を基礎から学び、日常会話くらいはできるようになりました。
文法の講義が週に4回、フランス語会話の講義も1回ほどあり、毎日フランス語漬けの日々でした。
フランス人の先生も何人かいて、とても丁寧に教えてくれました。
そのためフランス語が自然と身につきました。
また、フランス文学を熟読することで、フランスの文化や社会情勢にも詳しくなりました。
異文化理解や世界の出来事に目を向けるという広い視野を得られたと思います。
文学科フランス文学専修の雰囲気
この学部はほとんどの学生が女性です。
特に私のいたフランス文学専修は女性の比率が高く、9割が女子学生でした。
そのため女子高のような雰囲気だったと思います。
特にクラス分けはありませんが、みんな仲良く和気あいあいとしていました。
中にはモデルをしている人が何人かいて、綺麗な人が多かったです。
華やかな学科というイメージもありました。
文学科フランス文学専修の楽しかったところ
先生方が時々出張でフランスに行き、現地のお土産を持って帰って来てくれました。
日本では見たことのないような変わったお菓子などを貰えました。
またフランスは芸術の国なので、よく講義の一環で美術館やオペラ鑑賞へ行きました。
フランスについて知るために、文学だけではなく目や耳で見たり聞いたりする機会もあってとても充実していたと思います。
文学科フランス文学専修のつらかった・大変だったところ
学年が上がるとだんだんフランス語の難易度も上がって行きます。
学生たちはみんなフランス語検定を受けていますが、級が上がるごとに合格するのが難しくなりました。
上級を取得するのはなかなか苦労しました。
課題やテストも多かったです。
翻訳して提出するものなどは時間がかかって大変でした。
文学科フランス文学専修の卒業後の就職先・進路
学部全体で言えることですが、銀行関連の職種が多かったと思います。
毎年の卒業後の進路を見ても銀行が多いので、そういったところに就職しやすいのかと思います。
少数ですが公務員試験を受ける人もいました。
地方公務員に受かった人もいます。
比較的安定したところへの就職が多いです。
卒業後の所感・メッセージ
都会の華やかな大学というイメージがあり、入ってみてもその通りだったと思います。
勉学にも真面目に取り組む学生が多く、学びの環境も良かったです。
留学にも力を入れているので、海外に興味がある人には適した学部だと思います。
欠点はキャンパスが狭くて、講義間の移動が大変ということです。
全体的には雰囲気も明るく良いところでした。
民俗学考古学科を目指した理由
高校生の頃に考古学にハマり、考古学が学べる大学に行こうと思ったからです。
また、入学後に授業で学んだ文化人類学にも興味を持ち、私の大学でそれらが学べるのは、民俗学考古学学科がもっとも適していたからです。
民俗学考古学科で学んだこと・役に立っていること
毎年、夏に発掘調査があり希望者は調査に参加するのですが、発掘調査は非常に地味な作業で、かつ力仕事もあり大変でした。
ですが毎年参加する中で、根気強く作業を続ける力がつきましたし、それは日常でも役立っています。
民俗学考古学科の雰囲気
文学部自体は圧倒的に女子生徒が多いですが、史学系、特に考古学を学びにくる生徒は男子生徒の方が中心です。
学生は落ち着いていて真面目な方が多く、雰囲気は落ち着いているので過ごしやすいですし、教授とも距離が近く学びやすい学科です。
民俗学考古学科の楽しかったところ
考古学学科にいると他学部にいたり、普通に生活していたら触ることのできない土器や石器などの遺物を触ることができます。
出土した遺物に実際触ってみると手触りや重さなど思っていたものと結構違うので、人の知らないことを知れていい体験ができます。
民俗学考古学科のつらかった・大変だったところ
発掘調査は地道で、力も使うのでとても大変でした。
しかも、遺跡は地方の山奥にあったので不便です。
いい体験になるし、勉強になるので発掘調査はいいものですが、普段は便利な世の中で生活しているととても苦労します。
民俗学考古学科の卒業後の就職先・進路
卒業後の進路はさまざまだと思います。
普通に企業に就職したり、教師になったり、大学院に進学したりなど人によって違います。
ただ、考古学を学んだからと言っても学芸員などは枠が狭いので非常に難しいと聞いています。
卒業後の所感・メッセージ
考古学は非常に地味な学問ですがロマンのあるものです。
学生時代に掘った遺跡が後に教科書に載ることだって可能性としてあります。
華やかさは他学部に劣るかも知れませんが、楽しいですし、身になります。
興味があれば調べてみてください。
歴史学科を目指した理由
小学校の頃からとにかく歴史が好きでした。
日本の文化財に興味があったので自分のしたい勉強ができると思いました。
特に日本古代の文化財が好きだったので、大学の教授の研究内容とマッチしていました。
また学芸員の資格が取得できることも理由です。
歴史学科で学んだこと・役に立っていること
おもに、歴史資料の読み方、文化財の調書の取り方、発掘調査の方法(遺跡の測量など)です。
その他専門分野に関する基礎的、発展的な知識と歴史の流れを学びました。
古文書などに用いられるくずし字の読み方や古語の知識が身につきました。
歴史学科の雰囲気
全体的におとなしい人が多い印象です。
中にはとてつもなくマニアックな知識を持っている個性派の学生もいます。
その反対でゲームやアニメの内容と実際の史実を混同したにわか歴史ファンも数名います。
温度差はあれど歴史好きな方がほとんどなので和気あいあいとしていました。
歴史学科の楽しかったところ
歴史=趣味と捉えて入学している人が多いので、すぐに周りの同級生と打ち解けることができます。
共通の話題が見つかりやすく、マニアックな話も可能です。
また中学や高校のように指定の教科書がないので、自ら資料を読むことができ、さまざまな歴史の見方ができます。
歴史学科のつらかった・大変だったところ
特につらかったことはないですが、専門領域が生かせる就職先が非常に少ないです。
学芸員や教員(社会)の免許を所得する学生が多いですが、どちらも就職先は狭き門です。
運よく就職できても、非常勤での勤務や給与に釣り合わない激務であることが多いようです。
歴史学科の卒業後の就職先・進路
多くの人は一般企業に就職しています。
中小企業が多かった印象です。
中には公務員となって活躍する人も数人いました。
専門領域を仕事に生かせる人は非常に少ないです。
また毎年少数派ではあるが大学院に進学し、さらに専門領域の研究を深める人もいます。
卒業後の所感・メッセージ
私の場合、歴史が好きで入学したこともあり、大変充実した学生生活を送ることができました。
この学部、学科に限ることではないが、自分の好きなことをできるのは学生までなので本当にやりたいことを見つけて進路選びをすることが重要です。
歴史学科日本史学コースを目指した理由
小学生の頃に歴史マンガをよく読んでいたせいか、歴史上の人物や古代遺跡、歴史ミステリー等にずっと興味がありました。
さらに、中学・高校時代の社会(日本史)担当の先生が面白くて、とても楽しい授業でした。
授業以外でも、よく放課後に職員室に遊びに行って、教科書に載っていない歴史の裏話などを聞いていました。
暗記が得意ではなかったので、残念ながら社会(日本史)の成績はあまり良くありませんでしたが、この国の歴史についてもっと知りたいと感じるようになり、歴史学科を希望するようになりました。
歴史学科日本史学コースで学んだこと・役に立っていること
この国の歴史を学ぶことは、この国で生きてきた人のさまざまな考え方や行動を知り、考えることだと思います。
本や論文をよく読むことも大切ですが、その時代の絵画、建築、服装、食べ物などから、その時代の人々がどんな生活をしていたのかをイメージするのも大切です。
「なぜその制度が作られたのか」、「誰のために作られた法律なのか」と、背景を考えることが大切だということも学びました。
現在でも日本や世界はどんどん変化していますので、ニュースを見ながら「物事の背景をイメージしてよく考える」ことは今も役立っていると感じます。
歴史学科日本史学コースの雰囲気
歴史が好きな人が集まっているのは言うまでもありませんが、読書好きな人も多かったです。歴史が好きな人は真面目で大人しいというイメージがあるかもしれませんが、自分の好きな時代や歴史上の人物の話になると、ほぼ全員がおしゃべりになります。
じっくり話してみると面白い人、仲良くなってみると楽しい人が多かったように思います。
歴史学科日本史学コースの楽しかったところ
歴史の世界はまだまだ謎がたくさん残っている分野です。
文献や資料を読み解いていく授業では、みんなで謎を推理していくような感覚があって楽しかったです。
また、歴史学科クラスで食事会をすると、必ずどこかで「○○説と△△説はどちらが正しいのか」「戦国時代に一番強かったのは結局だれなのか」など、真面目に楽しく推理して盛り上がっていました。
歴史学科日本史学コースのつらかった・大変だったところ
昔のことを知るためには、文献などの解読が欠かせないのですが、最初はとても時間がかかりました。
特に古文書を読むのが難しかったです。
古文書解読用の辞書やその時代の言葉遣いなどを利用しても、まず現代語に直すのが大変でした。
さらに、同じ出来事について書いてある文献でも解釈が異なっていることがあり、同じコースの友人や先輩と頭を悩ませながら課題を進めていました。
歴史学科日本史学コースの卒業後の就職先・進路
歴史を生かせる仕事は残念ながら少ないのですが、中学校(社会)や高校(地理歴史)の教員免許や、博物館の学芸員の資格はほとんどの学生が取得していました。
特に、学校の教員や塾の講師など、教育分野への就職を希望する学生が多かったです。
学芸員や研究職を志望する学生もいましたが、募集があまりなくて競争率も高いため、厳しい様子でした。
その他の進路は、公務員や一般企業などです。
卒業後の所感・メッセージ
「色々な角度から物事を見ること」と「プレゼンテーション能力」が身についたのが良かったと思います。
この2つは社会人になってからもとても役立っています。
大学の授業で同じ文献を読んでも一人一人の解釈が違っていて、自分の解釈を考え直すこともありました。
また、自分が発表するときは、自分の解釈とその根拠を分かりやすく、そして簡潔にまとめる必要があります。
謎のたくさん残っている分野だけに、大変な作業も多いですが、クラスメイトと協力したり議論したりしながら課題を進めることも多く、協調性も身に付きますね。
国語学科を目指した理由
高校卒業後、就職も考えましたが、就職難だったので自分の知識を蓄えて活かせるところへ就職できるように考えた末、国語の勉強をしていこうと思いました。
図書館司書にも憧れていたので、国語の知識があった方が司書の資格が取りやすいとも思いました。
国語学科で学んだこと・役に立っていること
国語とひとことで言っても、思ったより幅広く色々な知識を身につける事ができました。
パソコンに触れる機会が多く作られていたので元々使えたウィンドウズだけではなく、マッキントッシュも基本的な使い方も理解できたので、今でも苦労しなくて済む場面が多いです。
国語学科の雰囲気
男性より女性が多いけれど、どちらも気にする事なく和気あいあいと話せていました。
女性はお洒落な人が多かったですね。
年上の人も結構いましたが、それも気にならない環境でした。
イベントごとも積極的な人が多く、楽しかったです。
国語学科の楽しかったところ
文化祭がとても楽しかったです。
生徒会の企画でお笑い芸人を呼んで、今でも活躍なさっている芸人だったりするのが嬉しいですね。
私は部活動に精を出していたので、吹奏楽部や軽音部で舞台に立ち、演奏を聞いてもらったり、絵を展示してもらったりと楽しい思い出がたくさんあります。
国語学科のつらかった・大変だったところ
大学の単位制度を把握していなかったので、最初に選択した単位数をギリギリにしてしまい、どれも落とせなくなってしまって冷や汗をかきました。
単位は落とす可能性があるので、多めに選択しておく事が大事ですね。
卒業してしばらく、単位を落として卒業できないという悪夢で飛び起きる事がありました。
国語学科の卒業後の就職先・進路
卒業間近で急に引っ越す事になったため、私の場合は学内で就職斡旋をしてくれるところにお世話になる事はありませんでしたが、周りはそこから就職に関するノウハウを知ったり、就職斡旋をしてもらったりしていました。
違う大学へ編入する人達もいましたが、就職組が多かったですね。
卒業後の所感・メッセージ
大卒ということで会社が私を見る目が少し変わるのは嬉しく思いました。
好きなものをしっかり勉強できた事は頭と心の糧となり、少しだけ周りに知識を伝える事ができたりしています。
頭にしっかりと入る時期は、やっぱり若い時が一番なので、自分が学びたいと思うもので、できたら自分の将来に役立ちそうなものを選んで欲しいと思います。
国語国文学科を目指した理由
国文学や日本史などに興味があり、文学作品の面から歴史を学んでみたいと思いこの学科への入学を目指していました。
また、この大学は教職課程も用意されており、国語の教員になりと考えていたこともあり、この学科に行きたいと考えていたためです。
国語国文学科で学んだこと・役に立っていること
主に文章などの書き方をしっかりと叩き込まれるので、社会に出てからはとても役に立ちました。
教員の方も礼儀正しい人が多く、日本語を専門に扱うのでマナーや敬語の使い方などを身に付けることができました。
そのおかげで仕事の場でも相手に良い印象を与えることができていると感じています。
また、日本の文化についても学ぶことができるので、外国人の方に対して日本の歴史を解説できるようになり、話がしやすくなりました。
国語国文学科の雰囲気
落ち着いた雰囲気の礼儀正しい学生が多く、全体的に静かな雰囲気でした。
とは言っても、暗いイメージは全く無く話しかけやすい学生が大半でした。
国語国文学科ということもあり、古典から現代文まで文学についての知識が深いので情緒のある人が多かったです。
男女比でいえば圧倒的に女性が多かったです。
国語国文学科の楽しかったところ
いろいろな文学作品に触れることができたのが一番楽しかったです。
単純に古典だけではなく、現代の小説などを扱うので幅広い知識を身に付けることができました。
また、文章を読むだけではなく、江戸時代の本の実物を見たり、古文書の翻刻作業なども行うなど実際に手を動かす作業もあったので、飽きることがありませんでした。"
国語国文学科のつらかった・大変だったところ
"教員の方々は日本文学や国語のスペシャリストなので、ちょっとした言葉使いなどについて厳しい方が多かったです。
特に卒業論文などでは何度もダメ出しをされたり、情報量の少なさなどを指摘されることが長期間続くため精神的につらい時期が続きました。
国語国文学科の卒業後の就職先・進路
"
卒業後は公務員や学校の教員の道に進む人が多かったです。
それ以外にも、出版関係の会社に就職する人もいました。
教員を目指している人の場合、大学院で専修免許が取得できるため、大学院に進学する人もいて、大学院に進んだ後に学校の教員や研究者を目指す人も多少いました。
卒業後の所感・メッセージ
良かった点としては、さまざまな文学作品に触れることができるという点です。
一般的な古典や小説だけでなく、落語や歌舞伎、能や狂言などの伝統文化などについても触れるので、文字だけでなく肌で日本文化を感じることができるため飽きることがありません。
一方でいまいちだと思うところは、社会人の常識的な部分についてはあまり学ぶことができないという点です。
年齢の高い教員ほど、浮世離れしていることが多いので、就職活動などの相談はあまりできないと思います。
この学科への入学を目指している高校生の方は教員を目指していたり、国語や日本史が好きな方が多いと思います。
受験勉強は大変だと思いますが、充実した学生生活を送れる環境が整っているので、ぜひとも頑張って欲しいと思います。
英文学科(通信)を目指した理由
高専を卒業してしばらく技術職として働いていたのですが新卒で入った会社が倒産し次の仕事を探すときに苦労しました。
今の時代、技術職でも英語くらいは話せないといけないと思い英語の学べる大学に編入することに決めました。
英語は中学時代から得意で海外生活などにも興味がありました。
日大には通信教育部があり、働きながら大卒資格が取れることも魅力でした。
英文学科(通信)で学んだこと・役に立っていること
英語の基本的な文法から英会話までをくまなく学習し、発音に特化した授業などもありました。
アメリカ文学、イギリス文学などいろいろな作家の作品にも触れることができました。
シェイクスピアなどの古典から比較的新しい英語の詩などいろいろなスタイルの作品があることが分りました。
英語の揺るがない基本的な文法はマスターすることができ、誰とでもどこでもどうにか英語でコミュニケーションできるようになったと思います。
好きな作家も見つけることができ精神的にも豊かになりました。
英文学科(通信)の雰囲気
私は通信教育部で夜間の講義と地方で行われる講義に参加したのですが、学生は20代前半から60歳くらいまで幅広い年齢層でした。
男女比は3:7くらいでした。
女性は趣味としての英会話や文学の知識を高めようとしている人が多く、男性は教員を目指している人が多かったと思います。
モチベーションの高い人が多く励ましあいながらつらい(体力的・精神的)勉強にも耐えることができました。
英文学科(通信)の楽しかったところ
いろいろな作家の作品に触れているうちに、世界観が好きな作家を見つけることができました。
その作家の作品を読んでいるあいだは日常からすっかり離れることができ、気分をリフレッシュすることができました。
同じ作者が好きな人とも出会うことができ、授業後に喫茶店などで意見交換をしました。
卒業した今でも連絡を取り合っていて、大切な友人ができたと思います。
英文学科(通信)のつらかった・大変だったところ
レポートがとても多く、当たり前かもしれませんが自分で答えを導き出す必要がありました。
文学には決まった答えはないので自分がどう思うか、どう感じたのか、その理由は、というところを明確にする必要がありました。
私はどちらかというと感覚的なタイプなので感覚を文章にするという作業が難しく感じました。
英文学科(通信)の卒業後の就職先・進路
私は卒業後IT系の企業の海外営業部に就職することができました。
高専で学んだことと大学で学んだことの両方を活かすことができ、給料はかなり上がりました。
他には教員免許を取って小学校や中学校に就職した人、趣味として英文学の勉強を続けている人などがいます。
卒業後の所感・メッセージ
英文学というと固いイメージがありましたが、英語の基本から学ぶことができ、いろいろな作品に触れて楽しみながら知識を増やすことができました。
英会話などはすぐに役立つ内容で仕事でも役立ちました。
古い作品を読むことが多く、最近のアメリカのTVドラマなどを使った授業があってもよかったと思います。
日本では文学部というとそこまで勉強ができないというイメージがあるのは少し残念です。
でも海外では文学部を卒業したというと知的な人だと思ってもらえるので嬉しいです。
今の時代、語学だけで食べていける人は少ないと思います。
特別な努力をするか、語学以外にもう1つスキルを持つと将来的にも安心だと思います。
すべて完全無料ですので、ぜひ会員登録してみてください。
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