キャリアカウンセラーの試験(CDA)の難易度・合格率
キャリアカウンセラー試験(CDA)資格とは
仕事を中心とした人生そのものを支援する
CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)は、「特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)」が認定するキャリアカウンセラーの実務家向け資格です。
2000年の誕生以来、民間のキャリアカウンセラー資格の代表として認知され、2022年5月現在で約20,000名がCDA資格を取得しています。
キャリアカウンセラーは、個人の興味、能力、価値観などをもとに、個人にとって望ましいキャリアを選択できるようにサポートします。
進路や職業だけではなく、その人の「生活」や「生き方」、さらには「生きがい」まで含めた、仕事を中心とした人生そのものの支援を行うのが、CDAの役割です。
国家資格制度開始後のCDA資格について
2016年4月に「キャリアコンサルタント国家資格」制度が開始したことによって、従来の標準レベルキャリア・コンサルタント資格を認定する試験としてのCDA資格認定試験は、2015年度に実施された第49回試験で終了しています。
しかし、以降もCDA資格認定は継続されており、CDA養成講座も引き続き実施されています。
現在、CDA資格認定の前提条件は以下の通りです。
1.JCDAが認定するCDA養成カリキュラムを修了し、かつ国家資格キャリアコンサルタント資格試験の学科試験および実技試験に合格すること。
2.上記1以外の条件でキャリアコンサルタント国家資格を取得した人、キャリアコンサルティング技能検定に合格された人(1級・2級)、または平成28年3月以前に標準レベルキャリア・コンサルタント資格を取得された人(JCDAにキャリア会員として登録している人)であって、JCDAが指定する講座を受講すること。
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キャリアカウンセラー資格(CDA)の認定要件
CDAとして認定されるには、まずは前の項目で挙げた前提条件を満たす必要があります。
そのうえでCDAとして認定されるには、JCDAが指定する講座を受講します。
ただし、認定条件の方法は、これまでの経歴や所持資格等によって、いくつかの種類に分かれます。
たとえば2016年4月以降の国家資格キャリアコンサルタント試験に合格しており、CDA資格対応キャリコンサルタント養成講座の受講を修了していれば、JCDAが指定する講座の受講は不要です。
一方、実務経験を積むルートで国家資格キャリアコンサルタント資格を取得した人の場合は、新たにJCDAの認定講座をすべて受けなくてはなりません。
CDA資格認定条件はやや複雑であるため、詳細はJCDAのWebページで最新情報を確認してください。
キャリアカウンセラー試験(CDA)の難易度・勉強時間
2016年にキャリアコンサルタント国家資格ができたことで、第49回試験をもってCDA資格認定試験は終了しています。
ただし、厚生労働省の指定により、2016年3月末日までにCDA資格認定試験に合格している場合、そのまま国家資格キャリアコンサルタントとして登録できます。
現在、新規にCDA資格を取得する場合は、国家資格キャリアコンサルタント養成講座のうち、CDA資格に対応している講座を受講・修了するのが近道です。
国家資格キャリアコンサルタント試験に合格し、さらにJCDAへ入会して条件を満たせば、CDA資格を取得できます。
キャリアコンサルタント資格の難易度は、以下のページで詳しく紹介しています。