通関士の勤務先、勤務地

通関士の主な勤務先

通関士の勤務先でもっとも多いのが、通関士の一番の活躍の場所である通関業者です。通関業者には必ず、通関士が必要だからです。

通関業者の代表的企業としては、「日本通運株式会社」や「株式会社上組」などがあります。

こうした企業での通関士は、通関士の本来の仕事ともいえる「審査役」としての役割を担います。

ただし、配置された場所によっては、審査だけでなく、税関への申告書類の作成なども行います。

現在輸出入が増えているのため、仕事量が増え、人手不足になっている状況です。

通関士を生かした勤務先

次に、資格を生かして仕事ができる勤務先として、船会社、航空会社、商社があげられます。

輸出入貨物は船もしくは飛行機で国外へ運ばれます。

その輸送を行うのが、船会社、航空会社です。商船三井やJALがそれにあたります。

商社は、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事などを指します。

輸出入を実際に行う会社と、別の輸出入者の代行で輸出入を行う場合があります。

いずれにしても、社内に専門知識をもった通関士が在籍することは大変重宝されます。

通関士の勤務地

通関士の活躍の場は、主要都市だけではありません。外国からの貨物が到着する港や空港があれば、北海道から沖縄までどこででも働けます。

ニーズが多いのは、貨物量の多い港や空港です。

主要港と呼ばれる、東京港、川崎港、横浜港、大阪港、神戸港は、地方港に比べて求人も多いでしょう。

しかし、都会には地方からも人が集まる傾向にあるので、地方での人材が不足しているのも事実です。

通関士の具体的勤務場所

さて、具体的な勤務地ですが、どのような仕事をするかで異なります。

主な勤務先である、通関業者で働く場合は、通関業者のオフィスが主な勤務場所です。

しかし、ずっとオフィスにいるとは限りません。税関に書類提出に出向いたり、税関検査の為、貨物が置いてある港近くの倉庫や空港内の倉庫に行くこともあります。

船会社、航空会社、商社に勤める場合は、オフィスがほとんどでしょう。

商社勤務の場合もオフィスがほとんですが、ときには、海外に出張することもあります。

たとえば輸入をする場合だと、仕入先の国に実際の貨物を視察しにいくこともあるからです。