セールスドライバーの需要・現状と将来性

セールスドライバーの現状

物流業界にとって、いなくてはならない存在であるセールスドライバー。

国土交通省によれば平成30年度の宅配便取扱個数は43億701万個で、ここ20年間で約3倍に増えているといわれます。

ネット通販やオンラインショッピングが普及したことによって、宅配業者はさらに忙しさを増していると同時に、競争が激化しています。

そんな市場ニーズの大きな環境で働くセールスドライバーは、社会に必要とされる実感を味わえるやりがいある仕事です。

その一方、体力を要するハードな仕事であることから離職率が比較的高く、人手不足に陥っている企業も少なくないようです。

セールスドライバーの需要

セールスドライバーの仕事は、トラック運転手のように長距離輸送をすることはまれで、特別な免許が必要ない場合も多いため、健康でありさえすれば長く働ける仕事です。

現在の日本の物流は、セールスドライバーなくては成り立たないため、今後も需要が増えることはあれ、減少することはないでしょう。

セールスドライバーの将来性

もともと、セールスドライバーは男性中心の職業として長く定着してきました。

しかし近年、宅配サービスを手掛ける各社では人員を確保するために、女性や、アジア諸国からの人材といった新しい労働力の採用に積極的に乗り出しています。

物流業界でもIT化が急速に進んでおり、効率的に作業が進められるように変化しているものの、最終的に、「物」を場所から場所へ、人から人へ運ぶのは、昔も今も変わらず「人」です。

この仕事では意欲的で健康な若い人材の活躍が期待されることから、これからセールスドライバーを目指す人にはチャンスがまだまだあるといえるでしょう。

セールスドライバーの今後の活躍の場

顧客満足度を高める

セールスドライバーは、ただ機械的に荷物を運んだり届けたりするだけではなく、お客さまとの接点を持ち、相手に心地よいサービスを提供する役目をも担っています。

各社の競争が厳しくなっている今だからこそ、これからのセールスドライバーには、よりいっそうサービス業に従事している認識を持ち、顧客満足度を高める対応をすることが求められるでしょう。

運転技術があるだけではなく、相手のニーズを上手に引き出すことのできる高いコミュニケーション能力がある人は活躍しやすいと考えられます。

配送技術の進化

セールスドライバーの業務量や負担が増え続ける昨今、配送技術を進化させ留新たな取り組みが次々と考えられています。

自動運転技術が発達すれば人手不足は解消されますし、長時間の運転や拘束時間といったセールスドライバーならではの大変さもカバーされます。

また、IoT(Internet of Things)やAIの活用が進めば、より効率的に配送ができるようになったり、コストの削減ができたりします。

このように新たな技術開発が進み普及されれば、セールスドライバーの働き方にも大きな変化があるでしょう。