音楽家の現状と将来性

根強いファンの支えを受けて

クラシック音楽は、誕生から何百年もの歴史を経て、現代の人々にも親しまれています。しかしながら、ポップスのように多数のメディアに取り上げられたりCDが大きく売れるというケースはまれで、一部の「クラシックファン」に支えられている分野でもあります。

今後も爆発的な人気が出ることは考えにくいものの、これまでと同様、根強いファンは消えることなく存在し、愛され続けていくでしょう。

音楽家として活躍できるのはほんの一握りの人だけですが、実力が認められれば世界中からのオファーがやってきて、世界レベルで仕事ができるという魅力と可能性を秘めた仕事です。

ソリストを目指すのは超難関

音楽家には才能、技術、表現力などさまざまな要素が求められますが、特にソリストを目指すのであれば、まず著名なコンクールで上位に入賞しなければならないため、相当な努力と苦労の日々が続きます。

毎年、国内外で数々のコンクールが開催されており、時に大きなコンクールで日本人が入賞したり、史上最年少の受賞者が誕生したりすると、必ずといっていいほどニュースに取り上げられます。

これは、それだけ世間からの注目度も高いことの表れだと言えるでしょう。

音楽家は、実力さえあれば年齢を問わず活躍できる仕事でベテランの活躍も目立ちますが、一方で世間は常に若手音楽家の誕生を期待しています。音楽家を目指す人は自分の中で情熱を抱き続けながら、たゆまぬ努力を続けていくことが求められます。