自動車整備士の専門学校・養成校

養成施設の種類

自動車整備士の養成施設には、「一種養成施設」と「二種養成施設」の2種類があり、それぞれ対象者などが異なります。

<一種養成施設>
自動車の整備に関する実務経験がない者を対象とした施設。専門学校や自動車短期大学、職業訓練学校、高等学校がこれに当たります。

<二種養成施設>
自動車の整備に関する実務経験がある者を対象とした施設。各県の自動車整備振興会がおこなう講習会がこれに当たります。

一種養成施設として一般的なのは、高校卒業後に入学できる自動車整備の専門学校です。この所定の課程を修了すると「2級自動車整備士」の受験資格が得られるほか、その過程に対する実技試験は免除されます。

その他の学校

一種養成施設として代表的な存在になっているのは自動車整備の専門学校ですが、他にも「自動車科」などの過程をもつ工業高校や自動車短期大学もあります。

中でも、最も低い年齢で自動車整備士の受験資格が得られるのが、中学校卒業後に入学できる工業高校です。卒業すると同時に「3級整備士」の受験資格が得られ、試験の実技試験も免除となります。

ただし自動車科ではなく機械科の場合、受験資格を得るには、卒業後に半年間の自動車整備に関する業務経験が必要となります。

自動車短期大学には高校を出てから入学することになりますが、卒業と同時に「2級整備士」の受験資格が得られ、実技試験は免除となります。

学校に通わず受験資格を得る

なお、学校に通わずとも、一年間の自動車整備に関する実務経験があれば「3級自動車整備士」の受験資格が得られます。ただし、実技試験の問題範囲の広さや難易度から、実務経験があっても合格は難しくなっているようです。

そこで、実技試験が免除となる日本自動車整備振興会連合会の技術講習会を受け、学科試験の合格を目指す人もいます。