JETRO職員のつらいこと・大変なこと・苦労

JETRO職員のつらいこと・大変なこと

転勤が多い

日本のビジネス拡大のため働いているJETRO職員ですが、責務ややりがいのある仕事に伴い、大変なこともあります。

JETROは日本各地・世界各地に100か所以上もの事務所を持っています。

すべてに常に人員を配置しておかなければいけないので、自然と職員の転勤は多くなります。

頻度は3-4年ごと、赴任期間は3年ほどのことが多いようです。

こうなるとかなり目まぐるしく各地を飛び回らなければいけません。

家庭を持っている人は家族にも移動をしいることになったり、単身赴任の場合には家族と過ごす時間が確保できないつらさがあるでしょう。

駐在先の治安や環境

JETROは世界中に事務所を持っているため、転勤先は国内だけではありません。

JETROでは発展途上国にも多くの事務所をかまえており、中には治安の悪い国や、上下水道や電気など社会基盤の発達が遅れている国や地域も含まれます。

そういった事務所に赴任しても、安全の確保と体調管理をしつつ業務を進めることが求められます。

また業務上で使用するのは英語だとしても、英語圏以外に3年間住むとなると、現地の言葉を勉強する必要が出てくるでしょう。

言語学習もJETRO職員が苦労するポイントです。

ちなみに、国内事務所・海外事務所への転勤があるのは総合職の職員のみです。

一般職職員は、原則として東京と千葉の勤務のみになります。

コンプライアンス(法令遵守)意識が高い

独立行政法人であるJETROは、日本政府の代理機関として日本経済の発展に尽力します。

公的機関として、取引先の国の法律を守るのは当然のこととして求められます。

もし故意ではなくても、法律を破ってしまうと国と国との問題に発展し、大変なことになる可能性があります。

企業に対して行うアドバイスにコンプライアンスを徹底するのはとても大変なことです。

企業の相談内容は貿易であったり、海外進出であったりさまざまです、

また、企業の取引先は、世界各国に所在しています。

コンプライアンスに気をつかいすぎるあまり、現場が疲弊してしまうという弊害もあるようです。

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JETRO職員の悩み

JETROは独立行政法人であるため、担当する業務は国の方針に従わなければなりません。

そのため、政権の方針が変更となったり、世界情勢の変化により業務内容に影響が生じたりするケースもあります。

また、グローバル化が進んでいる昨今、JETROに求められる役割は急激に増加しており、業務過多や人材不足に悩んでいる部署も多いようです。

特に、政治の方向性や新しいビジネスの出現により、前例のない業務をになうことになった場合、非常に困難を伴います。

日本企業の海外進出を手助けするという責任の重さに、大きなプレッシャーをかかえる職員も少なくありません。

JETRO職員を辞める理由で多いものは?

海外赴任や海外企業との交渉はやりがいも多く魅力的です。

その一方で責任も重く、生活に関する戸惑いや不便さもあります。

長いキャリアの中で、知らない土地への転勤を繰り返すことにストレスを感じ、退職を決意する職員もいます。

また、JETRO職員として国際ビジネスの最先端で働いていたという実績は、自らのキャリアにとって大きな武器となります。

ETRO職員としてのキャリアを武器に、国際的に活躍できるビジネスを手掛ける企業に転職する職員もいます。

転職によりキャリアアップや収入アップも望めるでしょう。