映像クリエイターの現状と将来性

社会に大きな影響を与える存在に

ひと昔前までは、「映像クリエイター」という職業はそれほど社会の認知度が高くありませんでした。

しかし、テレビのデジタル化や3D映画の流行によって高品質な映像を制作できる映像クリエイターの需要は高まり、時代の流れとともに仕事量が急激に増えてきました。

さらに、インターネットの動画サイトでさまざまな映像を見られることやスマートフォンでゲームやアニメを楽しめるようになったことから、映像クリエイターという職業への理解や憧れは高まっている傾向にあるようです。

近年では映像制作や映像加工の技術を専門に学ぶ学校も増えており、就職希望者が多い現状があるといっても良いでしょう。

仕事の幅に関しても、テレビのコマーシャルの仕事、映画の仕事、動画サイトで流すミュージッビデオの仕事、スマートフォン用のゲームの仕事、と実にさまざまなので、幅広い活躍の場が望める職業です。

プロとして生計を立てていく厳しさ

その一方で、これからの時代にこの職業で生計を立てていくうえでは厳しい一面もあります。

今の時代は市販されている家庭用のカメラやパソコンの性能が高く、一般人であっても簡単に映像を制作することができます。

ある程度の知識とテクニックを身につけてしまえば、それなりのレベルの映像を作ることができるのです。

実際、インターネットの動画サイトにはアマチュアの作品とは思えないような高いクオリティの映像が数多く公開されています。

企業や学校のPR用のビデオを職員自ら制作するということもありますし、結婚式の際に会場で流すプロフィールビデオも友人たちが制作することが珍しくないという時代なのです。

アマチュアが作るものとプロが作るものに誰もが認めるくらいの歴然とした差がなければ、プロの映像クリエイターとして生計を立てていくのは難しいでしょう。