動物飼育員の求人・採用募集状況

求人情報はこまめにチェックする

「社団法人 日本動物園水族館協会」に加盟する動物園は、全国で90施設ほどあります。

それらを大きく分けると、民間企業が母体となって運営する施設と、公立の施設の2種類がありますが、いずれの場合でも飼育員の定期採用はあまり行われておらず、欠員が出た場合に募集を行うことがほとんどです。

そのため、動物の生態や飼育などについて専門的に学んだ場合でも、必ずしもすぐ就職につながるとは限りません。本人の努力に加え、運やタイミングもあるのが事実です。

動物飼育員を目指す人は、求人情報を常に追いかけていくことが必要になってきます。

臨時職員として働く道も

また、正規職員としての就職に限定した場合は、より狭き門となります。たしかに給料や待遇の面で考えると、少しでも安定した正規職員になりたいと考えるのが普通でしょう。

しかし、飼育員は臨時職員としての採用が増えつつあるのが実情です。

さらに、この仕事は即戦力になれる人が好まれることを考えると、まず臨時職員としてでも現場に入り、経験を積んだうえで、正規職員へのステップアップを目指すことも検討する必要があるかもしれません。

実際、アルバイトとして仕事をスタートし、そのまま働きぶりが認められて正社員になった事例もあります。

全体としての募集が少ない分、アルバイトであっても飼育員の仕事ができることは、その後につながるチャンスといえます。

専門学校に求人情報が届くことも

一部の動物関連の専門学校には、動物園から直接、飼育員の求人情報が届くこともあるようです。

それまで卒業生を多く輩出していたり、動物園などとのパイプがあるような学校を選ぶと、就職の面では多少有利になるかもしれません。

また、授業の一環として動物園での研修を行う学校の場合、その時期に関係者との人脈を作っておくことで、卒業後に声をかけてもらえたという人もいます。

いずれにせよ、飼育員の募集枠は決して多くないため、日ごろからアンテナを張って、チャンスを掴み取る努力が必要といえるでしょう。