調香師の勤務時間・休日

一般的な労働時間

企業に勤める調香師が多いため、労働時間などは普通の社員とほぼ同じところが多いようです。

勤務時間は9:00〜17:30くらいが目安ですが、場合によっては残業もあるでしょう。

休日は、会社にもよりますが、週休二日制のところが多く、土日に休めることが一般的です。

ちなみに勤務場所は、研究所と呼ばれるところがほとんどで、本社とはまったく離れた場所にあることも珍しくありません。

根気と体力のいる仕事

調香師としてのスタートは、社内における研修です。数千種類にもおよぶ香料を嗅ぎ分ける訓練から始まることが多いでしょう。

しかし、誰もが想像できるように、匂いというものはよほど強力なものでない限り覚えにくく、毎日繰り返しトレーニングをして、記憶するしかありません。

さらに、そこに他の香料を合わせた時の変化も覚えることになります。

1日の勤務時間内でも、かなり根気と体力のいる仕事といえそうです。

実際の仕事の流れ

研修期間を終え、実際に香りを作り出せるようになってからの、仕事の流れをご紹介します。

クライアントから依頼を受けると、研究所でミーティングが行われ、まずはサンプルを開発します。数千種類の香りから調合し、何度も試行錯誤をしながら、サンプルを作ります。

クライアントに提出し、OKをもらったら、今度は試作品の製作に入ります。ここでも、何度も調香・評価・改良を重ねながら、最終的にGOサインが出ると、ようやく大量生産に入ります。

フレーバーもフレグランスも、大体がこのような流れです。決められた予算や期限の中で、最高の香りを作るべく、研究所では常に嗅覚と頭を使った仕事が行われています。