Webディレクターの1日のスケジュール・勤務時間や休日についても解説
Webディレクターの業務スケジュール
Webディレクターの業務は、案件の進捗段階で大きく変わります。
企画・提案の段階では、クライアントやWebプロデューサーとの打ち合わせが業務の中心となり、提案書やイメージ案の作成などが多くなります。
受注が決まり、本格的に制作が始まると、各作業における進捗管理や外部の制作会社への発注作業、クライアントやWebプロデューサーへの報告などが主になります。
スケジュールに決まりはありませんが、制作を管理する立場であるため、制作スタッフが残って作業をしている場合は遅くまで一緒に残ることも少なくありません。
Web業界は一般的に始業時間が遅い傾向があり、10:00や10:30が始業時間になっていたり、フレックスタイム制になっていたりする企業も多く、Webディレクターは特に帰りが遅くなりがちです。
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Web制作会社で働くWebディレクターの一日
Web制作会社におけるWebディレクターは、制作現場におけるスタッフの管理業務が中心となります。
一般企業で働くWebディレクターの一日
一般企業では、Webディレクターは社内の制作スタッフをまとめるだけでなく、会社の広報や企画・マーケティング部署と一緒に動くことが多いのが特徴です。
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Webディレクターの勤務時間・休日・残業
Webディレクターの勤務時間
Webディレクターは定時が定められていたとしても、勤務時間は長めになる傾向です。
また、残業や休日出勤も他の業界と比べてWebディレクターは多く、休日だとしても現場のスタッフが作業している場合、確認や相談の電話が鳴ることもあります。
勤務時間はスタートが遅めで10時~11時からの会社も多く、その場合は退社が20時~21時になることも多いです。
Webディレクターは残業が多いため、他の仕事よりも残業時間が長く見積もられており、30~50時間分の残業代が最初から固定で支給されている場合もあります。
複数の仕事を抱え、納品が近くなると終電前まで仕事をしたり、土日のどちらかは出勤になることも多いです。
Webディレクターの休日
Webディレクターはあまり休めないイメージがあります。
実際、繁忙期が近づけば休日出勤はあたり前のように行われますし、休みの日だとしても問い合わせの電話がかかってくる場合も多いです。
しかし、余裕のある時期には大胆に休む人も多いのが業界の特徴で、代休や有給休暇を使ってまとめて長期の休みを取る人も少なくありません。
休みが定期的に欲しい人には厳しい職種かもしれませんが、仕事をキリのいいところまでしっかり片付けて、しっかり休みたいという人には嬉しいワークスタイルです。
また、現場のスタッフも繁忙期の忙しさをよくわかっているので、余裕のある時期にしっかり休むことに好意的な職場が多いです。
Webディレクターは忙しい?激務?
Webディレクターは案件を多く抱えるほど忙しくなり、繁忙期に入れば休日も出勤し、連日のように終電まで働いていることもあります。
ホームページなどのリニューアルが多く行われる時期は4月や9月の年度変更が多く、そのため2~3月、7~8月は忙しくなります。
クライアントの種類によっては、サイトの修正やリニューアルの追加予算が決まる10~11月、5~6月など決算前の時期も忙しいです。
ただ、年中そういった状況ということはなく、繁忙期が読みやすいため計画は立てやすい職種です。
基本的に顧客層や得意とする業界の繁忙期に合わせて忙しくなるため、顧客の業界に対する知識があれば公私のスケジューリングは難しくありません。
Webディレクターの休日の過ごし方
Web業界は若い人が多い業界であるため、仕事上の影響が少ないなら有給を取ったり定時で上がったりすることに寛容です。
平日は仕事や勉強にいそしみ、休日は1日は遊び1日はゆっくり過ごすなど、バランスを考えて一週間のスケジュールを組んでいる人も少なくありません。
新しいものが好きな人も多いため、休日明けには旅行や話題のスポットに行った話題も多く聞こえます。
Webディレクターは休日中にも問い合わせがある場合も多いため、前もって「明日は家でゆっくりしているから連絡はOKだけど、明後日は外出しているからダメ」と休みのスケジュールを現場と共有するなど、休み方を工夫する人も多いです。
休日でも職場との連絡が取れるように注意を払い、定期的にメールや着信がないか確認している様子もよく見られます。