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仕事体験談

日本にいながら世界中の人と接することができる

回答者 : 地蔵さん(女性/36歳)

職業名 : 語学学校の受付・営業現在の状態 : 経験者経験年数 : 3年

仕事内容
広島県にある個人経営の小さな語学学校で受付の仕事をしていました。

社員は日本人が3名で外国人講師はすべてパートでした。

英語だけでなくフランス語やドイツ語などたくさんの言語を取り扱っていて、登録している講師は30人以上いました。

私の仕事は、講師のスケジュール管理や教室の管理、授業の予約、入会希望者への説明など多岐にわたりました。

講師に頼まれてパソコンを使って教材を作ることも多かったです。

働き始めたきっかけは知り合いに頼まれたからです。

この仕事の前にはレストランでアルバイトをしていたのですが、常連客から働いてみないか誘われました。

常連客の知り合いがスクールの社長でした。
仕事のやりがい
働きながら英語力が上がることが嬉しかったです。

いろいろな国の人とやりとりをする必要があり、最初の1年でTOEICのスコアが600点から800点と、200点上がりました。

働き始めたころは毎日辞書を片手に緊張しながら英語で話していましたが、1年後には英語で説教できるくらいになっていました。

仕事帰りに講師と食事をすることもあり、アメリカ人の同年齢の女性とは恋愛話やファッションの話題などで毎回とても盛り上がりました。

話す言葉は違うけれど、考えていることや興味のあることは共通なのだと感じ、遠いと思っていた世界を身近に感じることができました。
覚悟しておいた方がいいこと
日本にいながら外国人のほうが多い特殊な職場なので、日本人差別を感じることがありました。

例えば講師が体調不良のときには簡単に休むことができるのに、私がインフルエンザにかかったときにはインフルエンザくらいで休むな!と社長に怒られました。

生徒にうつしてしまってはいけないので結局休みましたが。

生徒同士のトラブルの仲裁や月謝の催促が気の進まない仕事でした。

大きなスクールでは営業のノルマが厳しいそうですが、小さなスクールだったのでその点はやりやすかったです。
給料・待遇
給料は安いです。

語学スクールの日本人スタッフは大手で働いていても安月給だと聞きます。

私の場合は日曜日と月曜日が休みで勤務時間は曜日によってバラバラでした。

生徒数の関係で午前中と夜だけ仕事をする日もあり、スクールと家を往復するのが面倒でした。

トータルで週に35時間くらい働き、残業は週に5時間あるかないかでした。

手取りは20万円前後で最初から最後まで上がりませんでした。

有給はもらえましたがボーナスは出ませんでした。

講師は新しい生徒を契約させるとインセンティブがありましたが、日本人スタッフには何もありませんでした。
この職業の恋愛・結婚事情
日本人スタッフは女性が多く、ほとんどの人が外国人と付き合っていました。

やはり語学スクールで働きたい人は海外への憧れも強いようで留学経験者が多かったです。

ただ、スクール内で公に付き合う人はおらず、講師の紹介で知り合った人と付き合うケースがほとんどでした。

私もスタッフと講師で行ったクリスマスパーティーでフランス人男性と知り合い結婚しました。

ただ、講師をしている人もその友達も教育レベルは低い人が多く、軽い人や怪しげな人もけっこういたので注意が必要だと感じました。
この職業を目指す人へのメッセージ
語学学校のスタッフのお仕事は日本にいながら世界中の人と接することができる面白い仕事です。

文化の違いや考え方の違いに驚いたり衝突することもありますが視野が広がります。

英語を使うチャンスも多く、語学力を活かしたい人やレベルアップしたい人には最適だと思います。

外国人だけでなく幅広い年齢層の生徒とやり取りしなくてはならないので、コミュニケーション能力も身につきます。

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