総務の1日のスケジュール・生活スタイル
総務の業務スケジュール
総務の仕事内容は非常に幅広く、日によってやることはバラバラです。
業務スケジュールについても決まったものはとくになく、朝から夕方まで、臨機応変にさまざまな仕事をこなしていくことになります。
ただ、総務はほかの部署から頼まれる仕事や、ほかの部署に協力を仰ぐタイプの仕事が大半を占めます。
1日の過ごし方としては、黙々とデスクワークに励むというよりは、会議や打ち合わせなど、コミュニケーションを取りながら進めていくことのほうがかなり多いでしょう。
また、総務というと、社員を対象にした「内向きの仕事」というイメージが強いかもしれませんが、外注業者と交渉することもあり、営業職ほどではないにせよ、外訪する頻度も決して少なくはありません。
季節によっては他部署からの依頼が殺到することもありますので、さまざまなタスクを同時並行で片づけていく手際の良さや、スケジュールを組み立てる「段取り力」が重要になる職種といえます。
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メーカーで働く総務の1日
総務の勤務時間・残業時間
総務の勤務時間は、メーカーや商社、金融など、業種によって多少異なりますが、いずれも8:00~17:00や9:00~18:00など、日勤の時間帯に設定されています。
ただし、病院や福祉関係などの24時間勤務の仕事では、シフト制となり、夜勤が入るケースも一部あります。
また、総務、人事、労務などの本部系職種については、フレックスタイム制が導入されていたり、育児に伴う時短勤務が認められている職場も多く、勤務時間の融通が利きやすいという特徴があります。
正社員以外にも、契約社員やパートでの雇用もあり、家庭の事情などに合わせて弾力的に働くことが可能です。
残業時間については、組織によってまちまちであり、一概にいえません。
月の残業時間が20時間程度のところもあれば、その倍の40時間を超えるところもあります。
官公庁などの役所関係における総務は「花形」のポジションであり、かなり忙しくなりやすいようです。
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総務に休日出勤はある?
総務の休日は、民間企業も役所などの公的機関も、おおむね土日祝日を休みとする完全週休2日制となっています。
休日出勤することはあまりありませんが、繁忙期となる4月前後だけは例外です。
年度末~年度初めにかけては、新卒入社や異動といった組織改編が重なる時期であり、イベントも集中します。
総務の仕事量はかなり膨大になりますので、平日だけで仕事をまかないきれず、土日に出社して片づけないといけないこともあります。
とくに、組織自体が小規模で、総務が経理や人事、庶務、労務なども兼ねている場合は、非常に忙しくなりやすい傾向にあります。