鍼灸師のやりがい・楽しさ・魅力
鍼灸師を志すきっかけは、そのやりがいや仕事内容に惹かれたためだったという人も多いでしょう。
本記事では、鍼灸師が達成感を得る瞬間や魅力を紹介します。
鍼灸師のやりがい・楽しさ
患者さんからの感謝の声
鍼灸師にとって最大のやりがいは、自分の治療によって患者さんを元気にすることです。
鍼灸をはじめとする東洋医学は、とくに不定愁訴の改善に効果があるといわれ、さまざまな体の不調を抱え不安を感じながら生活していた人たちの症状を緩和することができます。
子どもからお年寄りまで治療できる
女性特有のホルモンバランスの変化、難病などさまざま主訴に対して副作用なくアプローチできる鍼灸治療は、子どもからお年寄りまで、より多くの人の救える可能性を秘めています。
鍼灸を西洋医学と組み合わせることによって、未知なる可能性を切り開くこともできます。
少子高齢化を迎えるなかで、今後はより鍼灸のニーズが高まると思われます。
自分の手で患者さんの症状を取り除く
鍼灸を利用する人の多くは、病院では治療ができなかったり、原因がわからなかったりと、西洋医学では太刀打ちできなかった悩みを抱えています。
原因不明でありながら、たとえば「身体が重い」「頭が痛い」「下痢が続く」といった慢性的な症状が続いている場合には、投薬などの西洋医学よりも、東洋医学が役立つ場合もあります。
患者さんと直接コミュニケーションをとりながら治療することで、患者さんの表情が緩んだり、痛みが和らいだりする様子を見ると、大きな喜びを感じるでしょう。
現代医学でも取り除けなかった症状を自分の手で和らげ、患者さんが快方に向かう達成感は、鍼灸師ならではのものです。
20代で正社員への就職・転職
鍼灸師の魅力
さまざまなフィールドで働ける
鍼灸師はいま、医療現場だけでなく、介護業界・スポーツ業界・美容業界など、さまざまな領域で必要とされています。
また、海を渡って、海外でグローバルに鍼灸のスキルを発揮している人もいます。
街の鍼灸院で働くだけでなく、自らの関心に応じて専門性を追求することができるのも、鍼灸師がキャリアを考えるうえでは大きなやりがいといえるでしょう。
なお、鍼灸治療は「医師の同意書がある」といった条件を満たせば、健康保険を適用することも可能です。
近年は資格取得者の急増により、鍼灸師の就職状況は厳しいですが、各所で鍼灸の可能性が認められつつあるいま、活躍できる場はさらに広がるものと考えられます。
活躍できるチャンスがある
まだ世の中には鍼灸についてよく知らないという人も多いですし、はりは「痛そう」、お灸は「熱そう」といったネガティブなイメージを抱く人もいます。
だからこそ、鍼灸師は大きなチャンスがある仕事だといえるでしょう。
鍼灸の世界を深く突き詰めることで、活躍のチャンスを自分で増やすことができる魅力ある仕事です。
鍼灸師のやりがいのまとめ
鍼灸師の一番のやりがいは患者さんの症状が緩和して元気になっていく様子を見ることです。
整体師という仕事の魅力としては、自らの関心に応じて専門性を追求することができる点や活躍のチャンスを自分で増やすことができる点が挙げられます。