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仕事体験談

関わった方と共に回復の喜びを味わえる

回答者 : あさひさん(女性/29歳)

職業名 : 作業療法士現在の状態 : 現役経験年数 : 6年

仕事内容
勤務地は病院で規模は精神科単科で従業員数は60人〜80人程度です。仕事内容は精神科デイケアでのリハビリであり、通所した利用者と社会生活支援・訓練、就労・復職支援等を行っています。
職場での役割は主にプログラムの運営、利用者との面談ですが、責任者の役職についているため、勤務表の作成、事務作業の役割があります。
仕事のやりがい
精神疾患が対象であるため、すぐにリハビリの効果が見られるわけではありませんが、徐々に回復していくため利用者さんとは長い付き合いになります。
そんな中で表情が硬い利用者さんの笑顔が見られるようになって来たり、入退院を繰り返していた方が入院せずに地域で暮らせていたり、仕事に就ける、復職できるなどがあると、関わっていて良かったなと思います。
覚悟しておいた方がいいこと
作業療法士にはさまざまな分野があります。精神障害はリハビリをする中で徐々に回復していくため、焦らずじっくりと関わることになります。
考え方の偏りがあり、独特な方たちが多く、正直、もどかしさやイライラもありますが障害の特性を理解して付き合うことが大切です。
良いときは良いのですが、悪いときは一変してこちらのことを悪く言われたりすることもあります。
また、他職種の職員にはなかなか作業療法士の仕事というものを理解されていない場合もあります。
給料・待遇
29歳で勤続年数6年です。月収は21万円位、手取りは社会保険、所得税、住民税、旅行貯金が引かれ17万円程度となります。
待遇は、通勤手当、住宅手当、役職についているため役職手当があります。賞与は年2回で昇給も年1回あります。
この職業の恋愛・結婚事情
同職種同士で恋愛・結婚する人もいますが少ないように思います。勤務先の人(職種は違う)、他職種の方とのほうが多いです。
夜勤はないのですが、作業療法士の資格を取った後も研修会に参加したり、病院の勉強会、研究発表などがあるため夜遅くなってしまったり時間が合わないことがあります。その点を理解してくれる人がいいと思います。
結婚後も職場の制度が整っており、理解があれば結婚、出産したあとも働き続けられると思います。
この職業を目指す人へのメッセージ
作業療法士には身体障害、老年期、精神障害、発達障害とさまざまな分野があります。どの分野でも、関わった方と共に回復の喜びを味わえると思います。
また、「ありがとう」と声をかけてもらえると、作業療法士の仕事をしていて良かったなとやりがいを感じられる仕事です。
勉強や実習、国家試験などクリアしないといけない条件はたくさんありますががんばってください。

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