公認会計士の1日・生活
公認会計士の業務スケジュール
公認会計士の就職先としては監査法人がほとんどとなり、その他では、個人の独立事務所か一般企業などがあります。
働く場所や求められる役割によってスケジュールは大きく異なります。
監査法人で働く場合のおもな仕事は、企業の経営状況をチェックする監査の業務となり、監査の時期になると担当する企業に直接訪問して1日過ごすことになります。
企業の監査を行う公認会計士は、大手・中小どこの監査法人に所属するのは関係なく、上場企業の場合、担当企業の本決算と四半期ごとの決算時期が繁忙期です。
一般企業の財務部・経理部に所属する公認会計士の場合は、自社の社員としての業務を担当します。
よくある業務としては、会計方法のチェックやアドバイス、内部監査などの会計に関わることや、企業の経営戦略に関してアドバイスをするコンサルティングのような仕事、そしてIPOを目指す企業の場合は上場準備などです。
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監査法人で働く公認会計士の1日
監査法人で働く公認会計士は、担当企業の決算時期になれば直接企業を訪問して資料のチェックをします。
監査ができる期間は限られており、とくに決算資料を開示する直前は大詰めとなり、帰宅時間は終電間際となることもあります。
ここでは決算時期に企業の資料を確認する公認会計士の1日について紹介します。
一般企業の経理部で働く公認会計士の1日
公認会計士のなかには、監査法人ではなく、一般企業やベンチャー企業で働いている人もいます。
その場合のおもな業務は、企業から求められる役割により異なります。
一般的には、監査の準備やアドバイス、会計知識を身に付けるための勉強会、上場を目指すベンチャー企業に対する上場準備など会計のプロフェッショナルとしての知識が求められるでしょう。
こうした業務に携わる人たちの場合、業務内容や条件によっても異なりますが、朝は出勤時刻までに出社し、帰りは残業がなければ定時で帰るなど、所属する企業の他の社員と同じようなスケジュールとなります。
こちらでは、上場企業の経理部に所属し、監査担当をする公認会計士の1日を紹介します。