塾講師のやりがい・楽しさ・魅力
塾講師のやりがい・楽しさ
生徒の成長が何よりのやりがい
自分が担当した生徒の成績向上や、志望校合格などの目に見える結果を聞いたときこそ、まさに塾講師としてのやりがいを感じるでしょう。
もちろん、生徒と日々関わっていく中で成長を感じる瞬間も多くあり、それが講師の日々のモチベーションを支えているのは間違いありません。
しかし、数字や結果として目に見える成果をあげたときは、何より生徒自身に大きな誇りと自信を与えます。
その姿を見るために講師を続けているという人も多いでしょう。
実際に生徒から感謝の気持ちを伝えられたときの喜びは、何にも代えがたいものであるということができます。
保護者からの声
学業面での成長が家庭生活においても見られることがあり、保護者から嬉しい声が聞かれることも少なくありません。
たとえば成績が向上したことにより予習・復習の重要性に気付いた生徒が誰に言われるでもなく進んで机にむかうようになったなど、塾ではわからない家庭での変化を保護者から聞くこともあります。
自身の目の届かない場所でも指導が実を結んでいることを知ることは講師にとって大きな励みになるといえるでしょう。
先輩からのサポート
塾講師はほとんどが未経験からスタートしているため、なりたてのころは苦労も多く、先輩講師から指導を受けることも多いです。
それをつらく感じたり、ときには辞めてしまいたいと感じたりする人も多いでしょう。
しかし、経験を積み、前向きに努力することでスキルを向上させることができるのが塾講師のやりがいであるとも考えられます。
自分では気づかなくても、周囲で見ている同僚や先輩からの声掛けで指導者としての成長を実感できたとき、それまでの苦労も吹き飛んでしまうと考える人も多いことでしょう。
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塾講師の魅力
自分自身も成長できる
塾講師として生徒と接していく中では、ときに意思の疎通が上手くいかず、心が通い合わないことに苦悩することもあります。
学習指導においても、自分が期待するほど生徒の理解度が深まっていないことに焦りを覚えることも決して珍しいことではありません。
しかし、実は講師としてこのような壁にぶつかることこそ、教育者としての醍醐味であるということができます。
塾講師は、どうすれば相手に伝わるのか、ということに常に真摯に向き合い、日々試行錯誤しながら生徒に向き合っていきます。
そして気づかないうちに自分自身が大きく成長していることに気付いたとき、塾講師という仕事の魅力を再確認できるはずです。
生徒との信頼関係
塾講師と生徒との関係性は学習指導によって成り立っているものですが、そこで深い信頼関係が生まれると、学習以外の話ができるようになってきます。
もちろん、生徒と講師との関係は対等ではないため、講師には節度ある適切な距離感で生徒と接することが求められますが、生徒と強固な信頼関係が築けたとき、塾講師としての魅力を感じるでしょう。
進路の相談をはじめ、学校や友人のことなど生徒が自身の内面について話し始めたとき、生徒が講師を信頼できる大人として認めたということがわかれば、大きな喜びとなるでしょう。