塾講師のつらいこと・大変なこと・苦労

塾講師のつらいこと・大変なこと

生徒とのコミュニケーション

生徒の成績向上、志望校合格のために講師は日々努力し指導方法を模索しています。

しかし生徒側が必ずしもその熱意に応えてくれるとは限りません。

生徒の中には学習意欲が著しく低い生徒もいれば、保護者に無理やり通わせられている生徒もいます。

そもそも気持ちが学習に向いていない生徒に対して、どんなに良い授業を行っても十分な効果を生むことはできません。

それどころか反抗的な態度に及ぶ生徒もなかにはいます。

こうした生徒との意思疎通に関して、つらさを感じている講師は非常に多いです。

当然、経験を積むことでこの苦労は緩和されていくものですが、それでも指導方法にまったく悩まない日がくることはないでしょう。

しかし、一方でこれこそが講師の醍醐味であるともいえます。

生徒と共に成長していけることに喜びややりがいを見出し、日々精進できることは講師にとって一番の幸せであるといえるかもしれません。

営業活動との兼ね合い

塾は生徒の学力向上、志望校合格をサポートする場である一方で、営利を目的とした民間企業でもあります。

塾講師は生徒に関わっていくことを要求されますが、当然のことながら学校とは違い利益を上げなくてはなりません。

そのため、生徒により多くの授業を履修させる働きかけをしたり、休暇中の特別講習や合宿への参加を促したりなど、営業活動を行うことが必要とされます。

塾講師はもともと子どもが好きで、学習指導に携わりたいと考える人が志望する職種であるため、このような営業的側面に抵抗感があるという人も多いです。

塾講師の悩み

生徒が塾に通ってくるのは学校の終わった後の夕方から夜にかけての時間帯になるため、講師の出勤は13時前後となるのが一般的です。

退勤は22時前後が定刻となりますが、生徒対応や翌日の準備等で終電近くにならないと上がることができないという日も珍しくありません。

午前中を余暇に充てることもできなくはありませんが、たいていは教材研究のための時間として使っている人がほとんどです。

このような塾講師ならではの生活を続けるうち、友人や家族とのすれ違いの生活を送ることになり、独特の生活リズムに悩む人も多いです。

また睡眠や食事が不規則となることも珍しくなく、健康を損なってしまう恐れもあるため、健康面に気を遣っているという人も少なくありません。

塾講師を辞める理由で多いものは?

塾講師の多くは、給与面で苦労しています。

この業界は初任給が高めに設定されているため、始めの数年は高めの収入を得ることになりますが、勤続を重ねてもそれほど金額が変わらないため、収入に不満を持つ講師が増えてきます。

あえて非正規雇用の道を選び、複数の塾を掛け持ちして収入のアップを目指す講師もいますが、収入の少なさにこの仕事を辞めてしまう人は非常に多いです。

また教室長などの管理職や独立を目指せば一定の収入増が望めますが、子どもが好きで講師職になった人の大半は、授業や生徒から離れた業務が増えることに抵抗を感じているようです。