塾講師の「やりがい」の経験談・口コミ
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営業的なことではあまり魅力を感じませんでしたが、夏期講習後に営業成績が優秀だと表彰されますので、そこをやりがいにされていた方もいます。
個人的には高校受験の後の報告会に最も達成感があります。
1年間かけて教えてきた中学校3年生の中にはいうことを聞かない生意気な子もいますが、いざ合格すると「ありがとう先生」と言ってくれるので、その時は本当に嬉しいです。
中学校3年生は通常の授業に加え、週末の受験対策の授業もあり、かなり長い時間を一緒に過ごすので、かなり情が移ります。
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生徒の成長を実感できることが、学習塾の魅力だと思います。
なかなか成績があがらず、苦手科目の勉強になると「やりたくない」「勉強してもどうせ点数あがらない」とネガティブ発言をする一人の生徒がいました。
その生徒をなんとか成長させたいと思い、まずはその生徒の成功体験を増やし自信をつけてもらおうと思いました。
授業のはじめに自分の苦手なところをノートに書いてもらい、苦手なところを克服するためにどうしたらいいのかを考えてもらい、授業の最後にどこが成長したかを書いてもらいました。
それを数か月続けてもらった結果、その子の口からネガティブ発言がなくなり「苦手科目やりたいです」「点数上げるために頑張ります」といったポジティブ発言が多くなりました。
生徒の成長を間近で実感したとき、見捨てずに見守ってきてよかったと心から思いました。生徒の成長が私の成長にもつながりました。
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先程も似たエピソードを話しましたが、やはり勉強が苦手な子ができるようになったときの表情をみたときの達成感がたまりません。
これが最大のご褒美です。
後は、受験で第一志望の高校や大学に多くの子を合格させることができた際に、お礼の言葉やありがたい言葉を生徒やご両親からかけていただいたときに、うるうると感動してしまいます。
残念ながら逆に不合格になってしまう場合もあります。しかしながら、その際にどのようなアドバイスをかければ良いか悩んでしまいますが、その子の気持ちを考えることで、人付き合いの大切さを学びました。
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やはり生徒の「わからない」が「わかる」に変わる瞬間を見れるところです。
特にやりがいを感じたのは、とても性格が良く、勉強熱心だけれども、講師に気を使ってわかったふりをしてしまう生徒と信頼関係を築き、「わからない」が言えるようになった姿を見た時です。
性格が良い子ほど、講師の解説を否定する、と深読みしすぎて遠慮してしまいます。
しかし、「塾はわからないことをわかるようにする場所だし、そもそも習ってない、または苦手な科目のことなんだから、恥ずかしくないよ」と伝え、正直に話してくれるようになったのは嬉しい瞬間でした。
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出会った頃は学校に行けなくなっていたり、自信を失っていたりする子供たちが、徐々に元気になり、自分のやりたいことを見つけ、目標に向かって前向きに行動していく時間の一部を最も近くで共有させてもらえることは、この仕事の一番の魅力だと感じています。
また、卒業した後も何かあれば報告・相談に来てくれたり、お手紙をいただいたりすることも多いです。自分が関わった生徒さんが社会人になって活躍している様子を知ることができるのもとても嬉しい時間になっています。
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やりがいは何といっても、成績アップや志望校合格など成果が目に見えてあらわれた時です。
1年間の努力が報われる瞬間なので、感動はひとしおです。
最終的に偏差値を15あげて合格させてあげられた時は特にうれしかったです。