学習塾の講師は生徒と向き合うことで信頼関係を築ける
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 3.50
- 仕事内容
- 4.00
- やりがい
- 5.00
- 働きやすさ
- 3.00
- 給料・年収
- 3.00
- 休日・待遇
- 2.00
- 成長・将来性
- 4.00
- メッセージ
-
学習塾の講師は、学校の先生と比べて生徒一人ひとりをしっかりケアできるため、とてもやりがいがある仕事だと思います。
目の前の生徒が何で悩んでいて、どこでつまずいているのかを理解するためには、その子としっかり向き合う時間を確保しなければなりません。
時間を確保し、生徒と向き合うことで信頼関係構築にもつながります。
その結果、生徒自身も学習面だけでなく、人として成長しその成長を感じることができます。
子どもの成長した姿を見ることで、私自身ももっと頑張らないとと励まされ、仕事に対してのモチベーションアップにもつながりました。
- 仕事内容
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私は学習塾の教室長をつとめていました。
一教室約40人程度(小学生・中学生対象)の生徒が在籍している教室でした。
具体的な業務内容はおおまかに3つ。
①学習指導業務
②人材育成業務
③事務業務3つの中でもさらに細かくわけられています。
学習指導業務は、授業を実施し、それに必要なカリキュラムの構築や資料作成をおこないます。
人材育成業務では、アルバイト講師の方に授業の進め方や生徒との接し方などを教え、指導マニュアルの作成もおこないました。
講師の育て方で生徒の成長度合いも変わってくるのでとても重要な業務だと思っています。
事務業務は、授業料の請求書作成や授業料の引き落とし手続き、生徒情報の管理などをおこないます。
上記の内容以外にも、生徒面談、保護者面談、新規生徒の獲得に向けたマーケティング、SNS運用などもおこなっていました。
私たちの教室では、定期的にセミナーや説明会がおこなわれていたためそちらの準備もおこなっていました。
教室長は教室全体を管理するため業務内容が多岐にわたり大変ではありますが、生徒に寄り添う時間をもうけることができるため、生徒によりよい学習環境を提供できると思います。
- やりがい
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生徒の成長を実感できることが、学習塾の魅力だと思います。
なかなか成績があがらず、苦手科目の勉強になると「やりたくない」「勉強してもどうせ点数あがらない」とネガティブ発言をする一人の生徒がいました。
その生徒をなんとか成長させたいと思い、まずはその生徒の成功体験を増やし自信をつけてもらおうと思いました。
授業のはじめに自分の苦手なところをノートに書いてもらい、苦手なところを克服するためにどうしたらいいのかを考えてもらい、授業の最後にどこが成長したかを書いてもらいました。
それを数か月続けてもらった結果、その子の口からネガティブ発言がなくなり「苦手科目やりたいです」「点数上げるために頑張ります」といったポジティブ発言が多くなりました。
生徒の成長を間近で実感したとき、見捨てずに見守ってきてよかったと心から思いました。生徒の成長が私の成長にもつながりました。
- 向いてる人
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目の前にいる生徒のために何をしたらいいのか、何ができるのかを考えらえる人が向いていると思います。
考えることをやめてしまったり、放棄してしまうと生徒のためにはなりません。
多岐な業務に追われ考える時間がないということもあると思いますが、その時は他のスタッフを頼り協力しあうことで、よりよい学習環境を生徒に提供することができると思います。
- 志望理由
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学生時代学習塾でアルバイトをしていた際に、悩みを抱える生徒をたくさんみてきたのが入社のきっかけです。
悩みを抱える生徒を救いたい、居場所を作ってあげたいという思いから入社を決意しました。
入社後も悩みを抱える生徒にたくさん出会い、生徒と向き合い、寄り添い続けました。
- 給料・年収
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私の塾は、週2日休みとお盆と年末年始が休みでした。
祝日や長期講習、定期テスト期間、受験期などは休みの日でも開室しなくてはならないため出勤していました。
給与は手取りで20万程度、賞与の支給もありました。
- 成長・将来性
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仕事を通して、生徒だけではなく自分自身も成長できる環境だと思います。
新卒で入社し右も左もわからない状態でしたが、トライアンドエラーを繰り返すことで自分が成長していることを実感することができました。
共働きの家庭が増え家で子どもの勉強をみることができないので塾に通わせたいという保護者の方や子どもの将来を見据えて入塾する生徒が多いため、学習塾のニーズはあります。
その分学習塾も増えているため、他の塾どどのように差をつけるかが学習塾を運営する上で重要になってくると思います。