【2022年版】飲食店社員の年収・給料はどれくらい? 初任給やボーナス、統計データも解説

飲食店社員の平均年収・給料の統計データ

飲食店社員の平均年収・月収・ボーナス

賃金構造基本統計調査

飲食店店員の平均年収_2021

厚生労働省の令和3年度賃金構造基本統計調査によると、飲食店店員の平均年収は、39.5歳で317万円ほどとなっています。

・平均年齢:39.5歳
・勤続年数:8.1年
・労働時間/月:164時間/月
・超過労働:8時間/月
・月額給与:243,300円
・年間賞与:252,100円
・平均年収:3,171,700円

出典:厚生労働省「令和3年度 賃金構造基本統計調査」
※平均年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算。
※本統計はサンプル数が少ないため、必ずしも実態を反映しているとは限りません。

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
その他飲食・フード系関連職
(転職会議)
307万円 20代前半:275万円
20代後半:314万円
30代:331万円
40代以上:359万円
飲食店
(Indeed)
2,866,253円 時給1,006円
日給 12,560円
月給 202,936円

上記のデータから、飲食店店員の平均年収は300万円台であることがわかります。

飲食店社員の手取りの平均月収・年収・ボーナスは

各統計を参考に平均年収を300万円と仮定すると、月収は25万円、実際の手取りは20万円ほどになると考えられます。

ボーナスが支給されている場合は、実際の月額支給額はさらに低くなります。

飲食店社員は一人当たりの責任や役割が大きく、長時間労働や残業なども多いため、それに見合った給料ではないと考える人も多くいます。

飲食店社員の初任給はどれくらい?

飲食店社員の初任給は、22万円前後となることが多いです。

ゼンショーホールディングスでは、初任給は222,000円(学部卒)、240,000円(院了)とされています。(2021年実績)

また、すかいらーくホールディングスでは、初任給を月給218,200円としています。(2022年4月現在)

飲食店社員の勤務先の規模別の年収(令和3年度)

飲食店社員の年収は、勤務先の規模が大きくなるとやや高くなる傾向があります。

10〜99人規模の事業所に勤める飲食店社員の平均年収は286万円、100〜999人規模は301万円、1,000人以上の規模では345万円、10人以上規模の事業所平均は317万円となっています。

飲食店社員の年収(規模別)_r3

上記グラフの基タイトルは「飲食物給仕従事者」でソムリエホールスタッフなど他職業を含むデータです。

賃金構造基本統計調査より作成。本統計は調査の母数が少ないため、必ずしも実態を反映していない可能性があります。

飲食店社員の勤務先の年齢別の年収(令和3年度)

飲食店社員の年収は、年齢が上がってもあまり変わらない傾向にあります。

全年代の平均年収は317万円となっています。

飲食店社員の年収(年齢別)_r3

上記グラフの基タイトルは「飲食物給仕従事者」でソムリエ、ホールスタッフなど他職業を含むデータです。

飲食店社員の福利厚生の特徴は?

大手チェーンの場合、規定に則ってボーナスが支給される会社がほとんどです。

募集要項に賞与回数が記載されている会社であれば、よほどの事がない限り、ボーナスが支給されると考えていいでしょう。

これは月収が低めであったり、昇給が少なかったりといった点をボーナスの支給で相殺するという構造になっているのです。

一方、中小規模の飲食店の場合、ボーナスはほとんど期待できませんが、その代わり、売り上げの良い時期には大入りといった形で還元されたりします。

なお、飲食業では社会保険などの福利厚生が整っていないところも珍しくありません。

手取り金額が多少良くても自身で保険に加入し、支払いを行わなければならない可能性もあることを理解しておきましょう。

飲食店社員の給料・年収の特徴

役職がない場合の給料

中所規模の飲食店の場合、大手のように段階的な役職の振り分けが定められていないことが多いです。

したがって給料も利益率で決まっていくことになります。

つまり月の売上から諸費用を引き、残った額が給料になるという形です。

1ヶ月に400万円売り上げたとして大体25~30万の間になるでしょう。

利益率の高い店舗であれば薄給といわれる飲食業界の中であっても比較的高水準の収入を得ることは十分見込めますが、売り上げによる変動が大きく安定しないというデメリットがあることも覚えておきましょう。

食費の補助

正社員であれば、一般的な社会保障制度や有給が完備されていますが、そのほかにまかないや食事補助の支給があります。

つまり、自社で提供している食事を無料、または格安で利用できます。

これは飲食店ならではの特徴で、自身の食費を節約できるのは嬉しい特徴です。

地域差は少ない

アルバイトとして働く場合は、地域によって時給が異なり、同じ仕事をしていても都心部と給料が大きく違うということは珍しくありません。

一方で、社員の場合はこうした地域差があることはほとんどなく、全国的に同じ給料が得られます。

飲食店社員が所属する代表的な企業の年収

会社名 平均年収 平均年齢
ゼンショーホールディングス 600万円 37.7歳
すかいらーくホールディングス 506万円 42.8歳
コロワイド 600万円 43.8歳

出典:2022年現在(各社有価証券報告書より)

ゼンショーホールディングスの平均年収

ゼンショーホールディングスの平均年収は600万円です。

外食最大手企業で牛丼チェーンの首位である「すき家」を主軸に、そのほか「はま寿司」やファミレス「ココス」を展開しています。

M&Aに積極的であることも特徴です。

すかいらーくホールディングスの平均年収

すかいらーくホールディングスの平均年収は506万円です。

ファミレス最大手の企業で、主力はファミリーレストランの「ガスト」ですが、中華「バーミヤン」、和食「夢庵」などさまざまな業態を展開しているのが特徴です。

コロワイドの平均年収

コロワイドの平均年収は600万円です。

居酒屋「甘太郎」など展開している企業で、子会社にアトムや「牛角」運営のレインズ、カッパ・クリエイトなどがあります。

飲食店社員が収入を上げるためには?

飲食店に勤めた場合、同規模の会社間であれば、給料に大きな差はないと考えていいでしょう。

そのため、よほどの大企業でなければ、転職したとしても給料はさほど変わりません。

昇給をのぞむのであれば、役職が上がるように実力をつけ努力することが大切ですが、昇級しキャリアを築いていけるのは、ごく一部の優秀な人のみです。

また、独立して自分の店舗を構えるという方法もあります。

自分の店舗を持てば、上げた利益がすべて自分の手元にのこる一方、経営や営業についても考えなくてはならないため、仕事の負担はより増えることを覚悟しておきましょう。