保育士のやりがい(体験談)

やりがいを感じるときは?

保育士として働くうえで、やりがいを最も感じるのは、子どもの成長を感じることができた時です。今までできなかったことができるようになったときの喜びは言葉に表せないほど嬉しいものです。

たとえば・・・

・お友達とうまく遊んだりかかわることができなかった子どもが「遊ぼう」と自分からお友達に声をかけて遊ぶ姿を見たとき
・運動が苦手な子が運動会のかけっこで一生懸命走って、2番でゴールしたとき
・今まで食べられなかった苦手な物を「先生見て!!」と言って自慢げに見せながら食べたとき
・排泄をうまくできなかった子どもがひとりで上手に排泄をすることができたとき

などなど、これはほんの一例にすぎませんが、保育士は子どもの成長を日々見つけることができます。

イベントが成功したとき

子どもの成長以外では、イベントが成功したときです。

たとえば、運動会でプログラム通りにうまく進行することができたときや、クリスマス会で保育士がサンタ役になり、子どもたちに本物のサンタクロースが来たと思わせることができたときなどです。

運動会の例ですが、なかなか時間通りに進めていくというのは難しいことです。子どもが主体にしていくことですから、何があるかわからないものです。

その予測不能な状態で行事がうまく進行することができたときはやりがいを感じます。

また、そんなときは保護者の方からも感謝の言葉をいただくこともできます。

「先生。今回のクリスマス会は本当に良くて感動しました。」とか「うちの子があんなに張り切っているの見たことなかったです。」のような言葉をいただいたときは嬉しさや喜びは数段とアップします。

子どもから必要とされたとき

子どもが自分を必要としてくれたり、「ありがとう」といわれたときは「保育士をしてて良かった」と思える瞬間です。

年少くらいだとまだできないところも多々ありますが、5、6歳ころになると、なんでも一人ですることができます。

そんな子どもたちが「先生、これどうするの?」などと聞きに来て、説明し、納得すると「先生ありがとう」ときちんとお礼を言ってくれます。子どもって本当に素直なんです。

「保育士という仕事」=「やりがいのある仕事」といっても言い過ぎではないかもしれません。

子どもが好きな人、保育士に興味がある人、やりがいのある仕事をしてみたい人にはピッタリのお仕事とだと思います。