仕事で大切にしていること(体験談)

安全面

保育士の仕事で、まず第一に大切なのは安全面です。子どもが安心して過ごすことができるように、常に保育士は環境を設定し、子どもの様子を把握しています。

子どもが登園するまでに、保育室の中や園庭、ホールなど、危険のないように環境を整えていきます。

子どもと遊んでいるときでも危険な遊びをしていないか、危険な場所に行っていないかなど、常に目を光らせておく必要があります。

神経を使うので一日を終えるとかなり疲労を感じます。

援助の加減

子どもの生活の援助をすることも保育士の大切な役割です。

保育士は子どもの援助をするのが仕事ですが、援助をしすぎるのも、子どものためになりません。援助しすぎず、援助をしなさすぎずという難しいところもあります。

子どもを見守りながらできない部分だけ助けたり、言葉をかけたりしていきます。理論でわかっていても実践となるとなかなか上手くいかないというのが現状です。

先輩保育士の様子を見たりして、子どもの接し方などを勉強しましょう。

保護者とのコミュニケーション

保護者とのコミュニケーションも重要です。保護者とうまく関係を築けず、保育士を辞めてしまうという人もいます。信頼関係を築くためには日々の努力が必要で、時間もかかります。

保護者との信頼関係を築くためには、保護者に保育園での子どもの様子を伝えたり、些細なことでも保護者に報告をするようにしなければいけません。

保護者が参加できる行事(運動会や発表会など)の時は会話をするチャンスだと思いましょう。

会話することが苦手・自分から話しかけるのが苦手という保護者も結構います。そんなときに、保育士側から保護者に話しかけることがとても重要です。

話好きな保護者とばかり話しがちになるところですが、平等に会話をするということを心がけましょう。そんな保育士の姿をみて、保護者もきっと努力を認めてくれます。

そのようにして少しずつ信用・信頼されるようにしていきます。

これらは保育士として仕事をする上で大切なことの一部です。自分に何ができるかということを考えながら行動していくようにするとよいでしょう。